YouTubeなどの動画サイトで目にすることが多くなった「ASMR(エーエスエムアール)動画」。
咀嚼音やささやき声、焚き火の音など、耳元で聞こえているかのような感覚になるとクセになってしまう方が増えています。
そんな、ASMR動画を楽しむには、視聴したい音源に適したイヤホンがおすすめです。
この記事では、「有線・ワイヤレス・ノイキャン」などタイプ別におすすめのASMRイヤホン・ヘッドホンを17個紹介します。
ASMRとは?
ASMRとは、「Autonomous Sensory Meridian Response」からきており、聴覚や視覚などから感じて脳がゾワゾワする感覚のことを言います。
一般的に食べ物の咀嚼音や焚き火、包丁で切る音、耳かき音、自然音などが挙げられ、一つの音に注目しているのが特徴です。
しかし、感じ方には個人差があるため、人によっては不快に感じてしまうこともあります。
【タイプ別】ASMRのおすすめイヤホン・ヘッドホン17選
ASMRのイヤホンを選ぶ前に、そのイヤホンがどんな音に最適か把握しておくことが大切です。
こちらでは、商品の構造や特徴別におすすめのASMRイヤホンを紹介します。
ASMRの人気イヤホン
まずは、ASMRの中でも人気のイヤホンを紹介します。「どのイヤホンを選べばいいのか分からない」という方におすすめの商品です。
ファイナル(final) カナル型イヤホン E500
ファイナルのカナル型イヤホン「E500」は、ASMRの音源好きに評判の高い商品です。ASMR人気の火付け役ともなったイヤホンと言われています。
「E500」はカナル型になっており、耳に入れ込むとほどよくフィットして外部の音を遮断し、臨場感のあるサウンドが楽しめます。
「E500」は同ブランドのE2000・E3000の廉価版として作られ、2,000円前後の価格で手に入ります。
低価格ではありますが、VRや3Dオーディオの音声を聴くために作られているため、価格以上のクオリティだと評価されています。
低音や近距離間の音を得意としており、囁き声や吐息、喘ぎ声などを聴く時に最適です。
<最適な音源>
- 囁き声
- 吐息
- 喘ぎ声
有線イヤホン
次に、ファイナル E500以外のおすすめな有線イヤホンを紹介します。
ファイナル (final) EVA2020×final 3Dオーディオイヤホン
「EVA2020×final 3Dオーディオイヤホン」は、E500に比べて高音の質が良く、音声がまろやかに聴こえるという特徴があります。
アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボで作られた商品で、イヤホンジャックはエヴァの「アンビリカルケーブル」がモチーフとされています。
また、耳にジャストフィットするようにイヤーピースが左右に振れる「スウィングフィット構造」を採用しています。音の変化を鼓膜で直接感じたい方におすすめです。
価格はファイナル E500よりも少し高くなりますが、3,000円程度の価格で購入できます。
<最適な音源>
- 囁き声
- 吐息
- 高音
アルティオ (Artio) CR-S1
「CR-S1」は必要な機能だけを備えた手頃な価格帯のモデルで、6,000円前後で購入できます。
アルティオのイヤホンは立体感のある音を再現する「WARPシステム」を採用しています。
動画やゲームはもちろんのこと、これまでのイヤホンでは感じられなかった空気感や自然音もしっかりキャッチでき、スピーカーから聴いているような自然な音声を楽しめます。
また、音声だけでなく装着性にもこだわりがあります。フィットしやすいイヤホンと軽量感で、ワイヤレスイヤホンに慣れている方でも快適に装着できるでしょう。
<最適な音源>
- ゲームの音声
- 自然音
- シャワー音
アルペックス (ALPEX) HSE-A2000PN
アルペックスの「HSE-A2000PN」は、バンド「凛として時雨」のドラマーピエール中野氏がプロデュースした有線イヤホンの第2モデルとなります。
「Web会議でも使用できるイヤホンが欲しい」というユーザーの声からハンズフリーで通話可能のマイクリモコン搭載型イヤホンが作られました。
高音が滑らかで、囁き声や環境音がリアルに聴けるイヤホンで、スライムを握る音や切る音などに最適です。音の解像度がとても高く、頭の中からゾワゾワっとする感覚を感じたい方におすすめでしょう。
コストパフォーマンスも良く、3,000円前後で購入可能です。耳にしっかりと密着するタイプですので、寝ながら装着する時でも邪魔になりません。
<最適な音源>
- 喘ぎ声
- 咀嚼音
- スライム音
ワイヤレス(Bluetooth)イヤホン
近年人気が高まっているワイヤレス(Bluetooth)イヤホンは、イヤホンコードの煩わしさを感じず、どこでも手軽に音声を楽しめるのが魅力です。
そのワイヤレスイヤホンの中でも、ASMRに向いている商品を紹介します。
ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 2 M3IETW2
ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless 2 M3IETW2」は、アクティブノイズキャンセルを搭載し、交通や会話などの雑音が多い場所でもクリアな音声が楽しめるイヤホンです。
LDSアンテナとクアルコム社のチップを使い、端末との接続も安定しています。イヤホン自体のサイズはとてもコンパクトで外れにくいのも魅力です。
価格は25,000円前後と値が張りますが、リアルな音声とタッチ操作で使い勝手も十分なため、音質や機能にこだわりを持っている方におすすめです。
<最適な音源>
- ASMR全般
ジャブラ(Jabra) 完全ワイヤレスイヤホン Elite 85t
ジャブラの「Elite 85」は、完全ワイヤレスで使用シーンを選ばないイヤホンです。
音質の解像度が高く、自然音から咀嚼音、囁き声までさまざまなASMR音源に適しています。臨場感ある音質なのでASMRだけでなく、ゲームや音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
また、アクティブノイズキャンセルで外部音を完全シャットアウトし、HearThroughで周囲の音を取り込むなど、音声を聴くシチュエーションに合わせて調整できる機能が備わっています。
耳に装着するためのシリコンは3サイズ用意しており、さまざまな耳の形状にもフィットします。ワイヤレスイヤホンの装着感が苦手な方でも安心して利用できるでしょう。
<最適な音源>
- 咀嚼音
- 囁き声
- 自然音
ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット WF-H800
ソニーのワイヤレスステレオヘッドセット「WF-H800」には、CDなどの圧縮音源も良質な音に感じる「DSEE HX」が採用されています。左右それぞれのイヤホンからBluetooth信号を伝達しているので、音が途切れにくいのが魅力です。
また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaが搭載され、音声操作でニューズやスケジュールチェックが可能です。
価格は22,000円前後とイヤホンの中では高額ですが、音質だけでなく機能もこだわりたい方にはおすすめです。
<最適な音源>
- ASMR全般
- CDなどの圧縮音源
音質重視
これまで紹介してきたイヤホンでもASMR音源を聴くには十分な機能ですが、「とにかく音質にはこだわりがある!」という方におすすめのイヤホンを紹介します。
ジャブラ(Jabra) Elite 85t
イヤホンの中でも、音質にこだわりのある方にはジャブラの「Elite 85t 」がおすすめです。ノイズキャンセリング機能が搭載されており、内部と外部からのノイズを除去します。
雑音のないクリアな音声が楽しめるのが特徴です。また、本体には12mmのスピーカーが付いており、コンパクトながらダイナミックなサウンドが魅力となっています。
<最適な音源>
- 咀嚼音
- 囁き声
- 自然音
ノイズキャンセリング付き
「ASMR音源の聴くだけでなく、外出先でも音楽や動画も楽しみたい」という方には、ノイズキャンセリング付きのイヤホンがおすすめです。
ボーズ(Bose) QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones – Apple devices
ボーズの「QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」は、ノイズキャンセリング機能がとくに優れているイヤホンです。機能をオンにすれば、外出先でも雑音を完全にシャットアウトできます。
また、マイク付きリモコンで簡単に通話へ切り替えることも可能です。Appleモデルとスマートフォンモデルが用意されているのでどんな機種にも対応します。
安定した音質で細かい音を得意としているイヤホンなので、スライム音や囁き声、自然音に向いているでしょう。価格は29,000円前後で購入できます。
<最適な音源>
- ASMR全般
- スライム音
- 囁き声
- 自然音
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM4
ソニーの「WF-1000XM4」は、静寂と圧倒的な音質を求めて作られたワイヤレスイヤホンです。同タイプの「Wf-1000XM」よりも高いノイズキャンセリング機能を搭載し、低音から高音までのさまざまな雑音をシャットアウトします。
風を検知すればフィードフォワードマイクが自動でオフになるため、外出先でもクリアな音声が保たれます。
さらに、音量を一時的に抑え、周りの音を聞き取りやすくするクイックアテンションモードも採用しています。音質や雑音排除にこだわりを持って作られた商品です。価格は34,000円前後です。
<最適な音源>
- ASMR全般
マイク付き
