FF14で使用可能なキーボード
FF14は、FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジー 14)の略です。ファイナルファンタジー史上作目となるMMORPGで、2010念のリリース以降、現在も人気を誇ります。最新版である暁月の終焉はver.6.0で、2021年1月に発売されました。
そんなFF14で使用できるキーボードですが、何でもいいというわけではありません。WindowsのPCなら大抵のキーボードを使うことができますが、OSによっては対応していない場合があります。また、Macに関しては対応していない場合もあるので、PCで使用する場合は対応OSを確認しておきましょう。
PS4・PS5で使用する場合も、キーボードが対応しているか確認が必要です。ゲーミングキーボードはマクロ設定やキー設定をカスタマイズできるものが多くありますが、PCのみ設定できるという機種もあります。事前に対応機種を確認するだけでなく、ゲーミングキーボードの機能がフルで使えるか確認しておきましょう。
FF14用のキーボードが必要な理由
そもそも、FF14用のキーボードは必要でしょうか?通常のキーボードではなく、ゲーミングキーボードを使うメリットを解説していきます。
FF14でゲーミングキーボードを使うとレイド難易度が下がる
FF14における「レイド」とは、8人以上で挑戦できる「高難度指定」のコンテンツを指します。FF14には大きく分けて8人レイドと24人レイド(アライアンスレイド)があり、とくに8人レイドは攻略が非常に難しくなっています。とくにエンド系コンテンツやハイエンド系コンテンツは即死ギミックも多く、練習は必須です。仲間とプレイするため、ミスしてはいけないプレッシャーもあります。
複雑な入力を求められる上、キーの押し間違いが即死に繫がるので、キーボードやマウスへの設備投資をして損はありません。ゲーミングキーボードは応答速度が早いものも多く、そのまま勝率アップにも繋がってきます。
また、ホットバー切り替え操作のマクロを設定すれば、キーを押すだけで切り替えが可能になります。手数も増えますし、手元が忙しくなることもありません。
FF14はチャットをしながらプレイするのが醍醐味
FF14の醍醐味の1つは、一緒にプレイする仲間とのチャットです。パッドでゲームをしている方もいるかもしれませんが、やはり複雑な操作・コマンドが求められるFF14にはキーボード+ゲーミングマウスがおすすめです。
野良でプレイする場合はボイスチャットができないことも多いので、チャットにすぐ切り替えができるキーボードでプレイすると安心感があります。プリセットを登録しておけるキーボードなら、チャット・ゲームをボタン1つで切り替えが可能です。またジョブ・クラスごとにショートカットを割り振ることができます。
FF14は複雑なコマンドが多い
ゲーミングキーボードをおすすめする最後の理由が、複雑なコマンドです。先述のホットバーをはじめ、FF14の操作は非常に複雑です。また、選んだジョブ・クラスごとに複雑なコマンドがあり、必要に応じて切り替えなければいけません。
ゲームパッドでも対応することはできますが、ゲーミングキーボードのほうがコマンド操作をしやすく、切り替えも簡単です。複雑な操作を短時間で簡単にできるようになるので、プレイヤースキルが手軽に上がりやすく、結果的に総合的な火力も上がります。
事実、スクエアエニックスが公式で推奨している周辺機器一覧でもゲーミングキーボードがズラッと並んでいます。一般的なキーボードやゲームパッドを選ぶより、ゲーミングキーボードを選んでおくと安心です。
FF14向けキーボードの選ぶ時のポイント
次に、キーボードを選ぶ上で重要なポイントを5つ紹介していきます。
フルキーボード
フルサイズキーボード・テンキーレスどちらを選ぶのかも重要です。それぞれメリット・デメリットがありますが、可能であればフルサイズキーボードを選ぶのがおすすめです。
先述のとおり、FF14は非常に複雑な操作が必要になります。複数のマクロを割り当てる場合、テンキーレスキーボードだとキーボード全体にマクロを設定しなければなりません。複雑で覚えにくく、操作ミスを招きかねません。テンキーがあると、単純に設定できるマクロが増えるだけでなく、独立しているためマクロを覚えやすいのがメリットです。
ただし、テンキーに割り振るほど複雑にマクロを設定することはないという方もいます。またフルサイズキーボードはデスク上のスペースを取るため、マウスの可動域を確保しづらいのが難点です。結論、デスクが狭く、複雑なマクロを設定する必要がないならテンキーレスがおすすめです。またデスクがある程度広く、マクロをたくさん設定してやりこみたいなら、フルサイズキーボードを選びましょう。
