ゲーミングPCとは
ゲーミングPCとは、PCゲームをする方向けに販売されているPCです。PCでゲームする場合は、ある程度高いスペックが求められるので、高性能なPCが多く販売されています。ゲームの世界観を最大限楽しむために、グラフィックボードが搭載されていることが主な特徴です。
ここでは、そんなゲーミングPCの主な特徴をお伝えします。ゲーミングをこれから購入しようか悩んでいる方や、興味がある方は是非参考にしてください。
ゲーミングPCの主な特徴は次のとおりです。
- グラフィックボードを搭載
- 高性能CPUを搭載
- 冷却性能に優れている
1つずつ紹介します。
グラフィックボードを搭載
ゲーミングPCには、グラフィックボードが搭載されています。グラフィックボードとは、画像や映像データを演算処理し、ディスプレイに表示することを専門に行うパーツで、グラボ・ビデオボード・グラフィックアクセラレーターなどの呼び名で呼ばれることもあります。
グラフィックボードの中でもGPUというパーツが描写の演算処理を行います。CPUがその役割を担えば良いと考える方も多いですが、CPUは演算処理を大量に行うのが苦手です。
PCゲームの中には3Dゲームも多く、フルHD画質の場合1920×1080ドットの合計約200万ピクセルに対して短時間でどの色を割り振るのか計算する必要があります。
PCゲームの場合は、上記のように大量に演算する必要があり、CPUでは計算が追いつかないのでGPUが必要になるのです。特に、3Dゲームや高度な映像処理をする必要があるPCゲームを快適にプレイしたい方は、グラフィックボードが搭載されているゲーミングPCを購入してください。
高性能CPUを搭載
ゲーミングPCには、高性能なCPUが搭載されています。CPUとは、パソコンの頭脳にあたるパーツです。
グラフィックボードが担当する画像や映像の演算処理以外の処理を行います。PCでゲームする際は、処理能力が高いCPUを搭載したPCでないと、画面がカクついたり滑らかな動きが実現できなかったりします。
快適にPCゲームをプレイしたい方やPCゲームのグラフィックや世界観を最大限楽しみたい方は、できるだけ処理能力の高いCPUを搭載したゲーミングPCを購入しましょう。
ゲーミングPCのCPUには、主にIntelかAMDが搭載されています。次にそれぞれの特徴を解説するので、CPUで有名なメーカーとその特徴が気になる方は参考にしてください。
Intel Core iとAMD Ryzen
ゲーミングPCには、Intel Core iシリーズやAMD Ryzenシリーズが搭載されていることが多いです。
Intel Coreは世界No.1のシェアであるCPUメーカー「Intel」の人気のシリーズで、安心感があります。AMD Ryzenは自作でPCを作成する方から人気で、性能の高さが高評価のAMDの王道シリーズです。
それぞれの最新モデルのスペックを比較すると、次のような違いがあります。
項目 | Intel Core i9(9900K) | AMD Ryzen 9(3900X) |
---|---|---|
コア数(スレッド数) | 8(16) | 12(24) |
CPUクーラー | なし | あり |
価格 | 高い | 安い |
注目して欲しいのが、コア数の違いです。コア数が大きければ大きいほど、複数の処理を並行して実行できるので、処理能力が高いと判断できます。
複数の料理を作る際に、1つのフライパンで作るより複数のフライパンを用意して作る方が効率よく料理を作れるのと同じ原理です。
Intel Core i9のコア数が8(16)に対し、AMD Ryzen 9のコア数は12(24)と4コア分多いので、効率よく処理できます。性能の良さを第一に求める方は、AMD Ryzen 9を選びましょう。
また、Intel Core i9にはCPUクーラーがつかないのに対して、AMD Ryzen 9にはCPUクーラーがつくので熱にも強いです。
価格はIntel Core i9の方が安いですが、性能の良さやCPUクーラーの有無などを考えると、AMD Ryzen 9の方がコストパフォーマンスに優れているとも考えられます。
どちらのメリットも把握し、自身に最適なCPuが搭載されたゲーミングPCを選んでみてください。
