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カナル型イヤホンのおすすめ20選!低価格・有線・ワイヤレスなどタイプ別に紹介

目次

カナル型イヤホンとは

カナル型イヤホンとは、イヤーピースと呼ばれる耳栓のようなチップが付いているイヤホンのことです。密閉型とも呼ばれるようにイヤーピースが耳の穴を密閉するので、遮音性が高く音楽がダイレクトに耳に届きます。

左右が独立した完全ワイヤレスタイプのものや、ネックバンドタイプ・有線タイプと種類も多く、昨今のイヤホン市場のメインとなっています。

カナル型とインナーイヤー型の違い

似たようなタイプに、「インナーイヤー型」というものもあります。それぞれ特徴、メリット・デメリットがあるので解説していきます。

カナル型イヤホンの特徴

カナル型イヤホンは遮音性が高く、ダイレクトに音が耳に届くのが魅力です。音が逃げにくいので、細かくて小さな音や、迫力のある重低音・繊細な高音を楽しみやすいと言われています。

耳から外れにくいので、ランニング等のアクティブなシーンにもおすすめです。音漏れも少なく、職場や静かな場所での着用にも向いています。メリットが多いことから、現在のイヤホン市場はカナル型がメインです。選択肢が多いので、自分にあった価格・性能のイヤホンを選びやすいでしょう。

ただし、遮音性が高いだけに周りの音に気付きにくいのが難点です。また、耳の異物感が苦手という人や、耳が痛くなるという人もいます。とはいえ、複数のチップが付属品として用意されていることも多いので、自分に合うチップを選ぶことである程度デメリットを解消できます。

インナーイヤー型イヤホンの特徴

インナーイヤー型イヤホンとは、耳にかけるようにして使うイヤホンのことです。代表的なイヤホンとしては、iPhoneの純正イヤホンやAirpodsなどが挙げられます。

魅力は、カナル型にはない楽な着け心地です。耳の穴の異物感がないので、何時間でも着けていられます。外の音もよく聞こえるので、事故が心配な人にもおすすめです。また、カナル型と比べて音の広がりを再現するのが得意と言われています。

一方カナル型に比べると遮音性が低く、電車やバスの中などでは音楽に集中しにくいのが難点です。また、音が外に逃げてしまって低音が弱くなってしまったり、細かな音が聞こえなかったりすることもあります。音質重視の人には少し不向きな印象です。また、耳から外れやすいので、激しい運動には向きません。

【タイプ別】カナル型イヤホンのおすすめ20選

ここからは、おすすめのカナル型イヤホンをタイプ別に紹介していきます。なお、価格・料金はすべて2022年1月時点のものです。

有線

まずは、有線タイプを紹介していきます。

ソニー(SONY) 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-N1

XBA-N1は、SONYが販売する音質と音の広がりが魅力のイヤホンです。価格は約25,000円と高価な部類ですが、とにかく音質重視という人はぜひチェックしてみてください。

一番の魅力である音質の秘密は、9mmのダイナミックドライバーユニットとHDスーパートゥイーターをあわせたハイブリッドドライバーシステムです。

端的に言えば、低音が得意なドライバーと高音が得意なドライバーを組み合わせることで、高音質を実現する技術のことです。ケーブルを銀コートに芯を分離することで音質の劣化を抑えるなど、徹底的に音質にこだわっています。

またソニー独自の360度オーディオも魅力です。頭の形や耳の形にあわせて音をカスタマイズし、臨場感のある音を再現してくれます。

さらに、従来のイヤホンの悩みだった「断線」への対処もバッチリです。ケーブル部分を付け替えることができるので、万が一断線しても交換できます。絡みにくいケーブルを採用しているので、外出用にはもちろん、自宅でじっくり音楽を聴きたい人にもおすすめです。

オーディオテクニカ(Audio Technica) スマートフォン用インナーイヤーヘッドホン 

ATH-CK350iSは、日本の音響メーカーであるオーディオテクニカが販売するエントリーモデルです。価格は2,948円(税込)とリーズナブルなので、1,000円台のイヤホンからのステップアップにもおすすめです。

