FPSに適したゲーミングキーボードを使うメリット
現在、世界中で最も多くプレイされているゲームジャンルが「FPS」です。
単なるゲームとしてだけでなく「eスポーツ」の種目としても人気が高く、日本でも大会が開かれるなど大きな盛り上がりを見せています。
競技としてFPSをプレイする人が増加していることもあり、勝敗にこだわったプレイをするために「ゲーミングキーボード」を導入する人も増えてきました。
ゲーミングキーボードとは、ゲームの操作性を高め、快適なプレイを目的として設計された専用キーボードのことです。
特に、細かい操作を必要とするFPSにおいて、ゲーミングキーボードを使用することでさまざまなメリットが得られます。
なかなか勝てなくて悩んでいる方や、さらに1個上のランクを目指したい方にとって、悩みを解消できる可能性を秘めているのがゲーミングキーボードなのです。
そこで、多くのFPSプレイヤーが愛用しているゲーミングキーボードについて、選ぶポイントやメリットについて詳しく解説していきます。
キーボードを押したときの打鍵感が良い
打鍵感とは、キーを押した時の感触や、重さ(反発の強さ)など、キーボードの「押し心地」のことです。
打鍵感は、おもにキーボードを構成するキーの種類や、キースイッチの仕様によって決まります。こだわるユーザーも多いポイントの1つです。
ゲーミングキーボードは、ゲームを快適にプレイできるように設計されているため、打鍵感が良い製品も多く販売されています。
ゲームをプレイする際に触れる機会が多いキーボードだからこそ、打鍵感にこだわりを持つプレイヤーも多く存在します。
特に、長時間プレイする方も多いFPSの場合、ゲーミングキーボードの打鍵感はモチベーションの向上や手の疲れ軽減など、多くのメリットがあります。
キーの複数同時認識ができる
FPSをプレイする際、複数のキーを同時に入力する操作が必要になります。
例えば、移動しながら照準を合わせて銃を撃ったり、視点の移動をしながら状況に合わせたアクションが必要になったりするため、キーの同時入力が必要不可欠です。
しかし、一般的なキーボードの場合、性能によってはキーの同時認識ができません。
したがって、さまざまな入力を並行して行う必要があるFPSにおいて、複数同時認識が可能なゲーミングキーボードは最適なのです。
また、製品によって同時入力がいくつまで認識できるかは異なり、「キーロールオーバー」という指標で表されます。
例えば「6キーロールオーバー」の場合、同時に6個のキー入力が可能です。他にも「3キーロールオーバー」や「10キーロールオーバー」という製品が普及しています。
同時入力できるキーの個数が決まっている製品の場合、特定の組み合わせの入力を認識しないケースがありますが、「Nキーロールオーバー」対応キーボードであればすべてのキーが同時認識可能となります。
プレイするゲームによって必要な入力個数は変わりますが、Nキーロールオーバーであれば、同時入力するキーの相性を心配する必要はありません。
安定したプレイをするためにも、Nキーロールオーバー対応のゲーミングキーボードを選択するのがおすすめです。
キーの反応速度が早い
1秒未満の入力の差で勝敗が決着することも多いFPSにおいて、キーの反応速度は重要なポイントです。
ゲーミングキーボードは反応速度を少しでも上げるために非常に有効なツールと言えます。
キーボードには、それぞれ、1秒間にデバイスから何回情報を発信できるのかを表した「ポーリングレート」が決まっています。
例えば、ポーリングレート1,000Hzならば、1秒間に1,000回もの情報発信が可能です。
一般的なキーボードのポーリングレートは125Hzとされていますが、ゲーミングキーボードの場合、最大8,000Hzという高性能な製品も存在します。
数値だけで説明されてもわかりづらいかもしれませんが、実際、一般的なキーボードと使い比べてみると、キー入力の反応速度は比べ物になりません。
また、反応速度の向上を考えるならキースイッチのAP(アクチュエーションポイント)や押下圧も重要な要素と言えます。
APとは、キーを押し込んだ際、どのくらい深さで反応するのかというポイントのことです。APは浅ければ浅いほど、入力にかかる時間が短くなります。
押下圧とは、キーを押し込むのに必要な重さのことで「どれくらいの圧力をかければキーが押せるか」という指標です。押下圧は、軽ければ軽いほどスムーズなタイピングができます。
入力速度が求められるFPSをプレイするなら、APが浅く打鍵感が軽い「銀軸」や「赤軸」がおすすめです。
軸の特徴については後述していますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
長時間キーボード操作をしても疲れにくい