冷却性能に優れている
ゲーミングPCは、多くの場合冷却機能に優れているPCです。
PCゲームをすると、CPUの処理などの影響で一般的なPCよりも熱を発生させやすいので、冷却機能や排熱機能がしっかりしていないと、PC本体に熱がこもってしまいます。
PC本体に熱がこもると、内部のパーツの接続部分が溶けて故障したり、突然電源が落ちたりと不具合が起きます。なので、ゲーミングPCは冷却機能や排熱機能に優れているのです。スマートフォンや扇風機などの電気を使う製品を長時間使用していると、本体やモーター部分が熱くなるのと同じ現象と考えてください。
パーツを購入して自分好みにカスタマイズ
ゲーミングPCは、パーツを購入して自分好みのスペックにカスタマイズできます。カスタマイズできるパーツの例を挙げると、次のとおりです。
- グラフィックボードのアップグレード
- メモリの増設や交換
- HDD/SSDの増設や交換
- 光学ドライブの増設や交換
- ファンの交換や増設
- CPUのアップグレード
上記のとおり、さまざまなパーツが交換・アップグレード可能です。
パソコンを購入したらそのままのスペックで使い続けないといけなかったり、スペックの高いPCが良いと思ったら買い換えないといけないと考えていたりする方も多いですが、パーツを交換することで最適なスペックにできます。
最適なゲーミングPCを選ぶときのポイント
ここまでゲーミングPCの特徴をお伝えしてきましたが、さまざまな種類のゲーミングPCが販売されているので、どのゲーミングPCを購入すればいいのか迷ってしまいます。
そこでここでは、最適なゲーミングPCを選ぶときのポイントをお伝えします。「ゲーミングPCの購入を検討しているけど、どれが最適なゲーミングPCなのかわからない」このような方は、紹介するポイントに沿って選んでみてください。
先に最適なゲーミングPCを選ぶときのポイントをまとめてお伝えすると、次のとおりです。
- SSDの選び方
- グラフィックボードの選び方
- CPUの選び方
- GPUの選び方
- メモリの選び方
- ストレージの選び方
1つずつ解説します。
SSDの選び方
SSDはデータを記憶するパーツです。同じ機能のHDDというパーツもありますが、SSDは衝撃に強かったり、データの読み書きの速度が速いなどのメリットがあります。
データの読み書きが速いと、ゲームのロード時間やゲームのインストールに時間がかからないので、ストレスが少なくなります。SSDには容量があるので、自身が使用するデータの大きさに最適なSSDが搭載されているPCを選びましょう。
ミドルクラスなら512GB
ミドルクラスのゲーミングPCには、512GBのSSDが搭載されていることが多いです。PCゲームを1〜2本しかプレイしない方には十分な容量なのでおすすめできます。
データの容量が多いPCゲームだと、1本で100GBほど使用するゲームもありますが、1〜2本であればアップデートなどでデータの容量が大きくなっても512GBで対応可能です。
ハイクラス以上は1TB
ハイクラス以上のゲーミングPCには、1TBのSSDが搭載されていることも多いです。
1TBのSSDを搭載したゲーミングPCは、5〜8本ほどのPCゲームをプレイするヘビーユーザーや、データの容量が大きいゲームをいくつもプレイする方などにおすすめできます。
データの容量が大きいPCゲームの例を挙げると、次のとおりです。
- Call of Duty Modern Warfare:175GB以上
- FF15:155GB以上(4Kの場合)
- FF14:60Gb以上
- Apex legends:56GB以上
上記はあくまで推奨の値なので、ゲームのアップデートなどを繰り返していくうちに、上記の数値以上に容量が必要になる場合もあります。
できるだけ推奨されているデータの容量よりも余裕のあるストレージのSSDが搭載されたゲーミングPCを選びましょう。
グラフィックボードの選び方
グラフィックボードは、プレイするゲームの推奨動作環境を満たしているものを選びましょう。人気のPCゲームで推奨されているグラフィックボードの推奨動作環境をお伝えすると、次のとおりです。
Apex Legends | NVIDIA GeForce GT 640/AMD Radeon HD 7730 |
