有線イヤホンとは
イヤホンを大きく分けると、有線イヤホンと無線イヤホンに分けられます。
有線イヤホンはケーブルをスマートフォンなどの端末に繋ぐイヤホンで、無線イヤホンはBluetoothなどの無線機能で端末に繋ぐイヤホンのことです。
有線イヤホンは電波の影響を受けないので、ケーブルを端末に繋げばいつでも快適に音楽が聴けます。無線イヤホンの場合は、Bluetoothがうまく接続されないなどの電波の影響を受ける可能性があるので、この点は有線イヤホンのメリットです。
自分が有線イヤホンに向いていると感じる方は、本記事内で紹介しているおすすめの有線イヤホンからお気に入りの有線イヤホンを見つけてみてください。
【5000円以下・低価格】おすすめ有線イヤホン3選
まずは5,000円以下の低価格で買える有線イヤホンを3つ紹介します。
低価格でも高性能なイヤホンはたくさんあるので、「イヤホンにそこまでお金は掛けられないけどそれなりに性能の良い有線イヤホンが欲しい」と考えている方は、是非参考にしてください。
final E3000 FI-E3DSS
final E3000 FI-E3DSSはカナル型の有線イヤホンで、最新の音響工学や心理学の研究成果から音質を設計しており、低音から高音まで幅広い音を感じられるのが特徴です。
ビジュアルグランプリという賞を2017年〜2020年の4年間受賞し続けていることから、イヤホン自体のビジュアルが高く評価されているとわかります。
音やビジュアルにこだわった有線イヤホンではありますが、Amazonでの価格が3,755円(税込)と購入しやすい価格なのは嬉しいですね。
オーディオテクニカ ATH-C200iS
オーディオテクニカ ATH-C200iSは、質の良いイヤホンをいくつも製造している「オーディオテクニカ」というメーカーが販売するイヤホンです。
ダイナミックドライバーを採用しているだけでも低音に強いイヤホンなのですが、低域に厚みを増すための専用の音響孔を使用しているので、より豊かな低音域の音を楽しめます。
Amazonではブラックが1,709円(税込)で販売されているので、予算をかけられない方におすすめです。
JBL JBLT210
JBL JBLT210は、イヤホンメーカーとして人気の「JBL」が販売しているイヤホンです。
カナル型のコンパクトなイヤホンではありますが、8.7mm径のダイナミックドライバーを搭載しているので、迫力あるサウンドを楽しめます。
さらに、ケーブルを絡みにくくさせるために、平たい形状のフラットケーブルを採用しているので、ケーブルが絡んで断線する心配も少ないです。
イヤホンを使って電話する方も多いですが、こちらのイヤホンは電話の応答を可能にするボタンが搭載されているので、音楽を聴いている途中に電話がかかってきてもすぐに応答できます。
これだけの機能がついていますが、Amazonで1,727円(税込)で販売されているのも嬉しいポイントです。
【機能別】おすすめ有線イヤホン6選
ここでは、機能別におすすめの有線イヤホンを6つ紹介します。「この機能は絶対に欲しい」と思う機能がある方やどんな機能があるか知りたい方などは、是非参考にしてください。
【ノイズキャンセリング機能】BOSE QuietComfort20 Acoustic Noise Cancelling headphones
BOSE QuietComfort20 Acoustic Noise Cancelling headphonesには、ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、周りの音をシャットダウンし、音楽に集中できます。
音楽を聴きながら勉強やお仕事などを頻繁にする方や、耳栓の代わりとして使い、周囲の音をシャットダウンしたい方におすすめです。
ボタン1つで周囲の音を取り込むモードにも切り替えられるので、いちいちイヤホンを外して会話する必要がない点も高評価です。
【マイク付き】オーディオテクニカ ATH-CKS550XiS
オーディオテクニカ ATH-CKS550XiSにはマイクがついているので、イヤホンをつけながらの通話が可能です。リモートワークが多い方やイヤホンをしながら通話したい方におすすめです。
小型なボディではありますが、9.8mmのドライバーを搭載していることもあり、迫力のある重低音を楽しめるのも魅力です。