日本語配列
キーボードを選ぶ際に見逃しがちなポイントが、日本語配列に対応しているかどうかです。で大きく分けてキーボードはUS配列(英語配列)とJS配列(日本語配列)に分かれます。ほとんどの方がJS配列のキーボードを使った経験があると思いますが、US配列はエンターキーの大きさやキーの数・キー配置が微妙に異なります。
職場で使っているPCが日本語配列で、自宅のPCは英語配列という場合は注意が必要です。キーの配置が違うことで、タイピングが遅くなったり、タイプミスをしやすくなったりする恐れがあります。慣れ親しんだ日本語配列のキーボードを選んでおくと安心です。
有線USB接続
ゲーミングキーボードを選ぶなら、有線USB接続に対応しているものがおすすめです。最近はBluetooth接続に対応した無線キーボードが人気ですが、通信にラグや不良が発生する恐れがあります。最近の無線キーボードの通信技術が進化しているとはいえ、1フレームのラグが勝敗に関わるゲーム用のキーボードとしては、あまりおすすめできません。
ただし、高速Bluetooth通信に対応したゲーミングキーボードもあります。なかでもRazerやLogicoolといった大手メーカーは近年かなり力を入れている印象です。デスクがスッキリして見た目も良くなりますし、掃除もしやすくなるので、信頼できるメーカーのBluetoothキーボードなら選択肢に入るでしょう。
メカニカルキーボードがおすすめ
キーボードには、大きく分けてメンブレン方式・パンタグラフ方式・静電容量無接点方式・メカニカル方式の4種類があります。ゲーミングキーボードにこだわるなら、断然メカニカル方式がおすすめです。
「カチャカチャ」といった打鍵感が特徴で、高価なゲーミングキーボードに採用されることが多いタイプです。
メカニカル方式は各キーに金属のバネを内蔵しています。キーの戻りが早いので、押し間違いやミスを抑えられます。キーボードの軸によって打鍵感が異なるのも特徴です。耐久性が高い上、キーの応答速度が早いタイプも多く揃っています。また、しっかりした打鍵感があるので、ゲームを操作している感を得やすいのも特徴です。
それぞれのメリット・デメリットを表に整理したので、ぜひ参考にしてみてください。
方式 | 打鍵感 | 耐久性 | 応答速度 | 価格 | 静音性 |
---|---|---|---|---|---|
メンブレン方式 | 重い | 普通 | 遅い | 安い | 普通 |
パンタグラフ方式 | 軽い | 低い | 普通 | 安い | 高い |
静電容量無接点方式 | 軽い | 非常に高い | 速い | 非常に高い | 高い |
メカニカル方式 | 軽い〜重い | 高い | 速い〜かなり速い | 普通〜高い | 低い〜高い |
■メンブレン方式
安価なキーボードに多く採用される。沈み込むような押し心地なので、応答速度が遅い。ゲーミングには不向き
■パンタグラフ方式
ノートPCで多く採用される。浅い押し心地で応答速度もそれなりなので、ゲーミングにもおすすめ
■静電容量無接点方式
高級キーボードにのみ採用される方式。ゲーミングにもおすすめだが、価格がネック。
■メカニカル方式
ゲーミングに最もおすすめのタイプ。打鍵感・静音性は選ぶ軸によって大きく異なる
打鍵感と軸
軸の色になぞらえて、「茶軸」「赤軸」「青軸」「黒軸」「シルバー軸」の5種類があります。それぞれ打鍵感に特徴があり、打鍵感や静音性に大きな差がでます。ただし、軸によって応答速度に大きな差はなく、同じ軸でもメーカーや商品によって変わります。一部の粗悪な商品を除いて、基本的にメカニカル方式ならどれを選んでも応答速度に差はありません。好みの打鍵感と押し心地で選びましょう。
結論、初心者は茶軸を選んでおけば失敗しにくいでしょう。配信をする・静音性が重要なら赤軸や黒軸、応答速度重視ならシルバー軸や赤軸がおすすめです。また、メカニカルキーボードの醍醐味といってもいいチャカチャカとした押した感のある打鍵感が好きなら、青軸が向いているでしょう。表にまとめたので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
軸の色 | 音 | クリックの重さ | 特徴 |
---|---|---|---|
茶軸 | チャカチャカした軽い打鍵音。音は小さめ | やや軽い。赤軸・青軸の中間 | 初心者におすすめ |
赤軸 | カリカリとした軽い打鍵音。音はかなり小さめ | 軽い | マイクが音を拾いにくいので、配信やボイスチャット向き |
青軸 | カチャカチャとした打鍵音。音は大きめ | 重い | プロゲーマーの愛用者も多い |
黒軸 | カリカリとした軽い打鍵音。赤軸よりやや静か | 重い。青軸よりやや軽い | 静かな打鍵音と適度な重みを両立したタイプ |