FF15 | GeForce GTX 1060 |
Call of Duty Modern Warfare | NVIDIA GeForce GTX 970/GTX 1660またはRadeon R9 390/AMD RX 580 |
表で紹介したゲームでは、お伝えしたグラフィックボード以下の性能だとゲームがスムーズに動作しない可能性があります。
せっかくゲーミングPCを購入しても、グラフィックボードのスペックが推奨動作環境を満たしておらず、プレイできないともったいないです。
それぞれのゲームで推奨されているグラフィックボードの性能よりも、できるだけ高性能なグラフィックボードを搭載しているゲーミングPCで快適にゲームを楽しみましょう。
CPUの選び方
ゲーミングPCのCPUも、プレイしたいPCゲームで公表されている推奨動作環境を参考に選びましょう。ゲームと同時にゲーム配信なども同時に行う場合は、配信用のソフトを同時に起動させる必要があるので、さらに高性能なCPUを選ぶ必要があります。
一例として、PCゲームごとに推奨されているCPUの推奨動作環境をお伝えすると、次のとおりです。
Apex Legends | Ryzen 5 CPU/Equivalent |
FF15 | Intel Core i7-3700またはAMD FX-8350 |
Call of Duty Modern Warfare | Intel Core i5-2500KまたはAMD Ryzen R5 1600X |
グラフィックボードと同じく、上記の推奨動作環境よりも性能の良いCPUを搭載したゲーミングPCを購入するとスムーズにプレイできます。
また、購入後にグラフィックボードを交換する可能性がある方は、できるだけ性能の良いCPUが搭載されたゲーミングPCを購入してください。CPUの性能が低いと、グラフィックボードを交換しても良いパフォーマンスが見込めないためです。
GPUの選び方
ゲーミングPCのGPUは、多くの場合NVIDIAかAMDから選ぶことになります。2つのGPUの特徴をお伝えすると、次のとおりです。
NVIDIA | 安定性がありゲーム全般で扱いやすくリフレッシュレートへの適性が高い |
AMD | ワットパフォーマンスやメモリの性能が良いので高解像度のゲームで最大限力を発揮する |
リフレッシュレートが高いと、よりスムーズな動きを表現できるので、ヌルヌルした動きを体感したい方にはNVIDIAがおすすめです。AMDは、そのメモリの強さから高解像度のゲームをプレイする方におすすめできます。
ただ、GPUの性能だけを求めてしまうと、デメリットもあるので注意してください。
高性能なGPUは発熱が大きいので、ヒートシンクや冷却ファンなどの冷却装置を搭載することになるので、グラフィックボードの大きさが大きくなったり、冷却ファンの音がうるさく感じたりします。
自身がプレイするゲームのジャンルや求めるメリットなどを考慮し、最適なGPUを選びましょう。
最高峰はGeForce RTX 3080 Ti
GPUの最高峰はGeForce RTX 3080 Tiです。
その性能の高さから画像処理を高速でこなせるため、アクションゲームなどの動きが多いゲームでもスムーズにグラフィックを表示してくれます。
ハイエンドモデルなので、GeForce RTX 3080 Tiが搭載されたゲーミングPCは価格が高いですが、価格以上の体験ができるので、予算に余裕がある方は検討してみてください。
メモリの選び方
ゲーミングPCのメモリは、PCゲームで特に重要なフレームレートなどに大きく影響するので、最適なメモリを選ばなくてはなりません。
基本的には、CPUやグラフィックボードなどと同じく、プレイするPCゲームで推奨されている以上のメモリを搭載するゲーミングPCの購入がおすすめです。
一例として、人気のPCゲームで推奨されているメモリを紹介します。
Apex Legends | 8GB |
FF15 | 16GB |
Call of Duty Modern Warfare | 12GB |
Wordなどの基本的な作業しかしない場合は、4GBほどのメモリを搭載しているPCでも作業できるのですが、PCゲームをする場合は上記の表くらいのメモリが必要です。
メモリは8GB?16GB?それ以上必要?
