ヘッドフォンはイヤホンよりもダイナミックなサウンドを楽しめるため、音楽ファンの方を中心に人気があります。
ワイヤレスやノイズキャンセリングなど便利な機能を搭載したものもあり、さまざまな製品があるため迷ってしまう方も多いでしょう。
今回は、ヘッドホンのおすすめランキング28選を紹介します。
有線やワイヤレス、ノイズキャンセリングなどタイプごとに紹介するので、ヘッドホン選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
【人気】おすすめのヘッドホン3選
まずは、ヘッドホンの中でもとくに人気があるものを3つ紹介します。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM4
ソニーは日本の世界的な音響機器メーカーで、すぐれた性能を持つヘッドホンを多数販売しています。その中でも人気があるのが、「WH-1000XM4」です。Bluetoothに対応したワイヤレスヘッドホンで、コードの煩わしさがありません。
高性能なノイズキャンセリング機能を搭載している点もポイントで、独自開発のプロセッサーとアルゴリズムで周囲の雑音を高い精度で遮断できます。とくに中音域の騒音に強いため、街中やカフェなどの人の声が大きい環境に最適です。
音質に関しては、IA技術を組み込んだDSEE Extremeの搭載によって、ストリーミングサービスなどの圧縮音源をハイレゾ級の音質で楽しめるようになっています。
またLDACコーデック対応のため、ワイヤレスでもハイレゾ音源の視聴が可能です。音楽に集中しながら臨場感のある高音質での視聴ができるため、音楽に強いこだわりのある方にもおすすめできます。
ゼンハイザー M3AEBTXL
ドイツの音響機器メーカーであるゼンハイザーのヘッドホンは、性能の高さに定評があり、プロ用途のヘッドホンやマイクも製造しています。
「M3AEBTXL」はスマートな使い心地が人気で、ボタンで簡単に通話の切り替えや音量調節ができます。イヤーパッドの素材はシープスキンで、快適な付け心地も魅力となっています。
搭載されている高性能マイクによって、高い精度でのノイズキャンセリングが可能です。ノイズキャンセリングの強度は、「最大モード」「風切り音低減モード」「圧迫感低減モード」の3つが用意されています。
外音を取り込むトランスペアレントヒアリング機能を使えば、音楽を聴きながら周囲に注意を向けることもできます。
また、装着状態を感知し、自動で再生・停止をする便利な機能もあります。ヘッドホンを外すだけで音楽が止まり、付け直すだけでまた再生が開始されます。快適でスマートな装着感と操作感が魅力のヘッドホンです。
オーディオテクニカ ATHWS660BT
日本の大手音響メーカーであるオーディオテクニカの「ATHWS660BT」は、音質にこだわって作られたヘッドホンです。
大口径53mmのディープ・モーションライバーを搭載しており、充実した重低音を楽しむことができます。持ち運びやすいコンパクトなワイヤレスヘッドホンでありながら、ダイナミックで臨場感ある音質が実現されました。
バッテリーの持続時間が長いこともポイントで、1回のフル充電で最大40時間の使用ができます。さらにケーブルを使った有線接続にも対応しているため、長時間の外出でも心配いりません。
移動中も安心して高音質の音楽を聴きたいという方におすすめでしょう。
【有線】おすすめのヘッドホン5選
現在ではたくさんの種類のワイヤレスヘッドホンが販売されていますが、有線のヘッドホンにも根強い人気があります。
有線ヘッドホンの利点は、音質の安定性や種類の豊富さ、そして価格の安さなどです。ここでは、有線のおすすめヘッドホンを5つ紹介します。
JVC HA-RZ510
老舗オーディオメーカーであるJVCのヘッドホンは、豊富なラインナップで幅広い音楽ファンに人気です。「HA-RZ510」はテレビ視聴やゲームプレイに特に適したヘッドホンとなっています。
イヤーパッドには柔らかい素材を採用し、さらに全方向に稼働するハウジングが頭にフィットするため、長時間の使用でも快適です。
