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【目的別】おすすめワイヤレスイヤホン8選!失敗しない選び方やヘッドホンとの違いも解説!

AirPodsなどの登場でワイヤレスイヤホンの人気が高まっていますが、「どのワイヤレスイヤホンがおすすめなの?」、「どうやって自分に合ったワイヤレスイヤホンを選べばいいの?」このような疑問がある方も多いです。

そこで本記事では、次の内容を解説していきます。

  • ワイヤレスイヤホンの種類
  • ワイヤレスイヤホンのメリット
  • ワイヤレスイヤホンのデメリット
  • ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
  • 目的別・おすすめワイヤレスイヤホン

おすすめのワイヤレスイヤホンを紹介するだけでなく、選ぶ際のポイントも紹介するので、自身に最適なワイヤレスイヤホンを見つけたい方は、是非参考にしてください。

目次

ワイヤレスイヤホンの種類

AirPodsなどの登場により、ワイヤレスイヤホンの需要が高まっている現在ですが、ワイヤレスイヤホンと一言で言ってもいくつか種類があります。

一例として、ワイヤレスイヤホンの種類を分ける項目をお伝えすると、次のとおりです。

  • イヤホンの接続方式
  • イヤホンの形状
  • ワイヤレスイヤホンのタイプ

ここでは、上記のワイヤレスイヤホンの種類について解説するので、ワイヤレスイヤホンの種類がわからない方や、種類は知っているが特徴をあまり理解していない方などは、ぜひ参考にしてください。

イヤホンの接続方式

まずは、イヤホンの接続方式別にワイヤレスイヤホンの種類を紹介していきます。ここで紹介するイヤホンの接続方式は、次の2つです。

  • Bluetooth
  • コーデック

1つずつ解説していきます。

Bluetooth

ほとんどのワイヤレスイヤホンは、Bluetoothで接続して利用します。

そもそもBluetoothとは、デジタル機器用の無線通信規格のことです。2.4GHzの電波を使ってワイヤレスイヤホンとスマートフォンやPCなどの端末を接続して使用します。

Bluetoothは、ワイヤレスイヤホンだけでなく、ワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードなどにも使われている意外と身近な通信規格です。

無線で通信するので、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンにはケーブルがついていません。有線接続のイヤホンは、ケーブルを端末に接続して利用するので、ケーブルが絡まったり断線する恐れがありますが、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンならそのような心配は必要ありません。

Bluetooth接続の方法もかなり簡単で、端末側のBluetooth機能をONにしてワイヤレスイヤホンをペアリングするだけで使用できます。

ワイヤレスイヤホンの接続方式には、Bluetoothが採用されていると理解しておきましょう。

コーデック

コーデックは音声データの圧縮方式のことで、コーデックの違いによって音質や遅延、圧縮効率に違いが出ます

Bluetoothでスマートフォンなどの端末からワイヤレスイヤホンに音声データを送信する際に、そのままの音声データの大きさで送信すると容量が大きすぎて時間がかかってしまいますが、圧縮することでスムーズに送信できるのです。

メーカーによっては、ワイヤレスイヤホンに独自に開発したコーデックを採用しています。例えば、LDACというコーデックはソニーが開発したもので、Samsung Scalable CodecはSamsungが開発したものです。

基本的に全ての端末はSBCというコーデックに対応しているので、SBCのコーデックに対応したワイヤレスイヤホンであればどの端末でも使えます。

SBC以外のコーデックのワイヤレスイヤホンを使いたい場合は、ワイヤレスイヤホンだけでなく端末側も対応している必要があるので、注意してください。

イヤホンの形状

ワイヤレスイヤホンは、イヤホンの形状によって種類が分かれます。骨伝導イヤホンや耳掛けイヤホンなど、例を挙げるときりがありません。

ここでは次の2つの形状に絞って紹介していきます。

  • カナル型
  • インナーイヤー型

カナル型

カナル型のワイヤレスイヤホンは、耳に装着する部分がシリコン製のイヤーピースになっているので、耳の穴にフィットしてしっかりとした装着感のまま音楽を楽しめます。

多くの場合、自分の耳にフィットする大きさのイヤーピースに変更できる仕様なので、ぴったりフィットする感覚が好きな方におすすめな形状です。

耳のフィット感だけでなく、次のような特徴もあります。

  • 防音性
  • ラインナップが豊富
  • ドライバーの性能が豊富

耳の穴にフィットする形状なので、防音性にも優れており、音漏れの心配がありません。

価格や性能の幅が広く、数千円で購入できるモデルから数万円するハイクラスモデルまで販売されているので、高性能なドライバーで音を楽しみたい方から、ワイヤレスイヤホンを体験したい方まで購入しやすいのも特徴です。