10mmの大口径ドライバーに加え、イヤホン内に通気孔を設けることで、高音質と迫力のある低音を実現しました。1万円以上の高価格帯イヤホンと比べてもドライバーサイズは大きく、メリハリのある音を楽しめます。

音量・スキップ等の操作ができるリモートコントローラーがコードに付いているので、スマホやPC側の設定を開かずとも操作が可能です。

内蔵マイクを兼ね備えているので、通話もできます。マイクは余計な音を拾わないように設計されているので、テレワークにもぴったりです。ベージュ・ブルー・ピンク・レッド・ブラック・ホワイトとカラバリも豊富です。

ATH-CKS550XiS

ATH-CKS550XiSは、有線イヤホンをコスパと音質で選びたい人におすすめです。

オーディオテクニカの強みである9.8mm SOLID BASS HDドライバー、高精度設計の磁気回路を採用しており、キレのある重低音を実現しています。大口径の音導管を採用することでハイレゾ音源に対応し、豊かな音の再現が可能です。特に低音の評価は各ECサイト上でも評判でした。

イヤーピースはXS〜Lまで4種類用意されているので、耳のサイズに合わないか不安な人にもおすすめです。耳元に近い箇所に設置したマイク・コントローラーを兼ねたパーツのおかげで、通話時に余計な音を拾いにくく、ビデオ会議にもぴったりです。

カラーはブラック・レッド・ブルー・ベージュの4種類ラインナップしているので、好みにあわせて選ぶことができます。価格は5,148円(税込)ですが、ECサイトの中では、3,000円強で購入できるサイトもあったので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

パナソニック(Panasonic) ステレオインサイドホン RP-HDE10

RP-HDE10は、パナソニックが販売する有線タイプのイヤホンです。ハイレゾ音源に対応しつつ、15,000円程度で購入できるのが魅力です。

高音質の秘密は、11.5mmにもなる大型ドライバー。迫力のある低音、歪みのない高音域を高い解像度で再現。コイル・マグネット・振動板をイヤホン内に、外部をアルミハウジングで設計することで、ドライバーから出る音をさらに磨き上げてくれます。

大口径ポートとホーン型のイヤーピースを採用することで、広がりのある音、繊細な高音も実現しました。

着脱式のコードは、高音質重視コード・iOS・Androidに対応したリモコン・マイク付きコードの2種類です。断線しても片方を使えますし、交換もできます。イヤーチップはXS〜Lまで4種類、コンパクトなボディのおかげで、耳の中にすっぽり収まりやすくなっています。

耳が痛くなるか不安な人や、サイズが心配な人にもおすすめです。ボディカラーはシルバー1色のみですが、洗練されたデザインなので服装を選びにくいでしょう。

ワイヤレス

次に、ワイヤレスのカナル型イヤホンを紹介していきます。

アップル(Apple)AirPods Pro

AirPods Proは、iPhoneユーザーならぜひ検討してほしい商品です。Apple製品との相性が良く、フタを開けるだけでiPhoneやiPadとの接続ができます。

さらに、充電容量をリアルタイムで確認することも可能です。左右・前後・上下から音が聞こえるような、Apple独自の空間オーディオにも対応しています。専用に開発されたスピーカードライバを搭載し、従来のAirpodsからカナル型にすることで、繊細な高音や重低音を楽しめるようになりました。

そのうえ、トップクラスとも評されるアクティブノイズキャンセリングも搭載しています。外側のマイクと内側のマイクによって、外の音も耳の中の音も打ち消して、音楽に没入できる静寂を作り出してくれます。

自然な外音取り込み機能もついているので、面倒なイヤホンの着け外しも不要です。マイクの音質も高く、ノイズのないクリアな声が相手に届きます。耳の圧迫感も控えめなので、カナル型イヤホンデビューにもおすすめです。

パナソニック(Panasonic) ワイヤレスステレオインサイドホン RZ-S30W

パナソニックのRZ-S30Wは、音質にもデザインにもこだわった完全ワイヤレスイヤホンです。

シンプルな正円にリング形にオーナメントを設計することで、まるでイヤリングのようなデザインです。カラバリもグリーン・ブラック・ホワイトと、ファッションに合わせやすいのが魅力です。