シルバー軸 | ストストっとしたやや重めの打鍵音。メーカーによって差が大きい | 軽い。赤軸よりやや重い | クリックを判断するアクチュエーションポイントが浅いため、高速入力が得意。コンマ1秒が差を分けるゲームにおすすめ |
FF14向けおすすめゲーミングキーボード10選
Logicool G キーボード G213
Logicoolはスイスに本社を置き、日本でも絶大な人気を誇るメーカーです。G213は、エントリーモデルのゲーミングキーボードです。1万円を超えることも多いゲーミングキーボードですが、こちらは7,700円(税込)と手が届きやすくなっています。
キーボードはメンブレン式ですが、ゲーミングキーボードにも劣らない応答速度と上質な押し心地を謳っています。操作音も静かなので、配信やボイスチャットの邪魔になりにくいのも魅力です。
バックライトは1,680万色から選ぶことができます。「ライティングゾーン」を5つ設定しており、グラデーションのように光らせることも可能です。オーディオに合わせたり、ゲームのアクションと連動させたりと、光らせ方は自由自在です。
専用のメディアコントロールを搭載しており、音量や曲のスキップ等の操作も可能です。専用アプリG-HUBを使えば、キーボードに自由にマクロを設定することができます。
価格 | 7,700円 |
本体サイズ | 21.8×45.2×3.3cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メンブレン方式(最大4倍高速レスポンス対応) |
キー配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 有 |
搭載機能 | メディアコントロール・バックライトキーボード・誤操作防止ゲームモードキー |
Razerキーボード RZ03-02640800-R3J1
Razerは、ゲーミングデバイスとして絶大な人気を誇るメーカーです。RZ03-02640800-R3J1はコンパクトなテンキーレスモデルで、白・黒のカラバリを選べるのが魅力です。いかにもゲーミングというデザインが好きなら黒、スタイリッシュに見せたいなら白がおすすめです。
もちろん、Razerの醍醐味といっても過言ではないバックライトも搭載しています。キー1つ1つにバックライトを設定できるので、よく使うコマンドを割り当てたキーを光らせたり、コマンドの種類ごとに色を変えたりすることができます。
メカニカル式を採用しており、Razer独自のオレンジスイッチを搭載しています。静音性としっかりした打鍵感が得られるので、タイピングも操作も快適です。8,000万回のストロークに耐えられる高い耐久性も大きな魅力です。
なお、MERCURY EDITIONシリーズはRazerの白を貴重としたシリーズで、ほかにもマウスやヘッドセット、ゲームパッドを販売しています。気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
価格 | 9,980円 |
本体サイズ | 13.3×36.1×3.6 cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式(Razer独自のオレンジスイッチ) |
キー配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | Razer Synapse 3(マクロ設定ツール) |
エレコム キーボード ECTK-G01UKBK
エレコムは、老舗のPC・PC周辺機器メーカーとして有名です。ECTK-G01UKBKは、5,499円(税込)という圧倒的なコストパフォーマンスで人気のモデルです。コスパ重視で信頼できるメーカーのゲーミングキーボードを選びたいなら、第一候補になるでしょう。
キーボードはテンキーレスのコンパクトなモデルです。メカニカル方式の茶軸を採用しているので、カチャカチャした打鍵感と程よい軽さでタイピングが可能です。5,000万回のストロークに耐える高い耐久性も備えているので、長く使えます。
キーボードのスイッチは、ゲームプレイ時に使用することが多い「W」「A」「S」「D」に加え8つのスイッチを交換することができます。打鍵感を変えられるので、押し間違いを防げます。
バックライトは赤色で固定ですが、点灯パターンは6種類から選ぶことができます。フルサイズキーボードもラインナップしているので、好みに合わせて選んでください。
価格 | 5,499円 |
本体サイズ | 14.2×36.6×5.2 cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式(茶軸) |