カナル型イヤホンは、空間の表現が苦手と言われていますが、バランスド・アーマチュア型やハイブリッド型のドライバーを搭載したワイヤレスイヤホンであればうまく空間を表現できるので、ドライバーの性能を重視する方も満足できます。

多くのラインナップの中から、自身に最適なワイヤレスイヤホンを選びたい方は、カナル型のワイヤレスイヤホンから探すと見つけやすいのでおすすめです。

インナーイヤー型

インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンは、カナル型イヤホンと異なりイヤーピースがついていないモデルです。

イヤーピースがついていないので、耳に引っ掛けて装着します。インナーイヤー型の代表的なワイヤレスイヤホンがAirPodsです。

耳にかけるように装着するため、カナル型のピタッとした密着感が苦手な人でも快適に利用できます。長時間装着しても疲れを感じないので、運動や勉強をしながら音楽を長時間聴くような方にもおすすめです。

構造がシンプルなため、リーズナブルなモデルが数多く販売されているので、あまり予算をかけられない方でも購入できるモデルが数多くあります。

カナル型の形状が耳に合わない方や長時間装着する方は、インナーイヤー型を検討してみてください。

ワイヤレスイヤホンのタイプ

ワイヤレスイヤホンには、次のようにさまざまなタイプのイヤホンがあります。

  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • 左右一体型イヤホン
  • ネックバンド型イヤホン
  • 骨伝導イヤホン

ここでは、モデルが豊富な完全ワイヤレスイヤホンと左右一体型イヤホンを解説します。ワイヤレスイヤホンのタイプ外になる方は、ぜひ参考にしてください。

完全ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンがケーブルなどで繋がっておらず、完全に独立したワイヤレスイヤホンです。

左右のイヤホンが完全に独立しているので、ケーブルが絡まったり断線したりする心配がなく、かなり快適に利用できます。

価格帯も幅広く、Amazonなどでは数千円代から数万円のハイエンドモデルまで販売されているので、完全ワイヤレスイヤホン が気になる方も手軽に購入可能です。

機能面では、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能のついたモデルが多く販売されています。

ノイズキャンセリング機能とは、周囲の音をシャットダウンすることで、音楽に集中したり耳栓代わりにしたりする機能です。周囲の車の音や人の喋り声をシャットダウンできるので、音楽の臨場感を騒がしい場所でも体感できます。AirPodsに搭載されたことで知った方も多いのではないでしょうか。

外音取り込み機能はノイズキャンセリング機能とは真逆の機能で、外部の音を取り込みつつ音楽を楽しめる機能です。

車通りが多い場所を歩いたり人と会話したりする際などに、ノイズキャンセリング機能を使ってしまうと、危険を伴ったり相手の声が聞こえなかったりしますが、外音取り込み機能を使えば周囲の音を確認しつつ音楽を楽しめます。

ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能がついている完全ワイヤレスイヤホンは、1万円を超えるモデルがほとんどなので、予算に余裕がある方は検討してみてください。

左右一体型イヤホン

左右一体型イヤホンとは、左右のイヤホンがケーブルで繋がっているイヤホンのことです。

完全ワイヤレスイヤホンと同じく、端末とイヤホンはケーブルで繋がっていませんが、左右のイヤホン同士はケーブルで繋がっているので、耳から外しても首にかけられます。

完全ワイヤレスイヤホンは、左右のイヤホンがケーブルで繋がっていないので、片方だけなくしたり落としたりしてしまう可能性もありますが、左右一体型イヤホンはケーブルで繋がっているため紛失する心配がありません。

また、左右のイヤホンをつなぐケーブル部分にバッテリーを搭載しているので、完全ワイヤレスイヤホンよりもバッテリー持ちがかなり良く、10時間以上連続して使用できるモデルもあります。長時間連続して使用する方にはおすすめです。