パナソニックが培ってきた音質はもちろんですが、イコライザで自分好みの音にカスタマイズできます。低音を強めにしてEDMやダンスミュージックを楽しんだり、高音を抑えて聞き疲れを抑えたりと、自分の好みやシーンに合わせて楽しんでみてください。

また、高性能MEMSマイクを搭載しているので、クリアな声を相手に届けることができます。マイクが直接風に当たらない「ラビリンス構造」を採用することで、風切音がしません。IPX4の防滴仕様なので、突然の雨でも安心感があります。

イヤホン単体で7.5時間、充電ケースを含めて30時間の連続再生も可能です。15分の充電で90分の再生を可能にする急速充電にも対応しているのも嬉しいポイントです。

ネックバンド型

次に、ネックバンド型のカナル型イヤホンを紹介していきます。

ソニー(SONY) h.ear in 2 Wireless WI-H700

h.ear in 2 Wireless WI-H700は、ソニーの人気ネックバンド型イヤホンです。

ソニーの得意分野である音質が一番の魅力です。直径9mmの小型高感度ドライバを搭載しており、迫力のある低音と伸びやかな高音を楽しめます。

また、本来ハイレゾ音質を楽しむにはハイレゾ音源が必要です。しかし、h.earなら、MP3音源であってもハイレゾ相当の音質にアップスケールできます。高音質を楽しみたいけど、音楽を楽しむのはサブスクやYouTube等がメイン、という人におすすめです。

SONYオリジナルのサウンドモードを5つ用意しており、サウンドのカスタマイズが可能です。さらに独自にカスタマイズできるイコライザーを用意しているので、低音を強調したり高音を抑えたりと、徹底的に自分好みの音を作れます。

連続再生時間は8時間と長いので、1日中使いたい人にもぴったりです。価格も15,000円(税込)程度とリーズナブルです。ブラック・ゴールド・ブルーなど、全6色から選べます。

ボーズ (Bose) Bose QuietControl 30 wireless headphones

ボーズのQuietControl 30は、Quiet(静寂)の名前の通り、ノイズキャンセリングが魅力の商品です。

Boseの得意分野であるアクティブノイズキャンセリングは、イヤホンの内側・外側に設計されており、周囲の雑音を打ち消し、逃して耳の中に入った雑音も打ち消してくれます。人混みの雑踏や空調の音までカットする、「消音」とまで称される性能が魅力です。

またノイズキャンセリングレベルを調整できるので、強いノイズキャンセリングは苦手という人も安心して使えます。

また音量に合わせて自動でイコライザを設定し、どんな音量でもバランスの取れた音を楽しめるようになっています。たとえば音量を上げたときに刺さるような高音を少し抑えたり、中音域を強調したりと、自動で調整してくれます。

本体重量はわずか65gと軽く、肩も凝りません。価格は当初35,000円程度でしたが、現在は25,000円程度で購入できるサイトも見られます。生産終了品なので、今が狙い目です。

5000円以下

次に、5,000円以下のカナル型イヤホンを紹介していきます。

サウンドピーツ(SoundPEATS) 完全ワイヤレスイヤホン TRUEFREE 2

TRUEFREE 2は、SoundPEATSが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。

魅力はなんといっても3,383円(税込)という圧倒的な安さです。安いだけでなく、国内最大級ビジュアル・オーディオアワードであるVGPの受賞経験もある実力派です。

6mmのドライバーに複合振動板を使用したドライバーユニットを搭載することで、高音質を楽しむことができます。高品質マイクも搭載されているので、イヤホンを着けたまま通話することも可能です。

さらに、イヤホンの重さは4.7gと軽く設計されています。IPX7相当の防水性能があるので、ランニングにもおすすめ。ちょっとした雨なら外さなくてもOKです。イヤホン単体の再生時間は4時間、付属の充電ケースと合わせれば20時間の使用ができます。Type-C充電に対応しているので、ケーブルの互換性に悩む必要もありません。