FPSはオンライン対戦が一般的ですが、プレイ人口も多く、プロゲーマーも参戦しているため、なかなか勝率やランクが上がらないという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、勝率の高いプレイヤーほどプレイ時間が長いため、上達するためには相応の練習量が必要になります。
また、FPSは1人称視点で楽しむゲームのため、画面への没入感が高く「ついつい時間を忘れて楽しんでしまう」という方もいるかもしれません。
長時間のキーボード操作は、指や手首に大きな負担がかかるため、少しでも負担を軽減するには、ゲーミングキーボードの導入が効果的です。
製品によって、細かい使用が異なるゲーミングキーボードですが、疲れを軽減するためには「キーストローク」と「押下圧」が重要になります。
キーストロークとは、キーを押したときに「どれくらい深く沈み込むか」の指標です。
ゲーミングキーボードのキーストロークは2〜4mm程度の製品が多く、浅いタイプの方が疲れにくいといった特徴があります。
押下圧は軽ければ軽いほど疲れにくいですが、ミスタイプも多くなるため、ゲーミングキーボードにおいては40〜45g程度が最低ラインになります。
また、小指や薬指で操作するキーを軽く設定することで指の負担を軽減する「変荷重モデル」も人気です。
もちろん適度な休憩は必要ですが、長時間のプレイでも体にかかる負担を軽減できる点は大きなメリットと言えます。
ゲーミングキーボードを選ぶポイント
ゲーミングキーボードにもさまざまな種類が存在しますが、細かいスペックが異なるため、用途によって最適な製品を選ぶ必要があります。
主な使用用途がFPSと決まっている場合でも、プレイヤーごとにプレイスタイルや感触の好みなどが異なるため、自身にとって最適なキーボードを見つけることが重要です。
そこで、自身の相棒となるゲーミングキーボードを選ぶためのポイントをいくつか解説します。製品を比較するためにチェックするべき代表的なポイントは次の5点です。
- キーの種類
- キースイッチの種類(軸色)
- キーボードのサイズ
- 接続方法
- キー配列
ユーザーによって好みが分かれやすいポイントを重点的に解説しますので、購入する際の参考にしてみてください。
キーの種類から選ぶ
キーの種類とは、キーを押して戻るというキーボードにとって最も基本的な仕組みの違いで分かれます。キーの種類によって、打鍵感や操作性が異なるため、ユーザーにとって重要なポイントと言えるでしょう。
ゲーミングキーボードで採用されているキーの種類は大きく分けて次の3パターンです。
- メカニカル方式
- 静電容量無接点方式
- メンブレン方式
それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。
ゲーミングに特化した「メカニカル方式」
メカニカル方式は、ゲーミングキーボードにおいて最も主流のキーです。
ゲーミングキーボードといえば、メカニカル方式を思い浮かべる方も多く、ゲームに特化したキーボードと言っても過言ではありません。
メカニカル方式はキーの内側に特殊なスイッチやバネルを搭載しており、快適な打鍵感と精密な反応性が特徴です。
高い耐久性やNキーロールオーバーを搭載しているモデルも多いため、FPSに最適なキーの種類と言えます。
プレイヤーの細かい要望に応えるためにキースイッチの種類が豊富なのも魅力で、自分好みのキータッチや音の大きさなどにカスタマイズも可能です。
ゲーミングキーボードを選ぶ際、キーの種類で迷ったらメカニカル方式を選択するとよいでしょう。
なお、メカニカル方式の打鍵感は「軸」によって大きく変わります。詳しくは後述しますので、メカニカル方式の購入を検討している方は、参考にしてみてください。
長時間のプレイにおすすめ!「静電容量無接点方式」
静電容量無接点方式は、文字通り物理的な接点がないスイッチが搭載されているキーボードです。
一般的なキーボードの場合、キーを押し込んで内部の接点同士が接触することで、入力が伝わる仕組みになっています。
一方、静電容量無接点方式は、キーが押し込まれたときに内部の電極同士が一定の距離まで接近することにより静電容量の変化を察知し、入力をPC本体に伝える構造となります。
物理的な接点がないため、キーを押した際の抵抗感が少なく、疲れにくいことと、キー内部での接触するポイントがないため、内部構造への負荷が少なく寿命が長いことが特徴です。
静電容量無接点方式のキーボードは比較的高価格というデメリットもありますが、耐久性の高さから考えるとコストパフォーマンスは優秀と言えるでしょう。
シンプルな構造「メンブレン方式」
ゲーミングキーボードの中でも、最もシンプルな構造なのがメンブレン方式です。一般的なキーボードにも多く採用されているため、扱いやすいのが最大のメリットと言えます。