イヤホンの内部にバッテリーや通信機を搭載する必要がないので、完全ワイヤレスイヤホンよりも安価で販売されていることが多く、5,000円以下で購入できるモデルも多くあります。

完全にワイヤレスではなくてもいいという方は、安く購入できる左右一体型イヤホンを選んでみてはいかがでしょうか。

ワイヤレスイヤホンのメリット

現在有線のイヤホンを利用している方の中には、ワイヤレスイヤホンがなぜこれほどまでに流行しているのかわからない方も多いです。

しかし、これほど多くの方がワイヤレスイヤホンを使うようになった背景には、流行だけでは片付けられない、ワイヤレスイヤホンの大きなメリットが関係しています。

ワイヤレスイヤホンを使用するメリットは次のとおりです。

  • ケーブルの煩わしさがなく快適
  • コンパクトなため持ち運びが快適
  • ランニングやスポーツに最適

1つずつ解説していきます。

ケーブルの煩わしさがない

ワイヤレスイヤホンは、端末とイヤホンをつなぐケーブルが存在しないので、ケーブルの煩わしさがありません。これがワイヤレスイヤホンの最大のメリットです。

有線イヤホンは、端末とイヤホンをケーブルで繋がないと使用できないので、ケーブルが絡まったり何かに引っかかったりする心配があります。引っかかってしまうと断線して使えなくなるリスクもあるので、注意して使用しなくてはいけません。

その点、ワイヤレスイヤホンを使う際は上記のような心配をする必要がないので、かなり快適です。

鞄から取り出した時のケーブルの絡まりをストレスに感じている方などは、ワイヤレスイヤホンを購入してみてください。

コンパクトで持ち運びしやすい

ワイヤレスイヤホンは、コンパクトなので持ち運びやすいメリットもあります。

ワイヤレスイヤホンの中でも、特に完全ワイヤレスイヤホンがコンパクトで、ケースに収納した状態で掌に収まるくらいの大きさです。

カバンはもちろんポケットにも余裕で入る大きさなので、イヤホンを持ち歩くことが多い方におすすめできます。

有線イヤホンの場合は、カバンに入れて持ち運んでいる間に他の物と絡まったり、絡まりを解いてから使用したりとかなり面倒です。

しかし、ワイヤレスイヤホンであればケーブルが絡まる心配がないですし、ケースから取り出して耳に装着するだけで使用できます。

コンパクトかつ使いたいときにすぐ使えるイヤホンが欲しい方は、ワイヤレスイヤホンを検討してみましょう。

ランニングやスポーツに最適

ワイヤレスイヤホンは、ランニングやスポーツをする際に最適なイヤホンです。

ランニングなどの運動をする際に有線イヤホンを使用すると、ケーブルが邪魔になりますが、ワイヤレスイヤホンにはケーブルがないので運動に集中できます。

また、ワイヤレスイヤホンの中には防水機能を搭載したモデルが多く販売されているので、防水機能付きのワイヤレスイヤホンを使えば、汗をかいたりランニング途中に雨が降ってきたりしても、故障する心配がありません。

運動中に音楽を聴く方向けのモデルとして、耳から落ちにくい形状のモデルや外音を取り入れつつ音楽を楽しめるワイヤレスの骨伝導イヤホンなども販売されているので、運動しながらイヤホンを使用したい方は、自分に最適なワイヤレスイヤホンを探してみてください。

ワイヤレスイヤホンのデメリット

もちろん、ワイヤレスイヤホンにはメリットだけでなくデメリットもあります。

これからワイヤレスイヤホンを購入しようと考えている方は、メリットとデメリットを両方把握し、自身に最適なのか考えてから購入しましょう。

ワイヤレスイヤホンのデメリットは次のとおりです。

  • 紛失しやすい
  • 充電がないと利用不可
  • 不安定な通信による障害

1つずつ解説していきます。

紛失しやすい

ワイヤレスイヤホンは、端末とイヤホンをつなぐケーブルがないので、紛失しやすいのがデメリットです。

有線イヤホンであれば、端末に繋いだまま巻き付けて持ち運べるので、端末から外さずに使用していれば紛失しにくいですが、ワイヤレスイヤホンにはケーブルがないのでそうはいきません。