コスパ重視で完全ワイヤレスイヤホンを選びたいなら、第一候補になり得る商品です。

ソニー(SONY) 密閉型インナーイヤーレシーバーMDR-XB55

MDR-XB55は、SONYが販売する、低音重視派におすすめのイヤホンです。

小型化・高感度化を実現した独自開発の12mmドライバーユニットを開発し、16mmドライバーユニット並みのドーム面積を実現しました。小型でありながら、大迫力の低音と豊かな中高音域を楽しめるのが魅力です。

一番の魅力はベースブースターです。通気孔を設置することで、低音が強いのにリズムの取れた、「グルーヴ感」を楽しめます。EDMやダンスミュージックにはもちろん、ロックやポップスも低音盛りだくさんで楽しみたい人におすすめです。

耳の奥まで装着できるアングルドイヤーピース・フィット感を向上する2種類の硬度のシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースによって、高い遮音性と快適な装着感を両立しました。

耳に近いところで音を鳴らせるため、音質も向上します。価格は4,378円(税込)とリーズナブルなので、コスパ重視の人におすすめです。

ファイナル(final) 「E3000」FI-E3DSS

ファイナルは、神奈川県に本拠地を構える日本のオーディオブランドです。世界トップクラスとも言われる高級ヘッドホンからお求めやすいエントリーモデルのイヤホンまで、さまざまな商品を販売しています。

音質はもちろんですが、高いデザイン性も魅力です。今回紹介するE3000は、4,000円以下で購入できるエントリーモデルながら、ハイレゾ音源に対応しています。

直径6.4mmのダイナミックドライバーが広帯域の音を再現しつつ、ステンレスの筐体が音の歪みを抑え、筐体背面の通気孔が低音を伸びやかに再現することに貢献。音質にもこだわった1品です。

音作りは、「余計な強調をしない」ことをコンセプトに、一般的に強調される高域をあえて強調しないことで、その前後の帯域の音を目立たせています。ありのままの音が聞きたいという人にもおすすめです。

音がダイレクトに伝わるスウィングフィット機構は、同時に耳の穴の傾きに程よくフィットします。2種類のシリコン素材と細かな加工を施したイヤーピースのおかげで、耳の異物感も抑えられます。さまざまなアワードも受賞した文字通りの実力派なので、忠実な音を楽しみたい、こだわり派におすすめです。

ノイズキャンセリング

ここからは、ノイズキャンセリングに対応したカナル型イヤホンを紹介していきます。

パナソニック(Panasonic) ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ70W

EAH-AZ70Wは、パナソニックのHi-FiオーディオブランドであるTechnicsから販売されているイヤホンです。

小型化が重視されている完全ワイヤレスイヤホンですが、高音から低音まで幅広い音域を再現する直径10mmのダイナミックドライバーを搭載しています。さらに、低音・高音を再現するアコースティックコントロールチャンバー・高音域の伸びを再現するグランフェンコートPEEK振動板によって、ドライバーの性能をいかんなく引き出してくれます。

デジタル制御・アナログ制御を組み合わせたデュアルハイブリッドノイズキャンセリングによって、高音質にどっぷり没入できるのも魅力です。イヤホンの外側の音はデジタル式で精密かつ大幅にノイズを削減し、耳内部の音は速度重視のアナログ方式でノイズを削減します。

高性能のMEMSマイクとビームフォーミング機能・風切音の影響を受けにくいラビリンス構造によって、ノイズの少ない通話も可能です。

ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM3

WF-1000XM3は、ソニーの大人気完全ワイヤレスイヤホンです。

各レビューサイトでも1位と評されるノイズキャンセリングが備わっています。高音質ノイズキャンセリングプロセッサーであるQN1eによって、効果的なノイズ処理が可能になりました。

さらに、イヤホン外側のノイズと耳内側のノイズを計測して、ノイズを打ち消す逆位相の音を生成します。遮音性の高いソニーこだわりのイヤ―ピースも合計7種類付属しているので、自分の耳にぴったりハマります。

SONYこだわりの音質も魅力です。完全ワイヤレスイヤホンでもハイレゾ級の音質を楽しめるだけでなく、圧縮音源であるストリーミングアプリの音源もハイレゾ級の音質にアップスケールするDSEE HXを搭載しています。