キー配列 | 日本語配列・英語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・ゲーミングモード ・キーキャップ交換 ・全キーロールオーバー |
HyperX Alloy Origins RGB キーボード HX-KB6RDX-JP
HyperXは世界の20以上のゲーミングチームのスポンサーとして、近年ますます注目を集めるメーカーです。Alloy Originsはフルサイズでありながらコンパクトなサイズ感を実現したモデルです。デスク上のスペースを取りにくいので、マウスの可動域を確保することができます。
HyperX独自のキースイッチを採用したメカニカル方式を採用しており、軽い打鍵感が特徴的なHyperX Red、程よい打鍵感があるHyperX Aqua、しっかりした打鍵感が特徴的なHyperX Blueの3つのバリエーションから選ぶことができます。
バックライトはカラフルに、独自に1つ1つのキーを光らせることできます。またマクロ設定を細かく割り当てることができ、設定をプロファイルとして保存ができます。光り方をプロファイルに登録することもできるので、気分に合わせて光り方を手軽に変えられます。
3段階に角度調節できるスタンドがついているので、操作性も快適です。テンキーレス・さらにコンパクトな60%レイアウトのバリエーションもラインナップしています。デスクのスペースにあわせて選ぶのもおすすめです。
価格 | 13,220円 |
本体サイズ | 44.3×13.3×3.7 cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式(HyperX Red・HyperX Aqua・HyperX Blue) |
キー配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・ゲーミングモード ・全キーロールオーバー ・プロファイル登録 ・HyperX NGENUITYソフトウェア |
Corsair キーボード CH-9109012-JP
Corsairのキーボード、K70 CH-9109012-JPは、手首に優しいパームレストを搭載したフルサイズのゲーミングキーボードです。Corsairの最上位モデルということもあり、こだわりが詰まったモデルです。
キーボードはメカニカル方式で、定評のあるCherry MXを採用しています。茶軸・青軸・赤軸・スピード軸(シルバー軸)・静音赤軸の5つから好みの打鍵感を選ぶことができます。
キーボード自体にハードウェアを搭載しており、3つのプロファイルを保存可能です。ゲーミングに、仕事にと設定をカスタマイズすることができます。バックライトは色・香料・光らせ方を自在に調整可能です。またCorsair商品同士ならライティングを同期してより統一感を出すことができます。
表面にざらつきを持たせたテクスチャード加工がされたキーキャップとの交換ができるので、よく使うキーをカスタマイズすることもできます。見た目にも高級感があるので、気分も上がります。
価格 | 17,717円 |
本体サイズ | 43.8×16.6×3.9 cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式(茶軸・青軸・赤軸・スピード軸・静音赤軸) |
キー配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 有 |
搭載機能 | ・ゲーミングモード ・全キーロールオーバー ・プロファイル登録 ・USBパススルーポート ・マルチメディア専用コントロール ・CORSAIR iCUE ソフトウェア |
SteelSeries キーボード 64649
Steel Seriesはデンマークに本拠地を構えるメーカーです。ゲーミングキーボードは、キーボード上に有機ELディスプレイ・キーボード上でプロファイルの設定ができるハードを搭載したハイスペックモデルです。
航空機にも採用されるアルミ合金フレームを採用し、高い耐久性と高級感を両立しています。また、キースイッチメカニカル方式で、SteelSeries独自のQX2を搭載したメカニカル方式です。赤軸に近い押し心地で、軽くなめらかな打鍵感が特徴です。ほかにも、青軸に似たブルー、茶軸に似たブラウンから選ぶことができます。
マグネットリストバンドが同梱しており、設置することで手首の負担を軽減することができます。長時間ゲームをしていても手首が痛くなりません。また搭載された有機ELディスプレイは通知を確認できます。クリックできるホイール・メディアキーを搭載しており、音量調整や設定に使うことができます。