人気ゲームで推奨されているメモリの数を紹介してきましたが、自身がプレイしたいゲームでどのくらいのメモリがあれば安心なのか気になるところです。
軽い動作のゲームであれば8GBでもプレイできますが、プレイ中に他の作業をすると動作が重くなる可能性があるので、十分とは言えません。ダウンロードに時間がかかったりクラッシュしたりするのがストレスに感じる方は、8GB以上のメモリがおすすめです。本当に軽い動作のゲームしかしない方は8GBでも十分プレイできます。
16GBのメモリを搭載したゲーミングPCであれば、ほとんどのPCゲームがプレイ可能です。ゲーム中に他の作業を並行しない方は16GBのメモリを選びましょう。
16GB以上のメモリはゲームをプレイするだけの方には必要ありませんが、PCゲームをしながら動画編集する方や大量の調べ物をする方などは、16GB以上のメモリが必要です。
ほとんどの方は、16GBあればPCゲームを楽しめると理解して問題ありません。
ストレージの選び方
ストレージを選ぶ際は、プレイしたいゲームの推奨ストレージとゲーム以外の作業で使用すると予想されるストレージの合計のストレージを選びましょう。
一例として、いくつかのPCゲームに必要なストレージを紹介すると、次のとおりです。
Apex Legends | 22GB以上 |
FF15 | ・100GB以上 ・155GB以上(4Kの場合) |
Call of Duty Modern Warfare | 175GB以上 |
上記に加えて、動画編集や画像編集など、ゲーム以外に使うストレージの容量も考えなくてはなりません。例えば、高画質なYouTubeの動画を編集する場合は、1本編集するだけで30GBほど消費する場合もあります。
また、PCにインストールされているソフトなどの影響で、何の作業をしなくてもストレージは消費するので、その分のストレージも考えて選ばなくてはなりません。
おすすめは、SSDとHDDがどちらも搭載されているモデルです。頻繁に使うデータは読み書きが早いSSDに保存し、使用頻度が低いデータはHDDに保存すると、作業がしやすいですしコストパフォーマンスにも優れています。
ただ、SSDとHDDが搭載されているゲーミングPCは、ミドルクラス以上のモデルに多いので、予算と相談して検討してみてださい。
人気オンラインゲームの推奨動作環境
ここでは、人気のオンラインゲームの推奨動作環境をお伝えします。
公式から発表されている推奨動作環境をお伝えするので、自身がプレイする予定のゲームの推奨動作環境を確認し、最適なスペックのゲーミングPCを購入しましょう。
次のゲームの推奨動作環境を紹介していきます。
- フォートナイト
- Apex Legends
- FF14
- PUBG
フォートナイトの場合
フォートナイトの推奨動作環境は、次のとおりです。
CPU | Core i5-7300U 3.5 GHzかAMD Ryzen 3 3300Uまたは同等のプロセッサ |
GPU | Nvidia GTX 960かAMD R9 280または同等のDX11対応GPU |
メモリ | 8GB以上 |
フォートナイトをPCでプレイするには、上記の環境が必要です。Core i5やメモリ8GB以上で動作するようなので、ミドルクラスのゲーミングPCで十分プレイできます。
そこまでハイクラスなゲーミングPCを購入しなくてもプレイできるので、予算が心配な方も安心してください。
Apex Legendsの場合
Apex Legendsの推奨動作環境は、次のとおりです。
CPU | Ryzen 5 CPU or Equivalent |
GPU | AMD Radeon™ R9 290, NVIDIA GeForce® GTX 970 |
メモリ | 8GB |
Apex Legendsも、フォートナイトと同じクラスのスペックのゲーミングPCで動作します。
どちらのゲームもアクション系のゲームなので、推奨されているスペックより少し良い性能のゲーミングPCを使うと、より綺麗なグラフィックやスムーズな動きを体感できるので、好みや予算に合わせて推奨環境より高いスペックのゲーミングPCを購入してみてください。
FF14の場合
FF14の推奨動作環境は、次のとおりです。
CPU | Intel Core i7 3GHz 以上 |
GPU | NVIDIA® Geforce® GTX970 以上またはAMD Radeon™ RX 480 以上 |
メモリ | 8GB以上 |
FF14は、Apex LegendsやフォートナイトよりもCPUの性能が高いIntel Core i7を推奨しています。Intel Core i7はIntel Core i5よりもコア数が多いので、マルチタスク性能が高いです。1コアあたりの消費電力を抑えられるので、ワットパフォーマンスも期待できます。
GPUやメモリはApex Legends・フォートナイトとほとんど同じスペックを推奨しているので、CPUに気をつけてゲーミングPCを選びましょう。
PUBGの場合
PUBGの推奨動作環境は、次のとおりです。