イヤホン単体の連続再生時間はノイズキャンセリングONで6時間・OFFで8時間可能です。さらにバッテリーケースを併用すれば、最大32時間の連続再生ができます。価格も18,000円弱と抑えらているので、気になる人は今が狙い目ですよ。

大容量バッテリー

充電が面倒な人は、大容量バッテリーのイヤホンを選ぶのがおすすめです。ここからは、大容量バッテリーが魅力の商品を紹介していきます。

ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット WF-H800

WF-H800は、最長8時間のロングバッテリーが魅力です。ケースと合わせれば最大16時間の連続再生、10分の充電で70分の再生が可能な高速充電に対応しています。

DSEE HX技術を搭載しているので、ハイレゾ音源でない音源でもハイレゾ級の音質にアップスケールすることが可能です。手間をかけずに高音質を楽しみたい人や、サブスクやYouTube等のストリーミングでも高音質を楽しみたい人におすすめです。

さらに、ソニー独自の360°オーディオにも対応しています。イコライザも搭載しており、低音や高音を強調したり、控えめにしたりと自在にカスタマイズが可能です。ハンズフリー通話・片側単体の使用にも対応しているので、ビデオ会議用としても向いています。

価格も15,000円以下なので、リーズナブルに高音質を体感したい人にぴったりです。カラバリはブラック・レッド・アッシュグリーン・オレンジ・ブルーの5色と、ポップなカラーが揃っているので、ファッション感覚で身につけられますよ。

ワイヤレス充電可能

ここからは、ワイヤレス充電に対応したカナル型イヤホンを紹介していきます。

ジャブラ(Jabra) Elite 85t 100-99190000-40

Jabraはデンマークのオーディオブランドです。近年じわじわと人気を集めるメーカーですが、なかでもElite 85tはノイズキャンセリングと高音質が魅力です。

ジャブラ独自のアクティブノイズキャンセリングは、耳の外・中のノイズを感知してノイズを打ち消す音を発生させることで、静寂を作り出してくれます。進化もめざましく、近年トップクラスのノイズキャンセリングと評されることもしばしばあります。

さらに11段階で調整することができるので、程よく周囲の音を聞くことも可能です。外音取り込みモードはワンタッチで起動できるため、イヤホンを頻繁に着け外しする必要はありません。

イヤホン単体の再生時間は7時間、バッテリーと合わせれば31時間の連続使用が可能です。ワイヤレス充電に対応しているので、帰ったらイヤホンとケースをパッドに置くだけで充電できます。

12mmの大口径ドライバー・調整可能なイコライザーを搭載することで、大迫力の低音と中高音域を楽しめます。価格はメーカー公式で29,480円(税込)とやや高めの部類ですが、長く使える便利なイヤホンをお探しの人におすすめです。

IPX7の防水

ここからは、防水性能に優れるIPX7防水に対応したカナル型イヤホンを紹介していきます。

アンカー(Anker)Soundcore Liberty Neo 2

Ankerは、近年ますます人気を博すブランドです。そのSoundcore Liberty Neo 2は、5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンとして高い人気を誇ります。

3層構造の8mmドライバ・Anker独自のイコライザアプリによって、好みの高音・低音を楽しむことができます。またIPX7相当の防水規格をクリアしているので、雨の中やランニング中でも使用可能です。

充電ケース付きで最大40時間、イヤホン単体でも10時間の連続再生ができます。完全ワイヤレスイヤホンとしてはトップクラスのバッテリー持続時間を誇るので、1日中作業したい人にもおすすめです。

またワイヤレス充電にも対応しているので、充電の手間もかかりません。片耳でも使用可能なので、テレワーク時のマイクとしてもおすすめです。イヤーチップは4種類、フィット感を高めるイヤーウイングは2種類付属しているので、幅広い人の耳にフィットしてくれます。