通常のケーブルの他に2.3mの延長コードが付属されているため、テレビやモニターから距離を取りつつヘッドホンを使うことができます。大口径40mmの高磁力ネオジウムユニットによる、解像度が高く臨場感のある音質も魅力です。
音楽はもちろん、ドラマや映画、ゲームなどをクリアな音質で楽しむことができるため、観賞用やゲームプレイ用に使うヘッドホンを探している方におすすめできます。
オーディオテクニカ STREET MONITORING ATH-S100
続いて紹介するのは、オーディオテクニカの「ATH-S100」です。こちらはコンパクトかつ軽量な設計で、移動中などのストリート使いに適しています。
有線ではありますが、ケーブルは片出しで、動いてもケーブルが絡まりにくいです。カラーバリエーションもポップな5色となっており、折りたたみもできて持ち運びも簡単にできます。ストリート使いのおしゃれなヘッドホンを探している方におすすめです。
価格は2,073円(税込)で、ヘッドホンとしてはかなり安いです。一方で安価でも音質にはこだわって作られており、バランスの良いクリアなサウンドで音楽が再生されます。とくに低音は充実しており、EDMやバンド系の視聴には最適です。
このようなコスパの良さが魅力で、ある程度の音質を堪能できる安価なヘッドホンが欲しい方にもおすすめできます。
オーディオテクニカ エアーダイナミック オープン型ヘッドホン ATH-AD500X
オーディオテクニカの「ATH-AD500X」は、装着感に定評のあるヘッドホンです。イヤーパッドには柔らかく蒸れにくい起毛素材を採用しており、重さも235gと軽量なので長時間の使用でも疲れにくくなっています。
さらに3Dウイングサポートとトータルイヤフィット設計で、圧迫感を抑えた軽快なフィット感を実現しています。
一般的に開放型のヘッドホンは低音が弱くなってしまいがちですが、ATH-AD500Xは大口径の53mmドライバーで低音の迫力を堪能できます。低音から高音までの広帯域再生で、全体的にバランスの取れた音質です。
一方で構造上かなり音漏れしやすく、大きく持ち運びも難しいため外での使用には向かないかもしれません。
自宅で長時間ゲームや映画を楽しんだり、作業中に音楽を聴いたりといった用途には最適のヘッドホンとなっています。
OneOdio Pro50
OneOdioは中国の音響メーカーで、低価格ながら高品質なヘッドホンを販売しているため人気があります。中でも「Pro50」は、コスパにすぐれた有線ヘッドホンとして評判です。
本体の他にキャリーポーチが付属しており、イヤーカップも180度回転して折りたためるためコンパクトに持ち運ぶことができます。さらに2種類のケーブルも付いていて、着脱式のケーブルで自身の好きな音質へのカスタマイズも可能です。
大口径50mmのドライバーユニットでバランスの取れた高解像度の音質を実現し、ハイレゾ音源にも対応しています。音楽や動画の鑑賞用にはもちろん、楽曲制作やDJ、モニタリングなどの用途にも適した音質です。
90度・180度の反転モニター構造を採用しているため、レコーディングやDJの環境に合わせて片耳モニタリングもできます。遮音性も高く付け心地も良いため、幅広い用途に合わせて使いやすいヘッドホンです。
オーディオテクニカ ATH-AVC200
オーディオテクニカのヘッドホン「ATH-AVC200」は、音楽や映画を高音質で楽しみたい方におすすめです。快適な装着感がポイントで、ヘッドサポートや大型ヘッドバンドを採用することで長時間でも疲れずに使用できます。
装着するだけで最適なフィット感を得られる構造になっており、自然で心地よい装着感となっています。重さも約210gと軽量タイプです。
また、40mmドライバーを採用しており、鮮明な高音質を楽しめます。密閉型で低音を逃しにくいため、とくに迫力ある重低音は魅力的です。
コードは3.0mと長めで、テレビやモニターと距離を取ることができます。さらに電子ピアノに接続可能な変換プラグアダプターも付属しているなど、ホームユースに特化したヘッドホンです。
【ワイヤレス・Bluetooth】おすすめのヘッドホン5選
ワイヤレスヘッドホンはBluetoothで簡単に接続でき、ケーブルの煩わしさから解放されます。