Web会議や通話の機会が多い方は、マイク付きのイヤホンを選ぶと便利です。
ワンモア(1MORE) Triple Driver In-Ear Headphones E1001
ワンモアの「 Triple Driver In-Ear Headphones E1001」は、バランスドアーマチュアとダイナミックドライバーを採用し、低音から高音までバランス良く表現できるようになったイヤホンです。
このイヤホンにはマイクが搭載されており、イヤホンを付けながら簡単に通話ができます。iOSとAndroidどちらにも互換性を持ち、スマホやPCの種類に関係なく使用可能です。
価格は15,000円前後で購入できるため、コスパの良いイヤホンを探している方や仕事でも使いたい方におすすめです。
<最適な音源>
- ASMR全般
ソニー(SONY) 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX155AP
ソニーの「MDR-EX155AP」はコンパクトでカラフルな見た目が特徴のイヤホンです。
イヤホンケーブルにはマイクが搭載されており、ハンズフリー通話やリモコンで音楽操作が可能です。サウンドの音漏れを防いでくれるので、通勤中も気にせずに利用できます。
価格は3,000円前後とマイク付きのイヤホンの中ではリーズナブルな設定なのも魅力です。
<最適な音源>
- ASMR全般
ハウジングが小さい
イヤホンに密着感が欲しい方は、ハウジングの大きさで選ぶといいでしょう。
エージー (ag) TWS05K
エージーの「TWS05K」は、8.8mmのダイナミックドライバーを搭載し、低音から高音までクリアな音質を楽しめるワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングやイコライジングといった機能は搭載されていませんが、ゴアテックス系フィルターで防水の対応と一般的なイヤホンよりハウジングが薄く作られています。
価格は13,000円前後で、安定した装着感を求める方におすすめの商品です。
<最適な音源>
- ASMR全般
パラソム (Parasom) 睡眠用イヤホン S1
パラソムの「S1」は寝ながらでも耳が痛くならないように、ハウジングが小さめに作られています。イヤホン自体の素材が柔らかく、寝転んでもしっかりフィットしてくれるのが魅力です。
また、6mmのイヤホンユニットで厚みがある音質、とがりのないクリアな音質に仕上がっており、「イヤホンをつけると圧力が気になる」「長時間つけていると耳が痛くなる」という方に最適です。価格は1,500円前後で購入できます。
<最適な音源>
- ASMR全般
バイノーラル技術のイヤホン
3Dの立体的な音質を楽しみたい方には、バイノーラル技術が搭載されたイヤホンがおすすめです。
ファイナル (final) VR3000 for Gaming
ファイナルの「VR3000 for Gaming」は、ゲームや3Dのサウンドなどの立体感のある音を聴くために作られたイヤホンです。
RPGの世界観を本物のように感じられるのはもちろん、焚き火や川のせせらぎなどの環境音にも向いています。
また、着用した時に圧迫感が出ないよう、耳に負担の少ないシリコンが使用されています。音質だけでなく装着感も優れているのが魅力です。
付属のイヤーフックを使用すれば、歩行時に服に擦れて聞こえる雑音も防げます。価格は8,000円前後で購入可能です。
<最適な音源>
- ASMR全般
- 自然音
ヘッドホン
安定した装着感が好みの方はヘッドホンタイプのイヤホンがおすすめです。
ウルトラゾーン (ULTRASONE) PRO580i
ウルトラゾーンの「PRO580i」は、50mmの大型ドライバーを使用し、モニタースピーカーにも劣らない音質で再生できます。耳全体をしっかりとホールドし、長時間つけていても疲れないのも特徴です。
また、「S-Logic ™ Plus」を搭載し、リアルな空間を音で再現しています。価格は16,000円前後とリーズナブルで購入しやすいのも魅力でしょう。
<最適な音源>
- ASMR全般
- 耳かき音
オーディオテクニカ(audio-technica) ATH-M30X
オーディオテクニカの「ATH-M30X」は、8,000円前後で購入できる定番のヘッドホンです。解像度の高い音質で重低音までハッキリとしたサウンドを楽しめます。
耐久性や装着感も優れており、動画の視聴からゲームのサウンド、ASMR音源までさまざまな用途で使われています。モニターヘッドホンから聴こえるフラットな音声を聴きたい方におすすめです。
また、ヘッドホンをつなぐコードは片出し式で絡みにくく、本体は持ち運びやすいよ折りたたむこともできます。外出時でも使用したい方は、なるべくかさばりにくいタイプを選ぶようにしましょう。
<最適な音源>
- ASMR全般
- 耳かき音
ASMR向けイヤホン・ヘッドホンの選び方
これまでおすすめのイヤホンやヘッドホンを17個紹介してきましたが、イヤホンを買い慣れていない方には何を基準に選べばいいのかわからないと思います。