キーを押した際の抵抗感が少なく、入力音が静かなのも嬉しいポイントです。
比較的、安価で購入できますが、精密性と反応性はメカニカル方式や静電容量無接点方式に劣ります。
したがって、価格を重視する方や、普段から使い慣れているタイプのキーの種類が好みという方におすすめのキーボードです。
キースイッチ(軸色)を選ぶ
メカニカル式のキーボードは、豊富な種類のキースイッチから好みのタイプを選択できます。自身の好みに合わせた細かい設定ができる選択肢の広さも、メカニカルキーボードの強みです。
メカニカルキースイッチは、内部構造の軸の色で区別されており、それぞれの色で細かい性能が異なります。
軸色による打鍵感や特徴をまとめた一覧表を用意しましたので、チェックしてみてください。
軸色 | 打鍵感 | 特徴 |
---|---|---|
赤軸(リニア) | スッと沈み込む感触で打鍵感が非常に良い。押下圧は軽め。 | ゲーミングキーボードにおいて最も定番な軸色アクチュエーション。ポイント(キーをどのくらい押し込んだ時反応するかの指標)は浅めで、軽いキータッチが人気。 |
銀軸(スピード) | 非常に軽い。感触押下圧も軽い。 | アクチュエーションポイントが非常に浅いため、入力速度が非常に速いのが特徴スピード軸とも呼ばれる。一瞬を争うFPSで採用されることも多い。 |
青軸(クリッキー) | キーを押し込んだ際にカチカチと鳴る「クリック感」が特徴押下圧は重め | カチカチとした打鍵音が大きく、アクチュエーションポイントも深め。どのキーを入力したのか把握しやすく入力ミスに強いのが特徴。 |
茶軸(タクタイル) | ある点まで押し込むと急激に荷重が抜けるのが特徴クリック感と打鍵感のバランスが良い | 青軸と赤軸の中間に位置するキースイッチ。癖が少なく、扱いやすいため、メカニカルキーボード初心者におすすめ |
キーボードのサイズ
ゲーミングキーボードを選ぶ際には、キーボード本体のサイズも重要なポイントです。
キーボードといえば、テンキーが付いているフルサイズを思い浮かべる方も多いですが、ゲームプレイがおもな用途となるゲーミングキーボードには、テンキーレスモデルも数多く存在します。
なぜなら、PCゲームにはテンキーが必要な場面は少なく、必要最低限のサイズに省略することでマウスの操作がしやすくなるからです。
キーボードがコンパクトになり広いスペースを確保できれば、狭い机の上でも快適なプレイが行えます。
テンキーレスよりもさらにコンパクトになった65%や60%というサイズの製品も存在します。
テンキーとファンクションキーを取り除いたキーボードが65%サイズで、さらにカーソルキーも取り除いた最小限のキーボードが60%サイズです。
特にFPSの場合、マウスのエイムで使える範囲が広くとれるのは大きなメリットです。
プレイ環境が狭い方や、利便さよりもコンパクトさを追求したいという方には適しているキーボードと言えます。
とはいえ、小さければキーボードとして優れているというわけでもありません。
例えば、ゲームだけでなく事務作業とも併用したい場合であれば、多少サイズは大きくてもテンキーを搭載しているほうが便利です。
プレイするゲームのプレイスタイルや環境など、さまざまな要素を考慮して、自身に最適なサイズのキーボードを選択しましょう。
接続方法
キーボードの接続方法には、大きく分けて2種類のタイプが存在します。
- 有線接続
- 無線接続
文字どおり、有線接続はUSB等によるケーブルで直接PCと接続するタイプで、無線接続はBluetooth®やUSBレシーバーを使用した電波で接続するタイプのキーボードです。
一見、わずらわしいケーブルの取り回しがない無線接続の方が便利に思えますが、ゲーミングキーボードの場合は、有線接続がおすすめです。
無線接続の場合、机周りがすっきりするため快適にプレイしやすいですが、操作の遅延や接続の不具合が起きやすいというデメリットがあります。
特に、一瞬の入力遅延で勝敗が決まってしまうFPSをプレイする際には、安定して接続できる有線接続の方が圧倒的に有利です。
近年は無線接続の安定性も向上しているため、接続に不安のない無線のゲーミングキーボードも増えてきていますが、比較的高価な傾向があります。
プレイ環境や予算と相談して、納得できる製品を選択しましょう。
キー配列
ゲーミングキーボードのキー配列には大きく分けて次の2種類が存在します。
- 日本語配列
- US配列(英語配列)
それぞれキーの配置・サイズや特定のキーの有無が異なるので、詳しく確認しておきましょう。
日本語配列
日本語配列は、JIS配列とも呼ばれる日本国内で適用されているキーボード配列で、キーにかな表記が記載されている点が特徴です。
US配列と比較すると、基本的なアルファベットや数字の位置は同じですが、記号の並びが異なります。