人気の高まりとともに多様な種類の製品が販売されており、毎年新たなヘッドホンが登場している状況です。ここでは、ワイヤレスのおすすめBluetoothヘッドホンを5つ紹介します。
Beats BEATS STUDIO3 WIRELESS
Beatsは2006年に設立されたApple傘下のオーディオ機器メーカーで、スタイリッシュなデザインと高い品質のヘッドホンが人気です。
「Beats Studio3 Wireless」はワイヤレスヘッドホンシリーズのひとつで、独自のノイズキャンセリング技術を搭載しています。外音を能動的に遮断してくれるため、集中して上質なサウンドを楽しめる点が特徴です。
小型・軽量で持ち運びや移動中の使用にも適しており、デザインもシンプルで洗練されています。カラーバリエーションも豊富で、バッテリーの持続時間も最大22時間と長いなど、外でヘッドホンを使いたい方には嬉しいポイントが多いです。
また、高速充電テクノロジーによって10分の充電で3時間の利用ができます。充電を忘れたり忙しかったりするときに重宝するでしょう。
Jabra Elite 85h ワイヤレスヘッドホン
Jabraは通話用ヘッドセットに強い音響メーカーで、通話性能の高い製品に定評があります。ここで紹介する「Elite 85h」もクオリティの高い通話性能が魅力です。
8つのマイクを搭載することで、ノイズが少ないクリアな音声を伝えることができます。もちろん音楽や動画の視聴にも適しており、音質はナチュラルで緻密です。
また、「SmartSound」という、人工知能(AI)技術を使用し、マイクで周囲の環境を聴き、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能(ヒアスルーモード)を切り替える機能があります。
そのため、設定を切り替えなくても、常に最適な設定モードで音楽を楽しむことができます。
ソニー WH-1000XM5
ソニーの「WH-1000XM5」は、最新モデルのワイヤレスヘッドホンです。ソニー史上最高のノイズキャンセリング搭載しており、ノイズキャンセリング重視の方にぴったりなヘッドホンです。
また、新開発の30mmドライバーユニットにより低音域から高音域まで対応していて、高音質な音楽に浸ることができます。
さらに、左右4つのマイクを用いた高精度ボイスピックアップテクノジーによって、正確でクリアな通話品質になったため、騒がしい場所でもオンライン会議やオンライン授業を快適に参加できるようになります。
バッテリーも最長30時間と長く、充電を気にせず使用することができます。
Anker Soundcore Life Q20+
世界的なオーディオ機器メーカーであるAnkerの「Soundcore Life Q20+」にはアクティブノイズキャンセリングが搭載されており、専用のアプリを利用すると外音取り込みモードやイコライザー設定を簡単に行うことができます。
また、マルチポイント接続に対応しており、同時に2台と機器と接続が可能です。ハイレゾ対応もしており、高音質な音楽を楽しむことができます。
Beats Solo3 Wireless
「Beats Solo3 Wireless」は先ほど紹介したApple傘下のオーディオ機器メーカーのワイヤレスヘッドホンです。
Apple W1チップを搭載しており、Appleデバイス間での設定や切り替えを簡単に行なえます。iPhoneを近づけるだけでセットアップが完了するので、煩わしいペアリング設定が不要です。
また、多機能なコントロール機能があり、通話・音声操作・Siri起動をヘッドホンでできます。
バッテリーも最大40時間であり、充電が少なくなってもFast Fuel機能によって5分の充電で約3時間再生することができます。
【ノイズキャンセリング機能付き】おすすめのヘッドホン3選
周囲の環境音を遮断できるノイズキャンセリング機能は、外でも音楽に集中できるため人気の機能のひとつです。
性能も年々向上しており、現在ではさまざまなタイプのノイズキャンセリングヘッドホンがあります。
ここでは、ノイズキャンセリング機能を持つおすすめヘッドホンを3つ紹介します。
Apple AirPodsMax