バックライトは自由にカスタマイズができるので、プレイ中の気分も上がります。よく使うキーキャップは別売り商品と交換するのもおすすめです。価格は今回紹介する中でも最も高い21,450円(税込)ですが、公式サイトからの購入であれば、初回10%オフで購入できます。
価格 | 21,450円 |
本体サイズ | 35.5×13.9×4.3 cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル(SteelSeries QX2) |
キー配列 | 日本語配列・英語配列 |
テンキーの有無 | 有・無 |
搭載機能 | ・ゲーミングモード ・全キーロールオーバー ・プロファイル登録 ・マルチメディア専用コントロール ・有機ELスマートディスプレイ ・SteelSeriesエンジン |
東プレ REALFORCE RGB TKL
東プレ REALFORCEは、静電容量無接点方式のキーボードです。REAL FORCEといえば、プログラマーやライターの愛用者も多い人気シリーズですが、今回紹介するRGB TKLはゲーマー向けに開発された商品です。
最も特徴的なのは、キーが反応する深さを調整できる「APC機能」を搭載している点です。APC機能ではアクチュエーションポイントを1.5mmと2.2mm、3.0mmの3段階で深さを調整できます。キーごとに設定できるため、よく使うキーを軽くしたり、使わないキーを重くしたりと設定可能です。
また、キースイッチは静電気によってキー入力を感知する「静電容量無接点方式」を採用しています。構造上キースイッチの劣化がほとんどないため、半永久的に使用できます。高価な分長く使いたいという人におすすめです。
打鍵感は「フェザーキータッチ」と呼ばれ、「スコスコ」という独特の打鍵感が特徴です。通常の操作はもちろん、チャットやタイピングも楽しくなります。テレワークにもおすすめです。
価格 | 28,957円 |
本体サイズ | 369mm×142mm×30mm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式 |
配列 | 日本語配列・US配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・フルNキーロールオーバー ・APC機能 ・専用ソフトウェア |
USB有線で耐久性に優れたモデル「Razer Huntsman」
黒のイメージが強いRazerですが、近年はピンクや白といったカラバリも販売しています。今回紹介するRazer Huntsmanは、黒・白・ピンクの3色から選べるゲーミングキーボードです。女性ゲーマーや部屋の雰囲気をシンプルに仕上げたい人におすすめです。バックライトのカラーは1,680万色から自由にカスタマイズできるうえに、光り方まで自由に設定できます。
本格的なゲーミングにも使えるキーの応答速度と耐久性も魅力です。アクチュエーションポイントは1.5 mmと浅く、高速入力が可能です。1億回のキーストロークに耐える高い耐久性があるので、長く使いたい方にもぴったりです。専用アプリを使えば、マクロの設定やキーのカスタマイズも自由自在にできます。
Razer独自のメカニカル方式を採用しており、カチカチ・サクサクしたクリック感を楽しめます。Amazonなどの口コミを見てみると、病みつきになる方も多い印象です。なお、白を貴重としたシリーズであるMecuryコレクション・Quartz pinkコレクションでそろえると、デスク環境に統一感がでます。
価格 | 18,700円 |
本体サイズ | 14×44.4×3.5cm |
接続方法 | 有線USB |
キーの種類 | メカニカル方式 |
配列 | 日本語配列/英語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・10キーロールオーバー ・RAZER SYNAPSE 3 ・RAZER HYPERSHIFT ・クイックマクロ ・ゲーミングモード |
Logicool G PRO X
Logicool G PRO Xはテンキーレスのゲーミングキーボードです。実際に活躍しているプロの声を反映して作られ、大会での勝利実績も持っています。FF14の運営元であるスクエアエニックスからも、推奨デバイスとして認定されています。
購入時に搭載されているキースイッチは青軸を採用しており、しっかりしたクリック感を楽しめます。また赤軸や茶軸も1セットにつき6,980円(税込)で別売りされているので、反応速度を上げたい方はカスタマイズも可能です。
さらに、マイクロUSBケーブルは脱着式になっています。バッグに入れた状態での移動も楽なため、大会への参加などで移動が多い方でも使いやすいでしょう。