ハイレゾ再生対応

ここからは、音質重視の人におすすめのハイレゾ再生に対応したカナル型イヤホンを紹介していきます。

オリジナルベーシック(ORIGINAL BASIC) HP-HM30

オリジナルベーシックは、ビッグカメラのオリジナルブランドです。HP-HM30は、2,000円以下で購入できるにも関わらずハイレゾ音源に対応しています。

ハイレゾ対応イヤホンは安くても5,000円、10,000円以上が基本という印象ですが、こちらはかなりリーズナブルです。低価格ではありますが、大口径10mmのドライバーによる低音・伸びやかな高音も期待できます。また有線タイプなので遅延の心配はほとんどありません。

カラバリはブラック・シルバー・グリーン・ブルー・ピンクの5種類。コードが絡みづらいフラットケーブルに加え、断線しにくいようにイヤホンとケーブルの接続部分を補強しています。カバンの中でコードが絡まって、ダメージが蓄積して断線といったトラブルが起きにくいのが魅力です。

マイクを搭載したリモコンもケーブルに付いています。ハンズフリー通話にも対応しているので、テレワーク用としてもおすすめです。

マイク付き

ここからは、テレワークにおすすめの、マイク付きイヤホンを紹介していきます。

パナソニック(Panasonic) ステレオインサイドホン RP-HDE5M

RP-HDE5Mは、パナソニックが手掛けるハイレゾ対応の優先イヤホンです。価格はおよそ7,000円とハイレゾ音源対応イヤホンの中では比較的リーズナブルなので、「ハイレゾ音源を楽しみたいけど、予算的には5,000円よりもう少し出せる」という人におすすめです。

ハイレゾ音源に対応するだけでなく、その音源を精密に楽しめるように、音質にもこだわっています。たとえば、迫力のある低音と伸びやかな高音を再現する11.0mmHDアキシャルドライバー・幅広い音域(5Hz〜45kHz)まで対応したMLF振動板も搭載しています。

音の通り道を一直線にすることで、ドライバーの実力を最大限引き出してくれます。超多層フィルム・エキストラコントロールマグネットによって、パワフルなサウンドと高解像度の音質を実現しました。ハンズフリー対応のマイク付きリモコンが付属しているので、テレワークやビデオ会議用としてもおすすめです。

コードの長さを調整できるアジャストホルダー・XS〜XLまでのイヤーチップも付属しています。音質にこだわるなら、ぜひチェックしてみてください。

リモコン機能付き

ここからは、スマホを出さずに操作ができるリモコン機能付きイヤホンを紹介していきます。

オーディオテクニカ(AudioTechnica) ワイヤレスヘッドホン ATH-CK200BT

ATH-CK200BTは、オーディオテクニカのエントリーモデルに当たるワイヤレスイヤホンです。

直径9mmの大口径ドライバを採用することで、エントリーモデルとは思えない伸びやかな音と重低音を実現しました。再生周波数帯域は20~24000Hz・出力音圧レベルは100dB/mW・インピーダンスは16Ωと、エントリーモデルとしてはかなりスペックにこだわっている印象です。連続再生時間は最大7時間と長いので、長時間の作業用としてもおすすめです。

インラインコントローラーを搭載しており、音楽・動画・通話の操作ができます。スマホに触れずとも操作できるので、手が不自由な満員電車にもぴったりです。4種類のイヤーピースと小さめの筐体のおかげで、圧迫感も控えめになっています。

カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ベージュ・レッドと、ファッションの差し色としても使えるようなデザインです。公式サイトの価格はおよそ5,000円程度ですが、Amazon等のECサイトなら3,000円程度で購入可。コスパにこだわる人にもおすすめです。

AAC・aptXコーデックに対応

ここからは、高音質コーデックであるAAC・aptXに対応したイヤホンを紹介していきます。

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 2 M3IETW2

ドイツの音響メーカーであるゼンハイザーは、75年間の歴史がある老舗です。

MOMENTUM True Wirelessは、完全ワイヤレスイヤホンとして根強いファンもいるモデルです。ドイツ本社で開発した7mmのドライバにクアルコム社のチップを搭載することで、迫力のある低音と伸びやかな高音を再現します。イコライザーを搭載しているので、自分好みに音をカスタマイズすることも可能です。

高音質コーデックであるaptX・iPhoneの対応コーデックでもあるAACにも対応しているので、使っているデバイスの音源を最大限発揮してくれます。パッシブ+アクティブを組み合わせたノイズキャンセリングを搭載しているので、高音質に没頭することができます。