まず紹介するのは、Apple初のノイズキャンセリングヘッドホンとして話題となった「AirPodsMax MGY」です。
アクティブノイズキャンセリングの技術が搭載されており、高い精度で雑音を打ち消すことができます。外音取り込みモードもあり、ボタンひとつで簡単に切り替え可能です。
また、Apple製品らしいシンプルでスタイリッシュなデザインと、機能の豊富さも特徴となっています。
独自開発の「空間オーディオ」技術も魅力的で、その場にいるかのような臨場感のあるサウンドで音楽に没入できます。
同社のワイヤレスイヤホンである「AirPods Pro」と同じく「Apple H1チップ」を搭載しているため、iPhoneやMacをはじめとしたApple製デバイスとの連携が簡単で安定した接続も可能です。Appleユーザーの方に適したヘッドホンと言えます。
AKG ヘッドホン N60NC Wireless
AKGは、音楽の都ウィーンに本拠地を置く音響機器メーカーで、幅広いラインナップのヘッドホンを販売しています。ノイズキャンセリングヘッドホンなら、「N60NC Wireless」が人気です。
業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載と謳われており、電車や飛行機の中など雑音の大きい環境でも快適な音楽鑑賞ができます。
音質としてはバランスの取れた深みのあるサウンドが特徴で、迫力のある低音と繊細でクリアな中高音が魅力的です。
キャリングケース同梱で小さく折りたたみもでき、バッテリーの持続時間も長いため旅行にも適しています。移動中に上質な音楽を楽しみたい方におすすめできるヘッドホンです。
シュア AONIC 40 SBH1DY
シュアの「AONIC 40 SBH1DY」は、外出時におすすめのノイズキャンセリングヘッドホンです。ノイズキャンセリングの強度が3段階で調節できる点が特徴的で、自身の好みや周囲の状況に合わせて臨機応変に使えます。
これらの操作はボタンで簡単にでき、また外音取り込みモードもあります。軽量ポータブルでバッテリーも長持ちするため、長時間の外出でも心配いりません。
音質は本格的なサウンドとなっており、ノイズキャンセリングと合わせてスタジオにいるような感覚で音楽に没入できます。
さらに、専用のアプリをダウンロードすれば簡単にイコライザーの調整ができ、自身の好みのサウンドにカスタマイズ可能です。普段の生活でも本格的な音楽を楽しみたい方に適しています。
【密閉型】おすすめのヘッドホン3選
密閉型のヘッドホンは、開放型に比べて遮音性が高く音漏れも少ないため、外出時の使用に適しています。
また、構造上低音をしっかりと表現できるため、深みのあるサウンドを楽しめる点もメリットです。
ここでは、密閉型のおすすめヘッドホンを3つ紹介します。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-CH710N
ソニーの「WH-CH710N」は、密閉型ヘッドホンの中でも、とくに外での使用に適したヘッドホンです。
集中しやすい密閉型であるだけでなく、高性能なデュアルノイズキャンセリング機能を搭載しており、にぎやかな場所でも音楽に没入できます。
一方で外音取り込み機能もあるため、状況に応じて使い分けられて安心です。外出時でも好きな音楽を堪能したい方におすすめできます。
ボタンで種々の音楽再生機能だけでなくハンズフリー通話も可能です。通話の際には、ノイズを抑えて収音するノイズサプレッションが活躍します。
また、イヤーパッドの素材には低反発ウレタンフォームを採用しているため疲れにくいです。軽量で簡単に持ち運びができ、バッテリーも長時間持続するため、どのような場面にも幅広く対応できます。
オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-M50xBT2
続いて紹介する密閉型ヘッドホンは、オーディオテクニカの「ATH-M50xBT2」です。音質にこだわって作られたヘッドホンで、プロ・一般を問わず幅広い層から支持を受けています。
独自開発の大口径45mmドライバーと専用アンプを搭載しており、原音を忠実に再現した自然なサウンドが特徴です。ワイヤレスですがハイレゾ相当の音質が楽しめる、高性能のヘッドホンと言えます。