CPU | Intel Core i5-6600K/AMD Ryzen 5 1600 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB/AMD Radeon RX 580 4GB |
メモリ | 16GB |
PUBGは、今まで紹介した3つのゲームのメモリより多い16GBを推奨しています。メモリはPCゲームにおいてかなり重要なパーツです。
16GB以下のメモリを搭載したゲーミングPCを選んでしまうと、カクカクの画面でプレイすることになるので、PCを選ぶ際は注意してください。
プレイするゲームを基準に選ぶおすすめのゲーミングPC
ここでは、プレイするゲームを基準に選ぶおすすめのゲーミングPCを紹介します。具体的には、次のゲームをプレイする方におすすめのゲーミングPCを紹介するので、参考にしてください。
- フォートナイト
- Apex Legends
- FF14
- PUBG
1つずつ紹介します。
フォートナイトにおすすめ マウスコンピューター「G-Tune」BC-GD117KM32S1H2R37
フォートナイトにおすすめのゲーミングPCは、マウスコンピューターの「G-Tune」BC-GD117KM32S1H2R37です。
こちらのPCは、CPUにintel Core i7を搭載しているゲーミングデスクトップPCです。メモリは32GBでストレージはHDDが2TB ・SSDが1TBなので、アクション系のゲームであるフォートナイトも快適に動作します。
アップデートなどで容量が大きくなっても、合計3TBのストレージがあるので、容量不足になることはありません。ゲーム以外にも動画編集などのデータの容量を多く消費する作業をしても保存できるほどの大容量です。
Apex Legendsにおすすめ ASUS「ROG Strix GA15」G15DK-R75R3070E
Apex LegendsにおすすめのゲーミングPCは、ASUSの「ROG Strix GA15」G15DK-R75R3070Eです。
こちらのPCは、CPUにAMD Ryzen 7 5800X、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3070を搭載しているハイスペックなデスクトップゲーミングPCです。もちろんメモリも16GBと十分な数があります。
CPUやグラフィックス機能を自由に設定できる専用のアプリをインストールしているので、細かい設定を自身で行いたい方は検討してみてください。
FF14におすすめマウスコンピューター「G-Tune」BC-GM109KS1H2R38
FF14におすすめのゲーミングPCは、マウスコンピューターの「G-Tune」BC-GM109KS1H2R38です。
こちらのPCのCPUは、Intel Core iシリーズの最新モデルであるIntel Core i9を搭載しているので、データの処理を高速で行ってくれます。
GPUはGeForce RTX 3080を搭載し、メモリは64GBです。32GBでも十分快適にプレイできますが、64GBあればゲーム以外に重たい作業を同時並行で進められます。
ゲームと同時に実況配信などをする方は、購入を検討してみてください。
PUBGにおすすめドスパラ 「GALLERIA」XA7C-R70S
PUBGにおすすめのゲーミングPCは、ドスパラの「GALLERIA」XA7C-R70Sです。
こちらのPCは、CPUにIntel Core i7を搭載しており、グラフィックボードはGeForce RTX 2070を使用しています。GeForce RTX 2070はハイクラスのグラフィックボードで、各メーカーが販売に力を入れるほどです。
メモリも16GBと推奨動作環境をクリアしているので、サクサクプレイできます。本格的なゲームプレイに適しており、国内だけでなく海外のプロゲーマーも使用しているゲーミングPCです。
価格で選ぶおすすめのゲーミングPC
ここでは、価格で選ぶおすすめのゲーミングPCを紹介します。予算内でできるだけ性能の良いゲーミングPCを購入したい方は是非参考にしてください。
低価格から中価格帯のゲーミングPCを紹介していきます。
低価格ゲーミングPC(10〜15万円程度)
低価格帯でおすすめのゲーミングPCは、次の3つです。
- マウスコンピューター「G-Tune」PL-B
- ドスパラ 「GALLERIA」 RM5C-G60S
- パソコン工房 LEVEL-M05M-114-DSX
低価格帯でも性能の良いゲーミングPCはたくさんあります。自身の欲しいスペックを持つゲーミングPCがあるか確認してみてください。
マウスコンピューター「G-Tune」PL-B
マウスコンピューターの「G-Tune」PL-Bは、マウスの公式サイトで120,780円(税込)で購入できる低価格なPCです。低価格ではありますが、次のように項目によってはスペックの高さがうかがえます。
- CPU:Intel Core i5-11400F プロセッサー
- GPU:GeForce GTX 1650
- メモリ:16GB