特に、完全ワイヤレスイヤホンは左右のイヤホンをつなぐケーブルすらついていないので、耳から外してどこかに置き忘れたり、外す際に隙間に落としてしまったりすることが多いです。

完全ワイヤレスイヤホンを使うのであれば、使ったらケースにしまってカバンに入れる習慣をつけるなど、紛失防止策を考えなくてはいけません。よく物をなくす方や忘れ物が多い方は、注意してください。

充電が切れると使えない

ワイヤレスイヤホンは、充電が切れてしまうと使用できません。

有線イヤホンであればイヤホンを充電する必要がないので、いつでも使いたいときに使えますが、ワイヤレスイヤホンは内蔵のバッテリーを使用しているので、充電が切れてしまうと利用できなくなります。

最近のワイヤレスイヤホンは、連続で10時間以上再生できるものもあるので、そこまで心配する必要はありませんが、うっかり充電するのを忘れてしまうと次に使いたいときに使えないので、イヤホンを充電することに慣れていない方にとってはデメリットです。

ワイヤレスイヤホンを使っている方であれば、1度は使いたいときに使えないという経験をしているのではないでしょうか。これから3時間かけて移動するときに、ワイヤレスイヤホンが使えないのはかなり不便です。

また、長年使っていると内蔵されているバッテリーの持ちが悪くなるので、1回の充電で使える時間がだんだん短くなってきます

こちらも最近のワイヤレスイヤホンであれば、バッテリーの寿命が長いモデルや保証期間内であれば内蔵バッテリーを交換してくれるメーカーなどもあるので、長く使い続けたい方はそのようなモデルを選ぶのがおすすめです。

音が途切れたり遅延することがある

ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothで端末からイヤホンに音声データを送信して音楽を再生する仕組みなので、音が途切れたり遅延したりすることがあります。

Bluetoothは電波で音声データを送信するため、何かが電波を干渉すると音が途切れたり遅延したりするのです。例えば、次のようなものが近くにある環境で使用すると、干渉する可能性があります。

  • 電子レンジ
  • 電話機
  • Wi-Fiルーター
  • Bluetoothマウス
  • Bluetoothキーボード

Bluetoothと同じ2.4GHz帯の電波が周辺にある環境は、音切れや遅延が起きやすいです。音楽をスムーズに楽しみたい方にとっては、大きなデメリットと言えます。

また、同じ電波を発するものと干渉する以外にも、物理的に通信距離が遠いと通信が不安定になり音切れや遅延が起きてしまうので、注意してください。

ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント

ワイヤレスイヤホンのメリットやデメリットを理解して、自身にワイヤレスイヤホンが合っていると感じた方は、数あるワイヤレスイヤホンの中から自分に最適なイヤホンを選びましょう。

さまざまなメーカーから独自の機能を搭載しているワイヤレスイヤホンが発売されているので、どのワイヤレスイヤホンを購入しようか悩む方も多いです。

そんな方は、次に紹介するワイヤレスイヤホンを選ぶポイントに沿って選んでみてください。

  • 価格帯を設定
  • 充電バッテリーの最大持続時間
  • スポーツをする方なら防水性能
  • 音質や遅延
  • 通話や会話するならマイク機能
  • 本体の装着感
  • 安心のブランド・メーカー

1つずつ紹介します。

価格帯を設定する

まずは、購入するワイヤレスイヤホンの価格帯を設定しましょう。

ワイヤレスイヤホンは、数千円で購入できるモデルから10万円以上するハイエンドモデルまで販売されているので、購入する価格帯を先に決めればある程度絞れます。

例えば、予算が1万円なのに5万円のワイヤレスイヤホンが搭載している機能が欲しいと考えても、予算オーバーで購入できないので時間がもったいないです。

ワイヤレスイヤホンを購入する際は、まず予算を決めてから選び始めましょう。

充電バッテリーの最大持続時間

充電バッテリーの最大持続時間で選ぶのもおすすめです。

ワイヤレスイヤホンによっては、短時間しかバッテリーがもたないモデルもあるので、頻繁に長時間連続してイヤホンを使用する方などは、できるだけバッテリーの最大持続時間が長いモデルを選びましょう。

特に、勉強や運動、仕事の間ずっとワイヤレスイヤホンで音楽を聴いている方などは、バッテリーの最大持続時間を比較して長いモデルを選ぶべきです。

ワイヤレスイヤホン最大持続時間
Apple AirPods Pro5時間
AVIOT TE-D01t18時間
Anker Soundcore Liberty Neo 210時間