専用のアプリも用意されており、自身の好みに合わせてイコライザーのカスタマイズができ、その設定は保存可能です。
さらにマルチポイント機能で2台同時に接続ができ、ゲームプレイや動画視聴に適した低遅延モードもあるなど、便利な機能が豊富にあります。使いやすさと高音質の両立で、さまざまな場面で活躍するヘッドホンです。
Bose NOISE CANCELLING HEADPHONES 700
アメリカの有名な音響機器メーカーであるBoseは、プレミアムで高性能なヘッドホンが人気です。
密閉型ヘッドホンの「NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」は、その名のとおりノイズキャンセリング機能がすぐれたヘッドホンで、業界最高クラスの性能がうたわれています。
高精度で外音を遮断できる他、遮断の強度も11段階と細かく調整できる点も特徴です。自宅や職場、電車やカフェの中など、さまざまな場面に対応できます。
洗練されたシックなデザインも評価が高いです。世界的なメーカーなだけあって音質もしっかりしており、特に充実した低音には定評があります。
中高音のサウンドもバランスが良く再現され、幅広いジャンルに合わせられます。Amazon AlexaやGoogleアシスタントに対応している点も、使いやすく嬉しいポイントです。
【開放型】おすすめのヘッドホン3選
開放型のヘッドホンは音の抜けが良く、臨場感のあるサウンドが楽しめます。
密閉型に比べて圧迫感もなく軽いため、長時間の使用にも耐えられる点もメリットです。
ここでは、開放型のおすすめヘッドホンを3つ紹介します。
ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD 599 SE
ゼンハイザーの開放型ヘッドホンに、「HD 599 SE」があります。開放型の強みを最大限に生かしたヘッドホンで、空間的な広がりのあるナチュラルサウンドが魅力的です。
独自のトランスデューサー技術である「EARテクノロジー」によって、オーディオ信号をダイレクトに耳に届けられます。解像度の高いサウンドで、幅広いジャンルの音楽を美しく再生できるのです。
柔らかいイヤーパッドは圧迫感がなく、家庭での長時間の音楽鑑賞や動画視聴にも適しています。有線ヘッドホンであるため、安定した音質も特徴です。ケーブルは着脱式で2種類が付属しているため、デバイスに合わせて使い分けることができます。
自宅でゆっくりとハイクオリティな音質を楽しみたいという方におすすめです。
オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BT
オーディオテクニカの「ATH-HL7BT」は、快適な装着感でおすすめの開放型ヘッドホンです。
開放型は基本的に有線ですが、こちらは開放型かつワイヤレスというユニークなコンセプトを持っています。自宅でもケーブルに煩わされずに、音楽や動画が楽しめるのはポイントです。
通気性が高い構造で圧迫感がなく、また非常に軽量であるため、長時間でも快適に使用できます。
音質は開放型らしい広がりのあるサウンドが特徴で、圧倒的な臨場感の音楽鑑賞が可能です。53mmの大口径ドライバーで広帯域再生を実現した他、Hi-Fi DACやヘッドホンアンプを内蔵することでバランスの取れた充実したサウンドを楽しめます。
コロナ禍に伴うおうち時間に合わせて作られた製品であり、自宅でのライブ鑑賞などにも最適です。
ヤマハ オープンエアー型ヘッドホン HPH-200
ヤマハは日本の老舗音楽メーカーで、とくにピアノは世界的なシェアを誇ります。楽器メーカーだけあり、ヘッドホンも音にこだわった良質なものが作られています。
開放型ヘッドホンの「HPH-200」は、特に楽器の音を忠実に再現することを追求しています。自宅での音楽・映画鑑賞だけでなく、楽器の演奏時など幅広い用途に適応可能です。
大口径40mmドライバーによるバランスの取れた緻密な音質で、加えて開放型であるため音抜けの良い鮮明なサウンドが魅力となっています。