注目なのは、メモリの多さです。16GBのメモリを搭載しているゲーミングPCが12万円台から購入できるのは、かなりコストパフォーマンスが良いと言えます。
また、CPUもIntel Core i5を搭載しているので、推奨動作環境を満たしているゲームも多いのではないでしょうか。
ドスパラ 「GALLERIA」 RM5C-G60S
ドスパラの「GALLERIA」 RM5C-G60Sは、ドスパラの公式サイトで134,979円(税込)で購入できます。主なスペックは次のとおりです。
- CPU:Intel Core i5-11400
- GPU:GeForce GTX 1660
- メモリ:16GB
こちらのPCも、低価格ですがスペックはしっかりゲーム用に設定されています。CPUはIntel Core i5でメモリは16GBと十分なスペックなので、PUBGなどのアクション系のゲームも快適にプレイ可能です。
ストレージは500GBと少し少なめなので、複数のPCゲームをプレイする方にとっては容量が足りないと感じる場合があります。その場合は必要な容量をカスタマイズして調整しましょう。
パソコン工房 LEVEL-M05M-114-DSX
パソコン工房のLEVEL-M05M-114-DSXは、パソコン工房の公式サイトで146,980円(税込)で購入できます。主なスペックは次のとおりです。
- CPU:Intel Core i5-11400
- GPU:Radeon RX 6600 XT 8GB GDDR6
- メモリ:16GB
CPUもメモリも申し分ないスペックでGPUのRadeon RX 6600 XTは、コストパフォーマンスに優れている人気のGPUです。
前に紹介した低価格帯のゲーミングPCとの差はほとんどないので、デスクトップ本体のデザインなどの好みで選んでみてください。
中級者向けゲーミングPC(15~20万円程度)
ここまで低価格帯でおすすめのゲーミングPCを紹介してきましたが、ここでは中級者向けに中価格帯のゲーミングPCを紹介します。
低価格帯よりもスペックの高いゲーミングPCを購入したい方は、是非参考にしてください。紹介するゲーミングPCは、次のとおりです。
- Dell 「XPS 」プラチナプラス
- ドスパラ「GALLERIA」RM5C-R36T
- LEVEL LEVEL-C056-117F-RBX
Dell 「XPS」プラチナプラス
Dellの「XPS」プラチナプラスは、Dellの公式サイトで223,985円(税込)で購入できます。主なスペックは次のとおりです。
- CPU:Intel Core i7 12700K
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 (LHR)
- メモリ:16GB
低価格帯のPCとは異なり、CPUもGPUもスペックが1段階高いモデルが採用されているとわかります。ゲーミングPCで問題になるのが熱処理ですが、こちらのPCは前面のベゼルから冷却空気を流し込み、内部のパーツを通して背面に流れる設計です。
細部まで熱効率を重視して設計されているので、熱の発生が不安な方も安心してゲームに集中できます。
ドスパラ「GALLERIA」RM5C-R36T
ドスパラの「GALLERIA」RM5C-R36Tは、ドスパラの公式サイトで184,980円(税込)で購入できます。主なスペックは次のとおりです。
- CPU:Intel Core i5-11400
- GPU:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
- メモリ:16GB
先ほど紹介したDellの「XPS」プラチナプラスよりも前世代のCPUではありますが、その分コストパフォーマンスに優れているデスクトップゲーミングPCです。
スタンダードなモデルなので、「予算はあるけどそこまで高性能なゲーミングPCは必要ない」このような方に向いています。
LEVEL LEVEL-C056-117F-RBX
LEVELのLEVEL-C056-117F-RBXは、パソコン工房のサイトで167,480円(税込)で購入できます。主なスペックは次のとおりです。
- CPU:Intel Core i7-11700F
- GPU:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
- メモリ:16GB
CPUにIntel Core i7-11700F、GPUにGeForce RTX 3060を搭載したゲーム性能の高いミドルクラスのゲーミングデスクトップPCです。
Intel Core i7-11700Fは、8コア16スレッドでマルチスレッド性能が高く、ゲームだけでなく動画編集やWEBデザインなどのクリエイティブな作業にも適しています。
ゲーム推奨モデルの人気メーカー・ブランドで選ぶおすすめゲーミングPC
ここでは、ゲーム推奨が推奨するモデルの人気メーカーやブランドで選ぶおすすめのゲーミングPCを紹介します。
ゲーム会社が推奨するモデルの人気メーカーやブランドから紹介するので、どれを選んでも間違いはありません。