イヤホン単体で7時間、充電ケースを合わせて最大28時間のロングバッテリーも魅力です。IPX4の防水に対応しているので、ランニングやちょっとした雨なら問題ありません。音質にこだわる人に、 周囲の環境に邪魔されず音楽を楽しみたい人におすすめです。

グライディック(GLIDiC) 完全ワイヤレスイヤホン Sound Air TW-7100

GLIDiCは、ソフトバンクグループが手掛けるオーディオブランドです。「モバイルのためのオーディオブランド」を掲げ、さまざまなイヤホンを販売しています。

Sound Air TW-7100は、10,000円程度で購入できる完全ワイヤレスイヤホンです。カスタムイヤホンメーカーである「カナルワークス」監修のもと、フィット感にこだわって設計しました。イヤーピースは2種類×4種類のサイズを用意しています。

異物感を感じにくいコンフォートタイプも用意されているので、はじめてのカナル型としてもおすすめです。

さらに外音取り込み機能によって、イヤホンを着けたままでも会話を楽しめます。IPX4の防水規格をクリアしているので、ランニングや突然の雨でも安心です。イヤホン単体で12時間、充電ケースを合わせれば最大30時間の再生ができます。

ヘビーユーザーなら1日中、ライトユーザーなら毎日充電する必要もありません。アルミニウムケースでビジュアルも良く、高級感もあります。音質にはこだわらないけど、利便性もおしゃれも重視したいという人におすすめです。

スポーツ用

最後に、スポーツ用におすすめのイヤホンを紹介していきます。

ジェイビーエル(JBL) UA True Wireless Flash X – Engineered by JBL UAJBLFLASHXBLK

JBLは、戦後間もない1946年に創業した音響機器製造会社です。今回紹介するUA True Wireless Flash Xは、スポーツブランドであるアンダーアーマーとのコラボによって生まれました。

IP67の防水・防塵に対応しているので、汗をかく夏場・雨の中のランニングといったシーンでも使用できます。トレーニングの気分を上げるための、重低音を強化したJBLらしいチューニングも魅力です。

外音取り込み機能を搭載しているので、アナウンスを聞き逃しにくく、会話もスムーズに行えます。カナル型は周囲の音が聞こえにくいと心配なひともご安心ください。アンビエントモードをオンにすれば、周囲の音を程よく拾うことができます。

もちろん普段遣いにもおすすめです。イヤホン単体で10時間・バッテリーケースを含めれば最大50時間の再生が可能なので、頻繁に充電する必要はありません。移動時間が長い人にはもちろん、長時間の作業にも向いています。

耐久性の高いアルミケースを使ったコード付きのケースも魅力的です。10,000円以下で購入することができるので、スポーツをよくする人はぜひご検討ください。

カナル型イヤホンの選び方

ここからは、カナル型イヤホンの選び方を解説していきます。ぜひ商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

イヤホンの接続方法・型で選ぶ

カナル型とは、あくまでイヤホンの形状のことです。自分にあった接続方法のものを選びましょう。

有線

有線タイプのカナル型イヤホンは、音質にこだわる人におすすめです。また、なるべくコストを抑えたい人も検討する価値があります。

ワイヤレスは高価な商品も多いですが、有線タイプは5,000円程度でも満足できる音質の商品が揃っています。一般的に有線タイプのイヤホンは音質が劣化しにくく、遅延が少ないのが魅力です。音ゲーやFPSをやるなら、有線一択と言ってもいいでしょう。

ワイヤレスと比べるとコードが絡む煩わしさがありますが、充電を気にする必要はありません。面倒くさがりの人にもおすすめです。

完全ワイヤレス(Bluetooth)

左右が独立した完全ワイヤレスタイプのカナル型イヤホンは、利便性重視の人におすすめです。ケーブルの煩わしさに悩まされることがないので、ランニング等の運動にも便利です。

使ったイヤホンは充電ケースに入れておけば良いので、持ち運びもスムーズです。完全ワイヤレスは各メーカーの主力商品ということもあり、音質やノイズキャンセリングにこだわった商品も多く揃っています。