開放感のあるイヤーパッドで疲れにくく、ハウジングの角度やヘッドバンドの長さも細かい調節が可能です。長時間でも快適に装着することができるため、集中して楽器の練習がしたいという方にもおすすめできます。
【機能別】おすすめのヘッドホン3選
ヘッドホンは種類が豊富で、搭載されている機能もそれぞれ異なります。そのため、欲しい機能があればそれを基準に選ぶこともおすすめです。
ここでは、おすすめのヘッドホンを機能別に紹介します。
【マイク付き・マイク内蔵】Anker Soundcore Life Q35
Ankerの「Soundcore Life Q35」は、マイク付きでおすすめのヘッドホンです。
内側と外側に合わせて5つのマイクを搭載しており、快適な通話とノイズキャンセリングが可能です。通話応答は本体のボタンででき、ハンズフリー通話ができます。
5つのマイクを利用した独自のノイズキャンセリング機能も魅力的で、3つのモード選択で環境に合わせた効果的にノイズを低減できます。
音質はとくに低音が豊かで、迫力あるサウンドが楽しめます。ワイヤレスですが高音質コーデック・LDACに対応しているため、ハイレゾ音源の再生も可能です。
専用のSoundcoreアプリも便利で、ノイズキャンセリングやイコライザーの調整ができます。
他にも形状記憶イヤーカップで装着感も良く、2台同時のマルチポイント機能もあるなど、便利な機能が豊富です。
【ハイレゾ対応】デノン ワイヤレスノイズキャンセリング・ヘッドホン AH-GC30
ハイレゾ対応のヘッドホンとしては、デノンの「AH-GC30」がおすすめです。40mmのフリーエッジドライバーやアコースティック・オプティマイザーの搭載により、迫力のある低音と臨場感のあるサウンドを実現しています。
さらに、付属のUSBケーブルを接続すれば有線での利用も可能です。ハイレゾ対応の有線接続で、よりハイクオリティのサウンドで音楽を再生できます。
ノイズキャンセリング機能も魅力的で、「飛行機」「シティ」「オフィス」の3つのモードで状況に合わせた効果を得ることができます。
一方で周囲音ミックス機能もあり、これは周囲の音を音楽にミックスして再生する機能です。これにより、音楽を聴きながら周囲の音に注意を払うこともできます。
【ゲーミングヘッドセット】Razer Kraken RZ04
ゲーム用のヘッドホンが欲しい方には、「Razer Kraken」がおすすめです。数々のゲーミングヘッドセットを販売しているRazerの中でも、とくに人気があります。
7.1サラウンドサウンドソフトウェアにより、位置関係を的確に再現したサウンドが特徴です。正確さが求められるアクションゲームにも対応でき、ゲームを優位に進めることができます。
内部のイヤークッションには冷却ジェルが注入されており、これによって長時間のゲームプレイでも蒸れずに快適です。厚いパッドのついたヘッドバンドや軽量のボディも疲れを軽減するため、ストレスなくゲームに集中できます。
さらに、ユーザーの声だけをクリアにとらえるカーディオイドマイクが付いているため、効率的なボイスチャットが可能です。
【モニターヘッドホン】オーディオテクニカ プロフェッショナル モニターヘッドホン
モニタリング用のヘッドホンなら、オーディオテクニカの「プロフェッショナル モニターヘッドホン」シリーズがおすすめです。
大口径・強磁力のCCAWボイスコイルドライバーを搭載しており、広帯域かつ高解像度のサウンドをモニタリングできます。
原音に忠実な音を再現するため、スタジオレコーディングやミキシングに最適です。DJやトラックメイカーにもおすすめできます。
90度反転モニター機構を採用しているため、片耳モニタリングも可能です。ケーブルは着脱式で、デバイスに合わせて選べる3本のケーブルが付属しています。
本体はコンパクトに折りたたみでき、ポーチも付属しているため持ち運びにも便利です。
【5000円〜1万円】おすすめのヘッドホン3選
安いものも多いイヤホンに比べて、ヘッドホンは高いというイメージを持っている方も多いのではないでしょう。
しかし、お手頃な値段設定で充実した性能を楽しめるヘッドホンもあります。
ここでは、5000円~1万円の価格帯でおすすめのヘッドホンを3つ紹介します。