上記のように、モデルによって最大再生時間は大きく異なるとわかります。

何回も充電するのは面倒ですし、充電している間はイヤホンが使用できないので、長時間快適に使いたい方は最大持続時間が長いモデルを購入しましょう。

スポーツをする方なら防水性能

ワイヤレスイヤホンを使いながらスポーツをする方は、防水機能付きのワイヤレスイヤホンを選びましょう。

防水機能付きのワイヤレスイヤホンであれば、スポーツをして汗をかいても故障を心配せずに使用できますし、急な雨でもイヤホンを外さずに続けられます。

防水機能がついていないイヤホンが汗や雨で濡れてしまうと、すぐに壊れてしまうので、スポーツをする方は、防水機能付きのワイヤレスイヤホン一択です。

防水機能は、IPXと呼ばれる指標によって0〜8段階にレベル分けされているので、どれくらいの防水性能のイヤホンを購入するか検討する必要があります。

防水機能つきイヤホンに多く採用されているIPXのレベルを解説すると、次のとおりです。

IPX4どんな方向からの水による影響も受けない
IPX5どんな方向から水を直接かけても影響を受けない
IPX6どんな方向から水を直接強くかけても影響を受けない

他にもレベルはいくつかありますが、IPX4〜6の防水レベルを搭載しているワイヤレスイヤホンが多いです。

自身に最適な防水レベルを考えて、防水機能つきのワイヤレスイヤホンを選んでみてください。

音質と遅延の少なさにこだわる

ワイヤレスイヤホンで音楽を楽しみたい方などは、音質と遅延の少なさにこだわってみましょう。

ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothで端末とイヤホンを通信して音楽を流しているので、直接有線で通信して音楽を流すイヤホンと比較すると、音質が劣ったり遅延が起きたりします。

ワイヤレスイヤホンの仕組み上しょうがないことではありますが、せっかく音楽を楽しみたい方にとってはデメリットです。

しかし、現在では有線イヤホンに負けないくらい音質がいいモデルや、遅延がほとんどないモデルなども販売されているので、音楽の臨場感や細かい部分の音などをワイヤレスイヤホンで楽しみたい方は、そのようなモデルを選びましょう。

音質は、コーデックで決まります。どのスマートフォンを使用するかによって対応しているコーデックが変わるので、使っているスマートフォンがどのコーデックに対応しているのか確認し、同じコーデックのワイヤレスイヤホンを選ぶのがおすすめです。

iPhoneなら「AAC」対応

AACは、iTunesストアなどで購入するときのフォーマットなので、iPhoneで音楽を再生する際にAAC対応のワイヤレスイヤホンを使用すると、イヤホンのパフォーマンスを最大限引き出せます。

他にも、SBCやaptXなどのコーデックに対応したワイヤレスイヤホンがあり、iPhoneでも使用できるのですが、iPhone側が対応していないコーデックだと音質が悪くなってしまうのでおすすめできません。

iPhoneユーザーの方は、AACに対応したワイヤレスイヤホンを選んでみてください。

Androidなら「aptX」対応

iPhoneはAACに対応していますが、Androidはaptxに対応しています。aptxは特殊な圧縮方法で音声データを圧縮してワイヤレスイヤホンに送信できるので、AACよりも高音質で遅延が少ないコーデックなのです。

aptxから派生したコーデックに「aptx HD」や「aptx LL」などもあります。aptx HDはハイレゾに対応したコーデックなので、使用しているAndroid端末がハイレゾ再生とaptx HDに対応している場合は、CDよりも音質の良いハイレゾ再生が可能です。