また、小型なカナル型なので、高い密着性と装着性を実現しています。しっかり耳に装着させたい方にはおすすめの有線イヤホンです。
【防水対応】JBL ENDURANCE RUN
JBL ENDURANCE RUNは防水機能付きなので、雨や汗で濡れて故障する心配がありません。急な雨やランニングなどの運動をしながら音楽を聴く方にとって大きなメリットです。
耳から取れにくかったり長時間快適に装着できたりする設計になっているので、運動中に使用するイヤホンとしてかなり活躍してくれます。
Amazonでの価格が1,418円(税込)と手頃な価格で購入できる点も嬉しいポイントです。
【ハイレゾ対応】パナソニック ステレオインサイドホン RP-HDE10
パナソニック ステレオインサイドホン RP-HDE10は、ハイレゾ再生機能が搭載されているイヤホンなので、CDよりも高音質な音楽が楽しめます。できるだけ高音質な音楽を楽しみたい方におすすめです。
質の良いドライバーを採用していることもあり、重低音からクリアな高音域の音まで再生できます。さらに、アルミのボディや高音質コードを採用しているので、ノイズや共振を排除し歪みのない高解像度の音楽が再生可能です。
【Type-C】ベルキン SOUNDFORM USB-Cコネクタ付きイヤフォン G3H0002bt
ベルキン SOUNDFORM USB-Cコネクタ付きイヤフォン G3H0002btは接続端子がType-Cなので、Type-Cに対応した端末を使用して音楽を聴く方におすすめのイヤホンです。
イヤホンコードにはマイクと音量を調整するボタンも搭載されているので、スマホを操作せずに次の曲への変更や再生、一時停止などの基本的な操作もできます。
平らなケーブルを採用しており、カバンやポケットの中で絡みにくいデザインなのも嬉しいポイントです。
【Lightning】Apple EarPods with Lightning Connector
Apple EarPods with Lightning Connectorは、iPhoneやiPod touch、iPadに接続できるLightning端子のイヤホンです。Apple製品で音楽を聴くことが多い方におすすめできます。
イヤホンの形状を耳の形状に合わせて製造しているので、他のインナーイヤー型のイヤホンよりもフィットした状態で使用可能です。
また、通話や音量調整が可能なマイクもついているので、使い勝手の良いイヤホンと言えます。
【カナル型】おすすめ有線イヤホン3選
ここでは、おすすめのカナル型イヤホンを3つ紹介します。カナル型のイヤホンは耳への密着度が他のタイプより高いイヤホンです。
しっかりとしたフィット感が感じられるイヤホンを探している方は、是非参考にしてください。
ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-N1
ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-N1は、カナル型のハイレゾ対応イヤホンです。カナル型なので、商品名にもあるとおり耳にフィットし密閉してくれます。
2つのドライバーユニットを組み合わせた、ハイブリッドなドライバーシステムを採用しているので、深みのある低音からきめ細かい高音域までの再生を実現しているので、幅広い音域を楽しみたい方におすすめです。
SHURE 高遮音性イヤホン AONIC 3 SE31BABKUNI-A
SHURE 高遮音性イヤホン AONIC 3 SE31BABKUNI-Aは、AONICシリーズの中でも最小のモデルなので、長時間装着しても快適です。
ノイズキャンセル機能ではありませんが高遮音性能が搭載されており、周囲の音を最大37db遮断してくれるので音楽に集中できます。ケーブルにはマイクが内蔵されており、通話や音量調整などを簡単に操作できます。
JVC HA-FR33BKS
JVC HA-FR33BKSは、カナル型イヤホンではありますが低反発イヤーピースを採用しているので、長時間の装着でも快適なつけ心地が続きます。
ドライバーには高磁力ネオジウムが使用されており、高音質での再生が可能です。ケーブルにはマイクも搭載されていて、通話・再生・一時停止・スキップなどの基本的な操作が可能です。
イヤーピースはSとMから選べるので、自分の耳にフィットする大きさのイヤホンが使えるのも嬉しいポイントです。