Anker Soundcore Life Q30
Ankerの「Soundcore Life」は、リーズナブルな価格のイヤホンやヘッドホンで人気のシリーズです。中でも「Soundcore Life Q30」は、ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドホンとして人気があります。
ノイズキャンセリングの強度には「交通機関モード」「屋外モード」「屋内モード」の3つがあり、状況に合わせた調整が可能です。簡単なボタン操作で、外音取り込みモードに切り替えることもできます。
他にも2台同時接続のマルチポイント機能や、内臓マイクを利用したハンズフリー通話など、使いやすく便利な機能が豊富です。
専用のSoundcoreアプリではノイズキャンセリングのモード選択だけでなく、イコライザー設定で自身の好みの音質にカスタマイズできます。いつでも快適に音楽が聴きたい方におすすめです。
Audio Technica audio-technica ワイヤレスヘッドホン ATH-S220BT BK
オーディオテクニカの「ATH-S220BT BK」は、軽い装着感が魅力のヘッドホンです。
約180gという非常に軽い設計が特徴となっており、耳にふわりと乗せるように装着できます。さらに頭の形にフィットしやすいよう研究されたデザインと、耳に優しい素材のイヤーパッドで、快適なリスニングが可能です。
一日中付けていても疲れにくく、いつも音楽を聴いていたいという方におすすめできます。
コンパクトな設計で折りたたみもできるため、外出時にも便利です。シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションで、ファッションにも合わせやすくなっています。
その他にも、ゲームに最適な低遅延モードや2台同時接続のマルチポイント、クリアな音質のハンズフリー通話などたくさんの機能があります。
ソニー ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-ZX110NC / マイク付き
ソニーのヘッドホンは、高価格なものから低価格なものまで幅広いラインナップが魅力です。低価格なものとしては、「MDR-ZX110NC」があります。
有線ながらノイズキャンセリング機能を搭載したユニークなヘッドホンで、周囲の騒音を約95%低減するとされています。「低価格でもノイズキャンセリングは譲れない」という方におすすめです。
音質は低音から高音までバランスが良く、クリアで迫力のあるサウンドを堪能できます。さまざまなジャンルの音楽に適しているため、幅広くおすすめできるヘッドホンです。
コンパクトに折りたためるため持ち運びにも便利で、外出もいろいろなシーンで活躍します。航空機用のプラグアダプターもあり、飛行機の中でも騒音を遮断しつつ音楽や動画を楽しむことができます。
ヘッドホンの選び方
これまで見てきたように、ヘッドホンは数々のメーカーから多様な製品が出ています。
毎年新たなモデルが登場していることもあり、ヘッドホン選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ヘッドホン選びのポイントを解説します。
接続方法
ひとつ目のポイントは、デバイスとの接続方法です。主に「ワイヤレス」と「有線」の2つに分けられ、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ワイヤレスヘッドホンは無線通信でデバイスと接続するため、邪魔になりやすいケーブルが不要となる点が便利です。
移動中や作業しながら音楽を聴くことも増えているため、ケーブルのストレスから解放される点は大きなメリットです。
しかし、有線ヘッドホンに比べると高価になりがちであったり、充電をする必要があったりというデメリットはあります。
一方で、有線ヘッドホンはケーブルでデバイスと接続するため、接続や音質が安定しやすい点が特徴です。
現在ではワイヤレスでも高音質を楽しめるヘッドホンも出ていますが、性能によるバラつきもあるため、有線ヘッドホンのほうが安定した音質を楽しめます。