左右一体型(ネックバンド型)

左右一体型と言われるネックバンド型のイヤホンは、ワイヤレスと有線のメリットを両立したタイプです。左右独立型と比べると、価格が抑えられている・音質が良い・遅延も左右独立型と比べて抑えられるといったメリットがあります。

バッテリー容量が長い商品も多く、なかには20時間以上再生可能なものもあります。1日中作業したい日にも活躍してくれるでしょう。

価格で選ぶ

もちろん、価格で選ぶのもおすすめです。予算が1,000円程度なら有線タイプがメインの選択肢になりますが、2,000円〜3,000円出せばネックバンドタイプ・完全ワイヤレスタイプも候補に入ってきます。

音質にこだわるなら、5,000円〜15,000程度のミドル価格帯の商品がおすすめです。機能性やより高音質にこだわるなら、20,000円〜の各メーカーのフラッグシップモデルも検討してみてください。

ドライバーで選ぶ

イヤホンの音質を極める要素は一概には言えませんが、1つの要素としてドライバーがあります。ここではざっくりとしたそれぞれのドライバーの特徴を紹介します。

 ダイナミック型

ダイナミック型は、低音重視の人におすすめです。ドライバーの口径が大きい商品も多く、迫力のある低音を楽しむことができます。

また、空間を感じるような臨場感・幅広い音域に対応する再現性が魅力です。クラシックやピアノといった音楽より、低音を重視するダンスミュージック・ロック・ポップスとの相性が良いです。解像度が低いと言われることも多いですが、近年は解像度をカバーする商品も多く見られます。

バランスド・アーマチュア型(BA)

BA型は、解像度が高い商品が多いのが魅力です。再生できる周波数帯域が狭いことが多く、迫力のある低音や超高音はやや苦手な印象です。

しかし、その分解像度は高く、特に中〜高音域の音はかなり繊細な音まで拾うことができます。現在は低音・超高音を再現できるBA型も増えてきたので、音質重視の人は選択肢に入るでしょう。

ハイブリッド型

ハイブリッド型はダイナミック型とBA型を組み合わせたタイプです。両者のデメリットを補うように2つのドライバーが働くので、伸びのある高音と迫力のある低音・繊細で解像度の高い中高音域を再現してくれます。

その分価格が高くなるのがデメリットではありますが、音質を重視するならハイブリッド型がおすすめです。

便利機能・こだわりで選ぶ

カナル型のメリットを活かした便利機能といえばノイズキャンセリングが挙げられます。雑音を消すだけでなく、音楽への没入感を高めてくれるので、予算が許せばぜひチェックしてほしい機能です。

特におすすめなのが、「アクティブノイズキャンセリング」に対応した商品です。ノイズで周囲の音をマスキングするのではなく、周囲の音を検知して、その音に逆意の音を当てることでノイズを除去します。

結果として自然な静寂を作り出すことができるので、対応していない商品とは雲泥の差があると言ってもいいでしょう。

また、ワイヤレスイヤホンならバッテリー容量もチェックしてみてください。通勤通学の時間程度であれば再生時間はそこまで気にしなくていいですが、長時間の作業に使う予定なら4時間以上再生できるものを選んだほうがいいでしょう。

装着感・掛け心地で選ぶ

カナル型で重要な装着感を決める上で重要なのは、イヤホン本体の形状イヤーチップ重量の3点です。イヤホン本体に装着感を高めるこだわりがされていれば、遮音性も上がり、カナル型のメリットを存分に味わえます。また、イヤーチップはなるべく複数サイズ用意されているものがおすすめです。

長時間使うなら軽さも重要です。ただし、ネックバンドタイプや有線タイプはケーブルの重さを含むので一概に目安はありません。口コミを確認しておきましょう。

まとめ

ここまでおすすめのカナル型のイヤホンと選び方を紹介してきましたが、お気に入りの商品は見つかりましたか?

主力商品ということもあり、今回紹介しきれなかったイヤホンも数多くあります。口コミもよく確認して、お気に入りのイヤホンを見つけてみてください。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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