ASMR向けのイヤホン・ヘッドホンを購入するときは、以下6つのポイントをチェックして選んでみましょう。
- 音質重視なら有線イヤホン
- ケーブルが面倒ならワイヤレスイヤホン
- ノイズキャンセリング機能の有無
- マイク機能の有無
- インナーイヤー型よりもカナル型のイヤホン
- 就寝時の利用はハウジングが小さいもの
- バイノーラル技術が使われているか
音質重視なら有線イヤホン
ASMRの音質をよりリアルに感じたい場合は、有線のイヤホンがおすすめです。
音声と映像にズレがなく、動画の際もストレスなく視聴できます。また、イヤホンの中でもダントツに音質が良く、立体感や透明感、高低音の違いなどをリアルに実感できるタイプでしょう。
ワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどは、20,000〜30,000円してしまうものも多いですが、有線イヤホンは10,000円前後で手に入るため、初心者が試しやすい価格帯です。
また、有線タイプはデバイスとのペアリングが不要なので、購入したらすぐに使い始められるのもメリットです。
服に擦れたときの雑音が気になる方は、ワイヤレスかつるつるしたコードの有線にしましょう。
ケーブルが面倒ならワイヤレスイヤホン
ケーブルがわずらわしい方には、ワイヤレスイヤホンがおすすめです。
ワイヤレスイヤホンには、左右のイヤホンが完全に分離している「完全ワイヤレスイヤホン」とイヤホン同士がケーブルでつながっている「ワイヤレスイヤホン」の2種類があります。
有線イヤホンと同じ原理で、ケーブルでつながる「ワイヤレスイヤホン」の方が音質が良く安定していますが、「完全ワイヤレスイヤホン」にはコンパクトで持ち運びやすく、どんなシチュエーションでも使用しやすいメリットがあります。
音質や安定感を求める方は「ワイヤレスイヤホン」、ケーブルのわずらわしさをなくして手軽さを求める方は「完全ワイヤレスイヤホン」を選びましょう。
ノイズキャンセリング機能の有無
ノイズキャンセリング機能とは、交通音や他人の会話などをシャットアウトし、聴いている音源だけに集中できる機能のことを言います。周りを気にせずに自分の世界に没頭したいという方におすすめです。
ノイズキャンセリング機能が搭載されているイヤホンは、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどに多くあります。
この機能が付くことによって価格が大きく変わることがあるので、自分に必要かどうか検討してからイヤホンを選ぶようにしましょう。
また、音に集中しすぎると事故につながる可能性もあります。使用するときは十分注意するようにしてください。
マイク機能の有無
イヤホンの中には、音量調節する部分にマイクが付属しているタイプもあります。
マイク付きのイヤホンは、音源を聴いている最中に電話がかかってきたときにハンズフリーで通話できます。また、パソコンに接続すればWeb会議でも使用可能です。
マイク付きには、イヤホン本体に付いているものと音声調節コード部分についているものがありますが、安定した音声を相手に届けられ、雑音が入りにくいタイプを探している方は、本体にマイクが付いているタイプがおすすめです。
インナーイヤー型よりもカナル型のイヤホンがおすすめ
一般的にイヤホンには「インナー型」と「カナル型」の2種類があります。ASMR音源をより良く感じるのであれば、密着性が高く、音をしっかり遮断するカナル型のイヤホンがおすすめです。
インナーイヤー型は空気感を感じるのに適していますが、密着性が低くASMR音源の魅力を引き出しにくいので、ASMRにはあまり向いていません。
カナル型のイヤホンならシリコンでできている、イヤーピースを付け替えることで密着性も調節できます。音質やつけ心地を求める方は、カナル型を選びましょう。
就寝時の利用はハウジングが小さいものがおすすめ
「就寝時にASMRを聴いて癒されたい」という方も多いでしょう。しかし、通常のイヤホンは圧迫されて痛くなったり、睡眠の質を下げてしまう原因となったりします。
そのため、寝ながらイヤホンを装着する場合はハウジングが小さいものがおすすめです。ハウジングが小さければ、顔を下にしたときに感じる耳への圧迫感が少なく、より快適に使用できます。
ハウジングのサイズの違いが分からない場合は「寝ホン」として紹介されているイヤホンを選ぶといいでしょう。
バイノーラル技術が使われているか
バイノーラル技術が使われているかも、イヤホン選びの重要なポイントです。
バイノーラル技術とは、一般的に「3Dの音質を聴くための技術」と呼ばれていて、ASMRやゲームのサウンドを立体的に感じられたり、自分が実際にその場にいるような感覚が再現されます。
バイノーラル技術が搭載されているイヤホンは、有線・ワイヤレス・ヘッドホンどのタイプにもあります。使い勝手や耳への密着性を比較しながら選んでみてください。
ASMRはイヤホンとヘッドホンどちらが最適?