しかし、ケーブルが必要な点はやはりデメリットで、移動中より落ち着いて上質な音楽を楽しみたい方に向いています。
ハウジングの形状
2つ目のポイントは、ハウジングの形状です。ハウジングとは音を出す機器を包む箱の部分で、「密閉型」と「開放型」の2種類に分けられます。
密閉型は一般的なヘッドホンに採用される構造で、遮音性の高さと音漏れの少なさが特徴です。
そのため、外出時でも周囲に気を配る必要性が少なく、音楽に集中することができます。ハウジング内の空気を利用できる構造のため、重低音を力強く再生できるというメリットもあります。
ただし、そのぶん音がこもりやすく、圧迫感もある点などはデメリットです。
開放型はハウジングが密閉していないため、空間の広がりを感じるサウンドが魅力です。
その場にいるような臨場感で音楽に没入できます。また、密閉型に比べると伸びやかな高音もメリットです。
音漏れが激しいというデメリットもあるため外では使いにくく、室内で豊かな音質を楽しみたい方に適しています。
装着方法
3つ目のポイントは、ヘッドホンの装着方法です。主に「オーバーイヤー型」と「オンイヤー型」の2つがあります。
一般的なヘッドホンはオーバーイヤー型が多く、耳を覆うように装着するヘッドホンで、遮音性の高さと音漏れの少なさが魅力的です。とくに屋外で使用する際には活躍します。
デメリットとしては耳への負担が挙げられ、長時間の使用では疲れやすくなりがちです。ただしラインナップが豊富であるため、現在ではさまざまな対策を施した製品もあります。
一方のオンイヤー型は、耳に乗せるように装着するタイプで、軽い装着感で疲れにくい点がメリットと言えます。コンパクトなモデルも多いため、持ち運びにも便利です。さらに、オーバーイヤー型に比べて低価格な製品が多いという利点もあります。
ただし音漏れを防ぐ効果はあまり期待できないため、使う環境に合わせて音量を調整する必要があります。
リモートワーク・テレワーク用なら「マイク付き」
在宅勤務を導入する会社も増えているため、リモートワークやテレワーク用のヘッドホンを探している方も多いのではないでしょうか。その場合は、搭載されているマイクがポイントになります。
現在はマイクを搭載するヘッドホンも増えていますが、搭載していないモデルもあるため注意しましょう。マイクを搭載したヘッドホンであればそのまま通話することができ、リモートワークにぴったりです。
一般的に搭載するマイクの数で通話性能は上がるとされているため、どれくらいのマイクが搭載されているかを確認するのも重要です。また、通話用に特化したヘッドセットであれば、とくに快適な通話ができます。
一方で通常のヘッドホンに高機能のマイクを搭載した製品もあり、こちらはリモートワークと音楽鑑賞のどちらにも使用できて便利です。
高音質で楽しむなら「ハイレゾ対応」
音楽を高音質で楽しみたいのであれば、ハイレゾに対応しているかどうかも重要なポイントになります。
ハイレゾとは「ハイレゾリューション」の略で、「高解像度」を意味する言葉です。情報量の多さによりアーティストの息遣いや空気感まで捉えることができ、臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。
しかしハイレゾ音源を利用できても、ハイレゾ対応のオーディオで再生しなければ意味がありません。ハイレゾ音源とハイレゾ対応の再生機器、そしてハイレゾ対応のオーディオが必要となります。
ハイレゾ音源を楽しみたい方は、ヘッドホンがハイレゾ対応かどうかチェックして選びましょう。
まとめ
今回は、ヘッドホンのおすすめランキング28選を紹介してきました。
ヘッドホンには非常に多くの製品があり、それぞれ音質や機能が異なっています。求める品質に応じて、価格帯の幅も広いです。
そのため、ワイヤレスや有線、ノイズキャンセリング機能やハウジングの形状など、ヘッドホン選びのポイントを知って比較することが重要になります。
自身に最適なヘッドホンを求めている方は、ぜひ今回の記事を参考に探してみてください。
※本記事の情報は2022年6月時点のものです。
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