自分でスペックを比較しながら最適なゲーミングPCを選ぶのが面倒な方は、この中から選ぶのもおすすめです。具体的には、次の人気メーカーやブランドを紹介します。
- ドスパラ GALLERIAシリーズ
- mouse G-Tuneシリーズ
- DELL ALIENWAREシリーズ
- パソコン工房 LEVELシリーズ
- Lenovo Legionシリーズ
- ASUS
ドスパラ GALLERIAシリーズ
ドスパラのGALLERIAシリーズは、ヘビーユーザー向けからライトユーザー向けまで幅広いスペックのゲーミングPCを販売しています。
グラフィックボードに高性能なNVIDIA GeForce RTX 3060 TiやNVIDIA GeForce RTX 3070 Tiを搭載したモデルもあるので、グラフィックのきれいさなどを重視する方は参考にしてください。
ドスパラのGALLERIAシリーズを推奨している主なPCゲームは、次のとおりです。
- FF15
- Call of Duty:Vanguard
- モンスターハンターライズ
- バイオハザード ヴィレッジ
- DARK SOULS REMASTERED
プレイしたいと思っているPCゲームがあった方は、ドスパラのGALLERIAシリーズから購入してみてください。
mouse G-Tuneシリーズ
mouseのG-Tuneシリーズは、Intelの最新のCPUを搭載して処理能力やシングルスレッド能力を高めたモデルや、軽量・薄型に特化したゲーミングノートPCなどを販売しています。
ドスパラのGALLERIAシリーズと同じように、スタンダードなモデルからハイエンドなモデルまで幅広く展開しているので、PCゲーム初心者から上級者まで幅広い方におすすめです。
mouseのG-Tuneシリーズは、主に次のようなゲームで推奨されています。
- Minecraft
- FF14
- PSO2 ニュージェネシス
- ELYON
- ELDEN RING
DELL ALIENWAREシリーズ
DELLのALIENWAREシリーズは、革新系な冷却テクノロジーを搭載した薄型のゲーミングノートPCの「Alienware Xシリーズ」や、Intel Core i7を搭載した15インチのゲーミングノートPC「Alienware m15 R7」などを展開しているシリーズです。
最大限パフォーマンスを発揮できるように、最適な冷却機構を搭載したゲーミングデスクトップPCも展開しています。他社にはない独自のビジュアルも必見です。
DELLのALIENWAREシリーズは、次のようなゲームで推奨されています。
- フォートナイト
- PUBG
- Battle field V
- Division 2
- Rainbow Six Siege
パソコン工房 LEVELシリーズ
パソコン工房のLEVELシリーズは、さまざまなプロゲーマーとコラボレーションしたゲーミングノートPCやゲーミングデスクトップPCを販売しているのが特徴です。
LED電球を装飾していたり、クリアガラスパネルを採用していたりと、ビジュアルにも力を入れています。
他社と比較してラインナップが豊富なのにもかかわらず、低価格なゲーミングPCが目立つのも特徴です。予算が限られている方も高性能なゲーミングPCがお得に購入できます。
パソコン工房のLEVELシリーズを推奨している主なゲームは、次のとおりです。
- FF14
- ドラゴンクエストX
- ELDEN RING
- テイルズウィーバー
- モンスターハンターライズ
Lenovo Legionシリーズ
LenovoのLegionシリーズは、さまざまなゲームから推奨されているモデルですが、Apex Legendsと連携し最大限パフォーマンスを発揮できるように最適化されているので、Apex Legendsをプレイする方におすすめです。
LenovoのLegionシリーズは、Apex Legends以外に次のゲームにも推奨されています。
- フォートナイト
- Call of Duty: Warzone
- CS:GO
- GTA V
- League of Legends
ASUS
ASUSは、ROG – Republic of GamersやTUF GamingなどのゲーミングPCシリーズを展開しています。
ROG – Republic of Gamersは、振動や温度、静音などの13ものテストを実施し、基準をクリアした品質の高いゲーミングPCを販売しているのが特徴です。
TUF Gamingもさまざまなテストを乗り越えた高品質な製品を販売しています。特に耐久性に優れているシリーズです。
ゲーミングノートPCは、13.4インチから17.3インチまで幅広く展開されているので、使用用途によって最適なサイズのゲーミングPCを購入してみてください。
【最新】ゲーミングPCのキャンペーン・セール情報
せっかくゲーミングPCを購入するなら、できるだけ安く購入したいものです。そこでここでは、ゲーミングPCのキャンペーンやセール情報をお伝えします。
予算が決まっている方や、できるだけ安く購入して周辺機器にお金をかけたい方などは、是非参考にしてください。