例えば、日本語配列の場合、エンターキーが大きいため、大括弧([])の位置が上下に分かれています。
また「BackSpace」「Space」「RShift」といったキーがUS配列に比べて小さいという点も特徴的です。
普段からUS配列のキーボードを使用している方は、記号の配置の違いからミスタイプをしてしまう危険性があるため、注意しましょう。
その他の違いとしては、日本語配列のキーボードには特有のキーとして、「全角/半角」「カタカナひらがな」「無変換」「変換」があります。
仕事などで日本語配列に慣れている方も多いため、特別な理由がないのであれば日本語配列のキーボードを選ぶのが無難です。
US配列(英語配列)
ゲーミングキーボードは海外製品も多いため、日本でもUS配列のキーボードが多く普及しています。
加えて現在、人気の高い大作FPSゲームは、US配列向けの作品であるのが一般的です。
そのため、ゲーミングキーボードはUS配列の方が有利という意見もありますが、操作に慣れていない方には正直おすすめできません。
普段から慣れ親しんでいる日本語配列の方が、配列の違いによるミスタイプを防げるため、有利になる可能性が高いと言えます。
もちろん日常的にUS配列のキーボードを使っている方は、US配列の方が操作しやすいため、扱い慣れている配列を選ぶのが重要です。
基本的におすすめな日本語配列ですが、ゲーム中に誤って半角全角キーを押すと操作できなくなってしまうというケースがあります。
その点、半角全角キーがないUS配列は、誤爆の心配がないというメリットもあるので、乗り換えを検討するのも選択肢のひとつです。
【人気】ゲーミングキーボードおすすめ9選
記事内で紹介したゲーミングキーボードを選ぶポイントを踏まえて、おすすめキーボードを9つ紹介します。
予算やプレイスタイルによって最適なゲーミングキーボードは変わるため、条件を満たせる製品は人によって変わります。
判断基準となるポイントをしっかり意識して、後悔のない選択をしましょう。
キングストン HyperX Alloy FPS RGB 英語配列
スキルとスタイルの両立を目指しデザインされたハイパフォーマンスキーボードが「HyperX Alloy FPS RGB」です。
HyperX Alloyの中でもFPSに特化したモデルであり、押下圧が軽く、AP(アクチュエーションポイント)が浅い銀軸を搭載することで、直感的な素早い入力が可能になります。
機能性だけでなく見た目にもこだわっており、コンパクトなデザインからマウスの操作スペースにも余裕があるため、幅広い環境で使いやすい点もメリットです。
さらに、約1680万色で光るRGBライトを搭載しており、発光のパターンや配色を細かく設定できます。
価格は高めですが、7000万回ものキー入力に耐えるスイッチを採用しており、耐久性は抜群のため、価格に見合うパフォーマンスを期待できる製品と言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
キー入力方式 | メカニカル式 |
軸の種類 | Kailh Silver Speed (銀軸) |
キー配列 | US配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(Nキーロールオーバー機能搭載) |
価格 | ¥17,800 |
Razer BlackWidow Elite Green Switch 英語配列
ゲーマーがキーボードに要求する機能や性能を網羅していると称されるゲーミングキーボードが「BlackWidow Elite Green Switch」です。
アメリカのゲーミングデバイス専門メーカーRazer独自の緑軸キースイッチであるRazer Green Switchを搭載しています。
性能としては青軸に近いしっかりした打鍵感が特徴で、最大8,000万回ものキー入力に耐える耐久性も魅力です。
エルゴノミックリストレストという手首や肩の疲れを軽減させるクッションも付属しているため、長時間でも快適なプレイができます。
プロゲーマーチーム からも推奨されていることから、快適性と実用性が非常に高いゲーミングキーボードと言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
キー入力方式 | メカニカル方式 |
軸の種類 | Razer™ Green Switch(青軸に近い性能) |
キー配列 | US配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(10キーロールオーバー機能搭載) |
価格 | ¥25,880 |
Logicool G RGB G813-LN(リニア) 日本語配列
革新的な薄型GLスイッチを搭載したことにより、メカニカルキーボードでありながら極限の薄さを持つ流線型デザインを実現したのが「RGB G813-LN(リニア)」です。