aptx LLは遅延が少ないコーデックなので、スマートフォンでゲームをする方などにおすすめできます。

今まで使用するイヤホンのコーデックを重視していなかった方は、地震のスマートフォンに合ったコーデックのワイヤレスイヤホンを選んでみてください。

通話や会話するならマイク機能

ワイヤレスイヤホンを使って通話や会話する方は、マイク機能がついたモデルを選びましょう。

ワイヤレスイヤホンによっては、マイクを内蔵しているモデルもあり、スマートフォンを操作せずに着信に出られたり通話を終了できたりします。

わざわざスマートフォンをポケットから出したり、イヤホンを耳から外したりしてから電話に出なくて済むので、かなり快適です。

普段仕事などで通話を頻繁にする方は、マイク機能がついたワイヤレスイヤホンを検討してみてください。

本体の装着感

ワイヤレスイヤホンの装着感もかなり大切です。

特に、勉強やスポーツをしながら長時間装着するような方は、快適な装着感のワイヤレスイヤホンでないと耳が痛くなってしまいます。

例えば、カナル型のイヤホンは先端にシリコンがついているので、密着感が強く運動しながら音楽を聴くような方でも落ちにくいです。

インナーイヤー型のイヤホンであれば、イヤホン尾先端にシリコンがついておらず、耳に引っ掛けるようにして装着するので、カナル型イヤホンの密着感が苦手な方でも長時間装着できます。

装着感は人によって好みが分かれるので、自身の好きな装着感のワイヤレスイヤホンを選んでみてください。

安心のブランド・メーカー

機能などにこだわりがない方には、安心できるブランドやメーカーから発売されているワイヤレスイヤホンを選ぶのもおすすめです。

安心できるブランドやメーカーがわからない方は、次のブランドやメーカーをおすすめします。

  • SONY
  • Apple
  • AKG
  • BOSE
  • beats
  • audio-technica
  • SHURE
  • JBL

あくまでも一例です。上記以外にも、安心して購入できるブランドやメーカーはたくさんあります。

各ブランドやメーカーによって、音や独自の機能などさまざまな点にこだわっているので、自身が欲しいと思う性能や機能に特化したブランドやメーカーを選んでみましょう。

目的別・おすすめワイヤレスイヤホン

ここでは、低価格帯や防水機能付きなどの目的別におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介します。自分が重視する特徴を持ったワイヤレスイヤホンがあるか確認してみましょう。

先に、紹介するワイヤレスイヤホンと基本情報をお伝えすると、次のとおりです。

商品名価格接続方式最大再生時間防水機能マイク機能の有無
エレコム「FAST MUSIC」LBT-TWS104,917円Bluetooth標準規格 Version5.0約3時間無し有り
AVIOT TE-D01gv8,800円Bluetooth version 5.2約11時間有り(IPX7)有り
JVCケンウッド HA-XC90T15,246円Bluetooth標準規格 Ver.5.0約15時間有り(IPX5)有り
AVIOT TE-D01t10,890円Bluetooth(バージョンの記載なし)約18時間有り(IPX4)有り
JAYS m-Seven True Wireless14,828円Bluetooth 5.0約9.5時間有り(IPX5)有り
Anker Soundcore Life P24,999円Bluetooth 5.0約7時間有り(IPX7)有り
SONY LinkBuds WF-L900HM23,100円Bluetooth標準規格 Ver.5.2約5.5時間有り(IPX4)有り
YAMAHA TW-E3BH8,200円Bluetooth 5.0約6時間有り(IPX5)有り
※料金は税込表記です。

1つずつ詳しい特徴を解説します。

低価格帯で選ぶ

まずは、低価格帯でおすすめのワイヤレスイヤホンを紹介します。予算が決まっている方や安くて性能の良いワイヤレスイヤホンを探している方は参考にしてください。

おすすめの低価格帯のワイヤレスイヤホンは次の2つです。

  • エレコム「FAST MUSIC」LBT-TWS10
  • AVIOT TE-D01gv

1つずつ紹介します。

エレコム「FAST MUSIC」LBT-TWS10

エレコムのLBT-TWS10は、左右のイヤホンがケーブルでつながっていない完全ワイヤレスイヤホンですが、4,917円(税込)とかなり低価格で購入可能なワイヤレスイヤホンです。

人間の耳の形状に合わせたエルゴノミクスデザインを採用しているので、装着したときにしっかり耳の中にフィットします。サイズ感はかなりコンパクトで、超軽量・超小型化を実現しており、持ち運びにも便利です。