Fキーにマクロをカスタマイズできるので、よく使うアクションを設定することで操作がスムーズになります。ただし10キーレスデザインのため、設定できるマクロは少なめです。ボタンが豊富なG Pro Wirelessゲーミングマウスと併用してカバーすると、操作がキーボードに集中しにくくなり、両手を使って素早くさまざまな操作ができるようになります。
価格 | 18,480円 |
本体サイズ | 361mm×153mm×34mm |
接続方法 | USBケーブル |
キーの種類 | メカニカル方式 |
配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・LIGHTSYNC RGBライト ・オンボード ライト プロファイル ・12個のプログラマブルFキー |
Logicool G710
Logicool G710は、スクエアエニックスから推奨商品の認定を受けている人気商品です。一番の特徴は、独自の「Gキー」と「メディアコントロール」です。Gキーは6つ、キーボードの左側に搭載されており、1つに対して3つのマクロを登録することができます。Fキーより「WASDキー」に近いので、スムーズに操作できるのが魅力です。
軸は、青軸・茶軸から選ぶことができます。26キーロールオーバーに対応しているので、通常使用の範囲内であれば、同時押しによる操作ミスもほとんどないでしょう。5,000万クリックしても壊れない高い耐久性があるので、長く使いたい人にもおすすめです。
バックライトは単色なので、虹色に光らせて気分を上げたいという人には不向きです。ただし、輝度は4段階、またWASDキー・矢印の輝度は個別にカスタマイズ可能、さらにキーの色を少し変えることで目立つようになっています。
プリセットを3つまで登録できるので、複数のゲームをする人や、仕事・ゲームとマクロや設定を使い分けたい人におすすめです。音量ホイールや各種操作ボタンを搭載しているので、普段のネットブラウジングにも便利です。価格は14,880(税込)と安いわけではありませんが、多機能なキーボードがほしいなら候補になるでしょう。
価格 | 14,880円 |
本体サイズ | 508mm×220mm×38mm |
接続方法 | USBケーブル |
キーの種類 | メカニカル方式(青軸) |
配列 | 日本語配列 |
テンキーの有無 | 無 |
搭載機能 | ・Gキー ・メディアコントロール ・デュアルゾーンバックライト |
FF14推奨のおすすめPC周辺機器
実はFF14は、スクエアエニックスが公式で推奨しているPC周辺機器がいくつかあります。今回はその中からゲーミングマウス・モニター・スピーカーを紹介します。
FF14におすすめのゲーミングマウス
ロジクール G600t
Logicool G600tは、20ものボタンを搭載したゲーミングマウスです。通常の右クリック・左クリックに加え、薬指クリックを搭載しています。さらにマウスのDPI(感度)を調整できるボタンを2つ、ホイールをスクロール・左右の3つ、本体の親指側に12ものボタンを配置しています。
親指側の12個のボタンは、前後2グループに分けて傾斜をつけられており、押し間違いがないよう考えられています。DPIは200〜8,200まで調整できるので、繊細な操作も速度重視の操作も可能です。
ゲーミングマウスらしく、親指側のボタンにはバックライトを搭載しています。LIGHT SYNCというソフトウェアを使用することで、自由に色のカスタマイズが可能です。
価格は11,980円(税込)とやや高めですが、ゲーミングキーボードと組み合わせることで、さまざまな操作を瞬時に繰り出すことができます。
ロジクール G Pro Wireless ゲーミングマウス
Logicool G Proはプロのeスポーツプレイヤーからのアドバイスを受けて、2年以上の歳月をかけて開発されたゲーミングマウスです。Proの名のとおり、トップeスポーツプレイヤーでも満足できるスペックを搭載しています。
遅延が心配されるワイヤレスマウスですが、ロジクール独自のLIGHTSPEEDワイヤレステクノロジーを採用することで、有線マウスより速いクリック応答速度を実現しました。またHEROセンサーを搭載することで、精確なトラッキングを実現しています。ケーブルの煩わしさや摩擦を気にせず、集中してプレイできます。
さらに、本体はわずか80gという超軽量設計です。最初は軽さにむしろ戸惑うかもしれませんが、手首が疲れにくく、長時間のプレイも快適にできます。
プログラム可能なボタンは8つとやや少なめなので、キーボード操作がメインの方におすすめです。価格は15,620 円(税込)とやや高めですが、快適にプレイしたいならぜひ検討してみてください。
FF14公式推奨モニター!