【インナーイヤー型】おすすめ有線イヤホン3選
ここでは、インナーイヤー型のおすすめ有線イヤホンを紹介します。
耳に引っ掛けて装着する形状のイヤホンが多いので、カナル型の密着感が苦手な方でも、快適に長時間使用可能です。
また、耳の大きさや形状に関わらず使用できるので、カナル型のイヤホンが耳の形状的に合わない方なども、是非参考にしてください。
ソニー(SONY) 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-XB55
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-XB55は、ベースブースターという機能を搭載しているので、迫力ある重低音を実感できます。
アングル度イヤーピースという特殊な形状を採用しており、耳の奥まで装着できるので遮音性が向上し、快適な装着感です。しっかりした装着感なので、高音もしっかり感じられます。
ケーブル表に細かい溝があり、絡みの原因になる摩耗を軽減してくれるので、ケーブルの絡みや断線の心配が少ないのも特徴です。
オーディオテクニカ EARSUIT ATH-CM707
オーディオテクニカ EARSUIT ATH-CM707は、レゾナンスダクト構造を採用しているので、音の厚みや低音域をしっかり体感できます。また、インナーイヤーイヤホンとしては最大級の15.4mmドライバーを採用しているため、解像度の高い中高音域の再生が可能です。
通常のコードの長さは0.6mですが、延長コードもついているので、さまざまなシーンに対応できます。専用の収納ポーチも付属されているので、持ち運びにも便利です。
オーディオテクニカ ハイブリッド型インナーイヤーヘッドホン ATH-IEX1
オーディオテクニカ ハイブリッド型インナーイヤーヘッドホン ATH-IEX1は、低音域と超高音域に強い特殊なドライバーを組み合わせたマルチドライバーを採用しているので、幅広い音域を高音質で楽しめます。
コードと先端のイヤホンが着脱できる設計なので、オーディオ品質と耐久性に優れていると嬉しいポイントです。音切れやノイズも排除できるので、音楽に集中できる環境が整ったイヤホンと言えます。
【耳掛け型】おすすめ有線イヤホン3選
ここでは、耳掛け型イヤホンを紹介します。
耳掛けイヤホンは、耳に挟んで装着する形のイヤホンが多いので、運動しながら音楽を聴く方なども快適に利用可能です。
また、防水機能がついたイヤホンも多く、雨や汗で故障する心配もありません。音楽を聴きながら運動する方などは参考にしてください。
ソニー MDR-AS210
ソニー MDR-AS210は、汗や水しぶきに強い防滴仕様なので、音楽を聴きながら運動する方なども安心して使用できます。耳をホールドする形で装着するイヤホンなので、激しい運動でも外れません。
強く締め付けるわけではなくちょうど良いフィット感なので、運動に集中できます。価格もかなりお手頃で、Amazonで1,300円(税込)で購入できます。耳掛け型イヤホンが気になっている方は是非検討してみてください。
※2022年2月時点での料金です。
ソニー MDR-AS410
ソニー MDR-AS410も汗や水に強い仕様なので、運動する方におすすめです。サイズの調整が可能なので、どんな方の耳にもフィットします。
Xperia専用の「SmartKeyアプリ」を使用すると、ケーブルに搭載されているリモコンのボタンを自由な機能にカスタマイズできる機能はかなり使い勝手がいいです。
ボタンを押す回数によって機能を振り分けられるので、Xperiaユーザーの方は、自分の好きな機能を割り振って、使いやすいリモコンにカスタマイズしましょう。
ゼンハイザー IE 100 PRO BLACK
ゼンハイザー IE 100 PRO BLACKは、ライブ・ミキシング・プロデュースなどの専門用途に適したイヤホンです。コンパクトなボディでありながら、低音から高音まで心地いい音を楽しめます。
耳にしっかりフィットする形状とパッシブノイズキャンセリング機能が搭載されているおかげで、長時間装着しても快適な付け心地と集中力が続きます。
有線イヤホンの選び方
ここまで、おすすめの有線イヤホンをタイプ別に紹介してきました。多くの有線イヤホンを紹介してきたので、どの有線イヤホンを購入しようか迷ってしまう方も多いと思います。