G-Tune 大決算セールFINAL
G-Tuneでは、大決算セールを実施しており、厳選されたモデルが期間限定価格で購入できます。最大88,000円(税込)OFFで購入できるのでかなりお得です。
セールの一例を紹介します。
定価 | 割引後 | |
---|---|---|
G-Tune HM-B-CM-3060Ti [ Windows 11 ] | 197,780円 | 169,800円 |
G-Tune HM-B (プレミアムモデル) | 197,780円 | 169,800円 |
G-Tune HL-B-3060Ti | 208,780円 | 179,800円 |
G-Tune EM-Z-WA | 164,780円 | 148,280円 |
G-Tune EN-Z-3060Ti | 252,780円 | 214,280円 |
G-Tune EN-Z | 230,780円 | 197,780円 |
表のとおり、モデルによっては6万円ほど安く購入できます。
表以外にも多くのモデルがセールになっているので、ゲーミングノートPC・ゲーミングデスクトップPC問わずお得に性能の良いゲーミングPCを購入したい方は、利用してみてください。
パソコン工房・期末決算セール
パソコン工房では、最大30,000円OFFになる最大期末決算セールを実施しています。期間限定で3月31日までのセールなので、ゲーミングPCの購入を検討している方は、早めに購入しましょう。
セールの対象のゲーミングPCを一部紹介すると、次のとおりです。
定価 | 割引後 | |
---|---|---|
LEVEL-M066-124-RJX [Windows 11 Home] | 144,980円 | 139,980円 |
LEVEL-M0P5-R56X-RBX [Windows 10 Home] | 174,980円 | 154,980円 |
LEVEL-15FX151-i7-PARX [Windows 10 Home] | 173,980円 | 163,980円 |
LEVEL-R969-LC129K-DYX [Windows 10 Home] | 354,880円 | 324,880円 |
SENSE-15FHA20-R7-EZZX [Windows 11 Home] | 119,980円 | 114,980円 |
SENSE-M066-127-RBX [Windows 10 Home] | 190,980円 | 174,980円 |
ゲーミングデスクトップPCもゲーミングノートPCも安くなっているので、どちらを購入しようか迷っている方も、一度セールになっているPCに目をとおしてみてください。
CPUにIntel Core i7やグラフィックボードにGeForce RTX 3080などの高スペックなパーツが搭載されたゲーミングPCばかりなので、PCゲームも快適にプレイできます。
ドスパラ・HAPPY WINTERキャンペーン
ドスパラは、ドスパラ会員限定で期間中合計1,000円以上の買い物をした方に、抽選で最大全額相当のポイントを還元する「HAPPY WINTERキャンペーン」を実施しています。
ポイント還元率と当選数は次のとおりです。
ポイント還元率 | 当選数 | |
---|---|---|
1等 | 100% | 10名 |
2等 | 10% | 50名 |
3等 | 1% | 940名 |
当選上限額は10万ポイントまでと決まってはいますが、かなりお得になる可能性があるので期間中に買い物してみましょう。
キャンペーンを利用するには、エントリーが必要です。忘れずに公式サイトのエントリーページからエントリーしてみてください。
まとめ
今回は、ゲーミングPCの特徴やおすすめのゲーミングPCなどをお伝えしてきました。ゲーミングPCと一言で言っても、さまざまなモデルが販売されているので、どのゲーミングPCを購入しようか悩んでしまいます。
どのゲーミングPCを購入しようか悩む方は、次のポイントを確認しながら選んでみてください。
- SSDのスペック
- グラフィックボードのスペック
- CPUのスペック
- GPUのスペック
- メモリのスペック
- ストレージの容量
上記のポイントは、快適にPCゲームができるかを決める重要なポイントです。基本的には、自身がプレイするPCゲームが公表している「推奨動作環境」を満たしたゲーミングPCを選びましょう。
推奨動作環境は低めに設定されていることが多いので、予算に余裕がある方は推奨動作環境よりも少しスペックの高いゲーミングPCを購入するのがおすすめです。
きれいなグラフィックでプレイできたり、スムーズな動きを体感できたりするので、PCゲームを最大限楽しめます。
自分で選ぶのが面倒な方は、本記事で紹介してきたおすすめのゲーミングPCから選んで購入すれば間違いはないので、自身に最適なゲーミングPCを購入してPCゲームを思う存分楽しみましょう。
※この情報は、2022年3月時点のものです。
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