上記では、イヤホンの形状や搭載されている技術からの選び方を解説しましたが、イヤホンとヘッドホンではどちらがよりASMRを楽しめるのでしょうか。イヤホンとヘッドホンの特徴をそれぞれ説明していきます。
イヤホンの特徴
気軽にどこでも使える
イヤホンには有線付きイヤホンとワイヤレスイヤホンの2タイプがあります。どちらも軽量で持ち運びやすく、外出先で気軽に使えるのがメリットです。鞄やポケットに入れておきたい方には、イヤホンの方が適しています。
寝ながらでも使える
寝ながら動画やサウンドを楽しむ場合は、ヘッドホンよりイヤホンの方が向いています。
横になったとき、イヤホンに顔が圧迫され痛くなってしまう場合があるので、ハウジングが小さいイヤホンを選んだ方が快適に使用できるでしょう。
長時間聴くと耳が痛くなる
イヤホンはヘッドホンとは違い、耳の中に圧迫感があります。そのため、長時間装着していると、耳が痛くなる人が多くいます。日頃から気圧に弱い方は、イヤホンの圧力で頭痛を引き起こしてしまう場合もあるようです。
ヘッドホンの特徴
臨場感のあるサウンドを味わえる
有線イヤホンは音質が良いとお伝えしましたが、包み込まれるような臨場感を味わいたい方にはヘッドホンの方がおすすめです。外部の音も遮断され、サウンドに集中できるのはヘッドフォンの魅力でしょう。
長時間でも耳が疲れにくい
イヤホンの特徴でも説明しましたが、ヘッドフォンの方が耳への圧迫が少ないため長時間でも耳が痛くなりにくい・疲れにくいというメリットがあります。長時間ASMR動画を楽しみたい方にはヘッドフォンが最適でしょう。
持ち運びが大変
上記のようなメリットがある一方で、ヘッドフォンには持ち運びにくいというデメリットがあります。中には折りたためるタイプもありますが、イヤホンに比べるとかさばってしまうのが難点です。
迷ったらどこでも使えるイヤホンがおすすめ
このように、イヤホンとヘッドフォンにはそれぞれメリット・デメリットがあります。自分が使用するシチュエーションを考えて、より最適なタイプを選んでみてください。
それぞれの特徴を見ても迷ってしまう場合は、どこでも手軽に使えるイヤホンがおすすめです。イヤホンでASMR動画を体感してみて、魅力を感じるようなら自宅用としてヘッドフォンを購入してみるとよいでしょう。
まとめ
この記事では、ASMRにおすすめなイヤホン・ヘッドホンを16個紹介し、「有線・ワイヤレス・ノイキャン」などタイプ別に特徴を解説してきました。
ASMRの魅力を十分に感じるには、6つのポイントを基準にイヤホン・ヘッドホンを選ぶ必要があります。
イヤホン・ヘッドホンの選び方のポイント
- 音質重視なら有線イヤホン
- ケーブルが面倒ならワイヤレスイヤホン
- ノイズキャンセリング機能の有無
- マイク機能の有無
- インナーイヤー型よりもカナル型のイヤホン
- 就寝時の利用はハウジングが小さいもの
- バイノーラル技術が使われているか
音質にこだわりを持つ方は有線イヤホン、外出先でも使用したい方はケーブルがないワイヤレスイヤホン、ハンズフリーや仕事にも使いたい方にはノイズキャンセリング機能がおすすめです。
このように、イヤホンにはさまざまな機能がありますが、スペックが高くなっていくにつれて価格も上がっていきます。値段と相談しながら自分が欲しい機能が備わっているイヤホンを選んでみてください。
参考:final 公式ストア