本製品に搭載されている赤軸キースイッチのGLリニアは、優れた静音性と滑らかなタイピング性能が非常に評価されています。
ゲームを中断することなくBGMをコントロールできるメディアコントローラーが搭載されており、高い利便性を誇るのも特徴です。
また、人気の「PUBG」などのゲームタイトルが推奨している製品であることからも、ゲーミングキーボードとしての質の高さが伺えます。
普段のプレイはもちろん、静音性が高いことから、チャットを繋いでの友達とのプレイやゲーム配信をする方にもおすすめなゲーミングキーボードと言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
キー入力方式 | メカニカル方式 |
軸の種類 | GLリニア(赤軸) |
キー配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能 |
価格 | ¥25,520 |
SteelSeries Apex 7 TKL Red Switch JP
SteelSeriesが提供するゲーミングキーボード「Apex 7 TKL Red Switch JP」の最大の特徴は、有機ELスマートディスプレイを搭載している点です。
キーボードに小型ディスプレイを付属することで、ゲームやDiscordなどのアプリからの情報を直接提供できます。
わざわざTabキーを押さなくても重要なアナウンスが表示される利便性は、他のキーボードにはない独自のメリットです。
また、本製品のキーボードフレームには航空機級のアルミニウム合金を採用しているため、耐久性が非常に優れています。
特に愛着を持って長く同じキーボードを使いたいという方には、おすすめのゲーミングキーボードと言えます。
項目 | 詳細 |
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キー入力方式 | メカニカル方式 |
軸の種類 | 赤軸スイッチ |
キー配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(Nキーロールオーバー) |
価格 | ¥16,200 |
東プレ RealForce RGB テンキーレス
信頼性の高い日本メーカーである東プレ株式会社が提供しているキーボードの中でもおすすめなのが「RealForce RGB テンキーレスモデル」です。
本製品は、キースイッチが物理的な接点を持たない静電容量無接点方式キーボードであり、極上のキータッチが味わえます。
静電容量無接点方式を採用するとともに、指の動きをスムーズにするステップスカルプチャー構造により指への負担も軽減し、長時間のキー入力でも快適です。
キースイッチだけでなくキーキャップにもこだわっており、2色成形方式を採用しています。
2色成形方式とは2つの部材を組み合わせて1つのキーキャップを構成する作りで、キーキャップに表示されている文字が消えない高級仕様です。
細かい箇所にもこだわった日本製品らしい丁寧なつくりが魅力と言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
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キー入力方式 | 静電容量無接点方式 |
キー配列 | 日本語配列/US配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(Nキーロールオーバー) |
価格 | ¥30,849 |
コルセア 日本語キーボード CH-9115020-JP
価格と機能性のバランスで選ぶならコルセアが提供している日本語キーボード「CH-9115020-JP」がおすすめです。
コンパクトなテンキーレスデザインで使い勝手がよく、マウスの操作スペースも十分確保できます。
Nキーロールオーバーやマルチメディアコントローラーなど、欲しい機能を詰め込んだ実用的な製品でありながら、比較的低価格で購入可能です。
キースイッチも多くのメカニカルキーボードで採用されているCherry MX Redキースイッチを搭載しており、安定したパフォーマンスが期待できます。
コストパフォーマンスを求めたい方には最適なゲーミングキーボードです。
項目 | 詳細 |
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キー入力方法 | メカニカル方式 |
軸の種類 | Cherry MX Red (赤軸) |
キー配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(Nキーロールオーバー) |