そんな方に向けて、ここでは有線イヤホンの選び方を紹介します。有線イヤホン選びに迷っている方は是非参考にしてください。選び方は次の4つです。
- 種類から選択
- ドライバーから選択
- 機能から選択
- 接続端子の種類から選択
1つずつ紹介します。
種類で選ぶ(カナル型・インナーイヤー型・耳掛け型)
有線イヤホンには、次のような種類のイヤホンがあります。
- カナル型
- インナーイヤー型
- 耳掛け型
カナル型とは、イヤホンにイヤーピースがついた密着型のイヤホンです。イヤホンの中でも主流のタイプなので、今までイヤホンを使ってこなかった方におすすめできます。
インナーイヤー型は、イヤーピースがなく耳にひっかける形で音楽を楽しむイヤホンです。強く密着する感覚が苦手な方も安心して使用できます。
耳掛け型のイヤホンは、耳に挟んで装着するタイプのイヤホンなので、上記3種類の中で1番密着感のないイヤホンです。それぞれの特徴を考慮して、自分に最適なイヤホンの種類を見つけてみましょう。
ドライバーで選ぶ(ダイナミック型・BA型・ハイブリッド型)
イヤホンの音が流れる部分をドライバーと呼ぶのですが、ドライバーの種類がかなり豊富なので、ドライバーの形状からイヤホンを選ぶのもおすすめです。
主なドライバーの種類は次のとおり。
- ダイナミック型
- BA型
- ハイブリッド型
ダイナミック型は低音に強いイヤホンに採用されており、BA型は高音に強いイヤホンに採用されています。ダイナミック型とBA型のいいとこ取りなドライバーがハイブリッド型です。
自分が好きな音の感じから、どのドライバーにしようか考えてみてください。
機能で選ぶ(ノイズキャンセリング・マイク付き・防水・ハイレゾ)
有線イヤホンには、さまざまな機能を持つイヤホンが多くあります。主な機能を紹介すると、次のとおりです。
- ノイズキャンセリング
- マイク付き
- 防水
- ハイレゾ
ノイズキャンセリング機能は、周囲の音をシャットダウンさせる機能です。AirPods proに搭載され、大きな反響がありました。
そのほかにも、ハイレゾ機能を搭載した有線イヤホンもあります。ハイレゾは、簡単に説明するとCDよりも高音質な音を楽しめる機能のことです。
イヤホンに搭載されている機能は上記のとおりいくつもあるので、自分の欲しい機能が搭載されたイヤホンを選んでみましょう。
接続端子の種類で選ぶ(3.5mm・USB Type-C・Lightning)
有線イヤホンを購入する際は、接続端子の種類をしっかり確認しましょう。音楽を流したい端末に接続できる端子は決まっているので、端末に対応していない有線イヤホンを購入しても使用できません。
主な接続端子の種類をお伝えすると、次のとおりです。
- 3.5mm
- USB Type-C
- Lightning
例えば、iPhoneで使う有線イヤホンを探している方は、Lightning端子のイヤホンを購入する必要があります。自分が使用している端末に接続できる端子から、イヤホンを選んでみてください。
有線イヤホンのおすすめメーカー
ここでは、有線イヤホンのおすすめメーカーを紹介します。このメーカーから購入すれば間違いはないという安心のメーカーを紹介するので、安心できる有線メーカーから購入したい方は是非参考にしてください。
先におすすめのメーカーをお伝えすると、次のとおりです。
- ソニー
- オーディオテクニカ
- JBL
1つずつ特徴などを解説します。
ソニー
ソニーは、電気機器として有名なメーカーですが、ゲームや映画、スマホなどのさまざまな分野で活躍しています。1番利益を出している分野は電化精勤と思われがちですが、「ソニー生命」などの金融分野での利益がかなり大きいです。
ただ、日本で初めてトランジスタラジオを発売した会社なので、創業当初からオーディオなどの分野と親和性の高い会社であると言えます。
ソニーが製造するイヤホンは、商品を見ても分かるとおり、とにかく音にこだわっているイヤホンが多いです。ソニーのイヤホンは低音や高音に特化しているモデルが少なく、比較的フラットな音を再生してくれるので、元の音に近い音が楽しめます。
抜群の安定感を誇るイヤホンメーカーなので、イヤホン選びに迷った際は、ソニーのイヤホンを選べば間違いありません。
オーディオテクニカ