I-O DATA ウルトラワイドゲーミングモニター
IO-DATAはPC周辺機器を数多く販売する老舗のメーカーです。ゲーミングモニター、LCD-GCWQ341XDBは、34型の超大型のディスプレイです。フルHDの2.4倍もの情報を表示することができ、アスペクト比21:9に対応しています。視野が大きく広がるのでカメラを頻繁に移動する必要がなくなるのはもちろん、迫力のある映像に没入できます。
ワイドディスプレイながら画面を局面させないことで、精確な位置把握が可能です。3440×1440の高解像度なので、ゲーム・映像を快適に楽しめます。
HDRに対応しているので、白飛びや黒つぶれを防止してくれるのもポイントです。応答速度も2ms(75Hz)と高速です。ディスプレイの遅延によるプレイミスを防いでくれます。
1台でマルチディスプレイのような環境を整えられるのも魅力です。ウィンドウを2つ開いてもまだ足りないぐらいのサイズ感なので、ネットブラウジングも快適です。テレワークも捗るでしょう。価格は67,155円(税込)です。
I-O DATA LCD-M4K321XVB31.5型ワイド液晶ディスプレイ
I-O DATAのLCD-M4K321XVBは、31.5型のワイドディスプレイが魅力です。先述の34型と比べると画面は少し小さいものの、解像度は3840×2160、829万画素に対応しています。4K相当の映像を映すことができるので、フルHDの4倍、フルHDディスプレイ2枚の8倍の情報を1枚で映すことができます。
FF14の繊細な映像を楽しめるのはもちろん、普段のネットブラウジングや動画視聴も快適に楽しめます。単純に画面も大きいので、1枚でマルチディスプレイのように使うことも可能です。画面サイズは23.8インチ=34インチまで、6種類から選ぶことができます。
また、4K60Hzの映像に対応しています。従来の30Hzと比べて映像が滑らかになるので、ゲームの迫力も一気に増します。HDRに対応しているので、白飛びや黒つぶれのない色表現を楽しめるのも魅力です。
価格は54,800円(税込)とゲーミングモニターとしては比較的抑えられているので、はじめてのゲーミングモニターとしてもおすすめです。
臨場感倍増!スピーカー
Creative ステレオスピーカー GigaWorks T20 Series Ⅱ 2.0ch GW-T20-ⅡR
ゲーム環境にこだわるなら、ぜひスピーカーの新調もご検討ください。FPSのような細かい足音を聞く必要はありませんが、FFはBGMやサウンドも魅力です。迫力のある音を再現できるスピーカーがあれば、ゲームへの没入感がより一層高まります。
Creativeは、シンガポール発のゲーミングデバイスメーカーです。GigaWorks T20 Series IIは、高い音質が評価され数多くの賞を受賞したT20のアップデート版です。グラスファイバー製の中低音域ドライバー、布製のツィーターを搭載しています。豊かな中音域と繊細な高音を再現してくれます。また、BasXportテクノロジーを搭載することで、迫力と明瞭感を兼ね備えた低音を実現しました。
正面に操作デバイスを搭載することで、ゲーム中でも音量・音質の調整が可能です。また、より音にこだわるならT40もおすすめです。グラスファイバーコーンを2基に増やすことで、より繊細で豊かな、迫力のある音を再現してくれます。
ゲームにはもちろん、普段の動画や音楽を聴く楽しみがより増えます。T20は9,800円(税込)、T40は14,000円(税込)と比較的手軽な価格で購入できます。
まとめ
ここまでおすすめのFF14向けのキーボードを紹介してきましたが、お気に入りの商品は見つかりましたか?
複雑な操作が必要なMMOは、パッドではなくゲーミングキーボードでプレイするのがおすすめです。マクロ設定に時間をかければ、慣れるほどに快適さを実感できるはずです。短時間でさまざまな操作ができるようになるので、総合的な火力も上がり、プレイヤースキルも向上します。
周辺環境にもこだわれば、より快適にゲームをプレイできるようになります。マウスやモニター、スピーカーの購入もぜひあわせて検討してみてください。
※2022年3月時点の情報です。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
<参考>