価格帯 | ¥8,380 |
ET Robot ゲーミングキーボード ET-RKey-JP-104
低価格で必要最低限の機能を持ったゲーミングキーボードが欲しいならET Robotから発売されている「ET-RKey-JP-104」がおすすめです。
青軸スイッチを搭載しているため、キー入力時にクリック感や打鍵感を求めるプレイヤーに最適なモデルと言えます。
押下圧が重いことから指にかかる負担が大きい青軸スイッチですが、人間工学に基づいた階段のような段差をキーボードにつけることで、負担を軽減しています。
1,680万色RGBバックライトも搭載しており、明るさや点灯パターンを好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。特定のキーだけを光らせれば、誤操作も防げます。夜間や暗い部屋で集中してプレイする際に便利です。
十分な機能を持ったゲーミングキーボードでありながら低価格を実現しており、初心者の方のエントリーモデルとしてもおすすめできます。
項目 | 詳細 |
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キー入力方法 | メカニカル方式 |
軸の種類 | 青軸スイッチ |
キー配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(104キーロールオーバー) |
価格帯 | ¥5,313 |
HAVIT メカニカルキーボード KB389
HAVITが提供しているゲーミングキーボード「KB389」も青軸キースイッチ搭載のモデルです。
クリック感の強い青軸はFPSでは操作しづらい印象もありますが、存在感のある入力が楽しめるという点においては、他のキースイッチにはない独自の魅力と言えます。
長時間プレイすることも多いFPSにおいて、入力の楽しさが継続すれば、モチベーションを下げずにプレイできるきっかけになる可能性もあるのです。
また、KB389にはキーボードだけでなくマウスと取り外し可能なリストレストがセットになっています。
基本的な価格が安いうえに嬉しい付属品が多いため、非常にお得感の強い製品と言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
キー入力方法 | メカニカル方式 |
軸の種類 | 青軸スイッチ |
キー配列 | US配列 |
接続方法 | 有線(USB) |
複数キー同時押し可否 | 可能(104キーロールオーバー) |
価格帯 | ¥7,299 |
NPET ゲーミングキーボード K10
初心者の方のエントリーモデルとして適しているゲーミングキーボードが「NPET ゲーミングキーボード K10」です。
メンブレン方式のゲーミングキーボードでありながら、26キーロールオーバーに対応しており、FPSをプレイするのに十分な機能を誇っています。
性能面ではメカニカルキーボードに見劣りする点もありますが、2,000円代から購入可能なため、コストパフォーマンスは抜群です。
また、低価格でありながら2年間の保証がついているのも大きなメリットと言えます。
その他にも、高い耐水性や静音性などメンブレン方式ならではのメリットもありますので、「ゲーミングキーボードをお試しで使ってみたい」というFPS初心者の方には最適な選択と言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
キー入力方法 | メンブレン方式 |
キー配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線(USB)/無線(USBレシーバー) |
複数キー同時押し可否 | 可能(26キーロールオーバー) |
価格帯 | ¥1,680 |
まとめ
1人称視点で自由にフィールドを動き回れるFPSにおいて、キーボードは自身の手足と言っても過言ではありません。
もちろんプレイヤーの技術も関係しますが、キーボードを代表とするガジェットの差が勝敗を分けるシーンも多く存在します。
だからこそ、FPSにおいてゲーミングキーボードを使用するメリットは非常に大きいとされているのです。
負けた結果を道具のせいにしないためにも、自身に最適のゲーミングキーボードを導入してよりFPSを楽しめる環境を整えましょう。
※本記事で記載している情報は2022年3月時点の情報です。
公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
<参考>
Alloy FPS RGB
BlackWidow Elite Green Switch
G RGB G813-LN
Apex 7 TKL Red Switch
RealForce RGB テンキーレス
CH-9115020-JP