オーディオテクニカは、日本の音響機器や映像機器を製造するメーカーです。プロのミュージシャンもオーディオテクニカの機材を使うことから、音楽業界からかなり信頼されているとわかります。
オーディオテクニカのイヤホンの特徴は、とにかく商品のラインナップが多いことです。2020年にリモートワークが増えてきたことを考慮し、通話に特化したワイヤレスイヤホンを発売するなど、時代に沿って需要のある商品を作り続けています。
デザインにも特徴があり、シンプルなデザインのイヤホンが多いです。カラーバリエーションは豊富なので、シンプルなデザインでも好きなカラーを選びたいという方におすすめできます。
JBL
JBLは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州ノースリッジに本拠地がある音響機器製造会社です。イヤホンだけでなく、高性能なスピーカーなども販売しています。
JBLのイヤホンは、パワフルなサウンドが特徴です。ラインナップも幅広く、ワイヤレス・マルチポイント・ノイズキャンセリングイヤホンなど、さまざまな機能を搭載したイヤホンがあります。
iPhoneのLightning端子に対応したイヤホンなど特徴的なイヤホンも販売しているので、幅広いニーズに対応しているメーカーです。
アプリによるカスタマイズなど独自の機能も提供しているので、多くの商品から自分に最適なイヤホンを見つけたい方は、JBLからイヤホンを探してみましょう。
有線イヤホンのメリット
本記事の最初の部分でも少し触れましたが、有線イヤホンにはいくつかメリットがあるので紹介します。有線イヤホンのメリットは次の4つです。
- 高品質
- 音ズレの心配不要
- 紛失の心配不要
- バッテリー切れの心配不要
1つずつ解説します。
高音質
有線イヤホンはその仕組み上、無線イヤホンよりも音質の良いイヤホンが多いです。
無線イヤホンで音楽を聴く際は、スマホから再生される音楽を一度圧縮してからイヤホンから音楽を流す仕組みなので、どうしても圧縮する分音質が下がってしまいます。
しかし、有線イヤホンはスマホなどの端末に直接ケーブルを指して音楽を再生するので、音楽を圧縮する必要がありません。圧縮せずに再生する分高音質な音楽が楽しめるのです。
無線イヤホンの中にも、有線イヤホンと同等の音質で音楽を再生できるイヤホンもありますが、価格が高めに設定されています。
有線イヤホンであれば、無線イヤホンよりも安めの価格で高音質の音楽が楽しめるので、「そこまでお金はかけたくないけど高音質な音楽を楽しみたい」という方は有線イヤホンを検討してみてください。
音ズレがほとんどない
無線イヤホンを使用すると音ズレや音飛びが気になりますが、有線イヤホンではほとんどありません。音ズレや音飛びを気にする方にとっては大きなメリットです。
無線イヤホンはBluetoothという無線の仕組みを採用しているので、障害物や電子レンジなどの電波を発生する電化製品がある場所で使用すると、電波が干渉し合い音ズレや音飛びが発生します。
ですが、有線イヤホンの場合は無線の仕組みを採用せず、ケーブルを繋いで音楽を再生する仕組みなので、電波の影響を受けません。そのため音ズレや音飛びが発生しづらいのです。
例えば、次のような方は音ズレや遅飛びがあるとストレスを感じるのではないでしょうか。
- 電話を頻繁にする方
- スマホアプリが好きな方
- オンラインゲームが好きな方
特に、電話で音ズレや音飛びが発生してしまうと、通話相手にも迷惑をかけてしまう可能性があるので、できるだけ避けたいところです。音ズレを避けたい方は、無線イヤホンではなく有線イヤホンを購入しましょう。
紛失しにくい
有線イヤホンはケーブルを端末に挿して使用するため、使用しないときは首にかけたり端末に挿しっぱなしにでき、紛失しにくいというメリットがあります。
逆に無線イヤホンはケーブルがなく、左右のイヤホンが別々の商品も多いので、かなり失くしやすいです。無線イヤホンを使ったことがある方の中には、紛失して再度購入した経験のある方も多いのではないでしょうか。
再度購入することになると時間もお金ももったいないので、イヤホンを紛失しそうで不安な方は、最初から有線イヤホンを購入してみましょう。
バッテリーの充電切れがない
有線イヤホンはイヤホン本体を充電する必要がないので、バッテリー切れの心配は不要です。
無線イヤホンの場合は、充電を忘れてしまうとバッテリー切れで使えません。なので、バッテリー切れがないのは有線イヤホンの大きなメリットと言えます。
例えば、外出先で無線イヤホンを使おうとしてバッテリー切れだと、1日イヤホンなしで生活することになってしまいますが、有線イヤホンであればその心配がありません。
また、面倒な充電作業も必要ないので、めんどくさがりの方や自由なタイミングで使いたい方などは有線イヤホンを検討してみてください。
有線イヤホンのデメリット
ここまで、有線イヤホンのメリットを紹介してきましたが、逆にデメリットもあります。メリットと一緒にデメリットも把握して、自分に有線イヤホンが向いているのか確認してみてください。
有線イヤホンのデメリットは次の2つです。
- 断線すると使用不可
- 線が邪魔
1つずつ解説します。
断線すると使用できない
当たり前ですが、有線イヤホンは断線すると使用できません。
有線イヤホンの故障原因の大部分を占めるのが断線です。普通に使っていても、ねじれたり引っかかったりなどひょんなことで断線してしまうので、注意しなくてはいけません。
反対に、無線イヤホンはケーブルがないので断線の心配が不要です。断線で使えなくなるのが心配な方は、無線イヤホンの購入を検討してみましょう。
線が邪魔になる
有線イヤホンはケーブルを端末に挿して音楽を再生するので、ケーブルが邪魔になります。反対に無線イヤホンはケーブルがないので、ノンストレスです。
使っていればケーブルに慣れてくるので、そこまでデメリットに感じない方も多いですが、寝っ転がったり電車の中で音楽を聴いたりする際などはどうしても邪魔となります。
イヤホンの線が邪魔だと感じる方は無線イヤホンを購入しましょう。
有線イヤホンに関するよくある質問
ここでは、有線イヤホンに関するよくある質問と回答をお伝えします。ここまでの内容で有線イヤホンに関しての疑問が解決されなかった方は、是非参考にしてください。
音が聞こえない時はどうすればよいですか?
有線イヤホンから音が聞こえない場合は、音を流している端末と有線イヤホンがしっかり繋がっているか確認してみてください。
ケーブルが抜けていたり奥まで挿入できていなかったりすると、うまく再生されないので音が聞こえません。再度しっかり挿入して音が聞こえるか試してみましょう。
また、有線イヤホンのケーブルが断線していないかも確認するべきです。断線は、ケーブルと端末を繋ぐ付近や耳に装着するイヤホン付近で起こることが多いので、その辺りを重点的に確認してみてください。
保証期間内であれば、メーカーに修理を依頼しましょう。保証期間外の場合は、自力で直すのは難しいので購入を検討してみてください。
有線イヤホンを断線させないコツはありますか?
有線イヤホンは、ねじれや引っ掛かりで断線することがほとんどなので、ねじれていたらこまめに解消してあげたり、障害物に引っかからないように注意しましょう。
寝ながらイヤホンを使用すると寝返りを打った拍子に断線することもあるので、寝ながらの使用は注意してください。
耳が痛くなった時はどうすればよいですか?
イヤホンを長時間耳に装着し耳に痛みを感じた場合は、一旦耳からイヤホンを外し、休憩してください。
そのまま我慢して長時間使用すると痛みがひどくなる可能性もあるので、注意が必要です。また、耳の中が痛い場合は、すぐに使用を中止してください。
そのまま使用し続けると、聴力が低下する可能性もあります。耳の中の痛みが長期間続く場合は、耳鼻科を受診しましょう。
まとめ
今回は、おすすめの有線イヤホンやメリット・デメリットをお伝えしてきました。もう一度有線イヤホンのメリットやデメリットをお伝えすると、次のとおりです。
メリット | ・高音質 ・音ズレの心配不要 ・紛失の心配不要 ・バッテリー切れの心配不要 |
デメリット | ・断線すると使用不可 ・線が邪魔 |
メリット・デメリット両方を把握し、自分に合っているか確認してみてください。最適なイヤホンだと感じた場合は、次の選び方に沿って有線イヤホンを選んでみましょう。
- 種類から選択
- ドライバーから選択
- 機能から選択
- 接続端子の種類から選択
有線イヤホンと一言で言ってもかなりの種類があるので、どの有線イヤホンを購入しようか迷ってしまいます。そんな時は、上記の選び方を参考に選んでみましょう。自分に最適な有線イヤホンを選び、快適に音楽を楽しみましょう。
※この情報(金額)は2022年2月時点のものです。
<参考>