6.0mmのダイナミックドライバーを採用しているので、コンパクトな見た目からは想像できない力強くクリアな音質を楽しめます。

通話マイク機能も搭載しているので、音楽だけでなく通話を快適に楽しみたい方にもおすすめです。

AVIOT TE-D01gv

AVIOTのTE-D01gvは、防水機能・通話マイク搭載・ノイズキャンセリング機能などのさまざまな機能が搭載されている完全ワイヤレスイヤホンです。

これだけの機能が搭載されているにもかかわらず8,800円(税込)で購入できるので、そこまで高額なワイヤレスイヤホンを買えない方も満足できます。

最大再生時間が約11時間と長いので、長時間の移動や勉強時などにワイヤレスイヤホンを使う方にもおすすめです。

最大再生時間の長さで選ぶ

ワイヤレスイヤホンは、モデルによって最大再生時間にかなりばらつきがあります。

短時間しか音楽を聴かない方は最大再生時間が短いモデルでも満足できますが、長時間楽しみたい方は最大再生時間が長いモデルでないと満足できません。

そんな長時間再生したい方向けに、最大再生時間が長いモデルを紹介するので、好みのワイヤレスイヤホンがあるか確認してみましょう。

最大再生時間が長くておすすめのワイヤレスイヤホンは、次の2つです。

  • JVCケンウッド HA-XC90T
  • AVIOT TE-D01t

1つずつ紹介します。

JVCケンウッド HA-XC90T

JVCケンウッドのHA-XC90Tは、イヤホン本体のみで最大15時間連続再生可能な完全ワイヤレスイヤホンです。

充電ケースと合わせると最大45時間再生できるので、1日充電せずに本体と充電ケースだけで十分音楽を楽しめます。

また、10分の充電で約1時間30分再生できるクイック充電にも対応しているので、万が一本体と充電ケースの両方の充電がなくても安心です。音質の面では、12mmのドライバーユニットや独立音響チャンバーを搭載していることもあり、リアルな重低音を実現しています。

AVIOT TE-D01t

AVIOTのTE-D01tは、イヤホンだけで最大18時間再生できる完全ワイヤレスイヤホンです。

チャージングケースと合わせると最大60時間再生できます。イヤホンとケースを合わせると78時間再生できる計算なので、数日間は充電なしで大丈夫です。急速充電にも対応していて、15分の充電で約3時間音楽を再生できます。充電を忘れても安心です。

TE-D01tは通話マイクにもこだわりがあり、ノイズキャンセリング用のマイクと合わせて合計6個のマイクを搭載しているので、クリアな音声で通話できる特徴もあります。

防水性能で選ぶ

ワイヤレスイヤホンを使用するシーンとしては、室内だけでなく外で運動しながら音楽を聴く方も多いです。

運動しながらイヤホンをつけるのであれば、防水機能付きのワイヤレスイヤホンを選べば故障する心配もないのでおすすめできます。

ここで紹介する2つのモデルは、それぞれ防水機能が異なるので、最適な防水機能を搭載しているか確認してみてください。

防水機能付きでおすすめのワイヤレスイヤホンは、次の2つです。

  • JAYS m-Seven True Wireless
  • Anker Soundcore Life P2

1つずつ紹介します。

JAYS m-Seven True Wireless

JAYSのm-Seven True Wirelessは、IPX5レベルの防水機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンなので、雨や汗などの水分が少しくらいかかっても故障する心配はありません。

特徴的な機能としては、音声アシスタント機能を搭載している点です。m-Seven True WirelessでSiriやGoogleアシスタントなどを呼び出して利用できるので、音声アシスタントを普段から利用している方はかなり快適に利用できます。

最大再生時間は、9.5時間と長めで専用の充電ケースを含めると最大38時間再生できるので、長時間利用する方にもおすすめです。

Anker Soundcore Life P2

AnkerのSoundcore Life P2は、IPX7の防水機能に対応しています。0〜8段階の中の7に相当する防水性能なので、かなり高性能な防水機能です。

運動中の汗はもちろん、強めの雨に濡れても故障しないので、濡れる可能性のある場面や場所で頻繁にイヤホンを使う方におすすめできます。

Anker独自のテクノロジーが再生中の音楽の低周波音域を分析し、低音を最大43%増幅させてくれるので、低音を力強く感じられるイヤホンです。

マイク機能の付いているものを選ぶ

ワイヤレスイヤホンには、マイク機能が搭載されたモデルが多くあります。音楽を聴くだけでなくリモートワークで通話する際のマイクとして活用する方などにおすすめです。

そんな方へ向けて、マイク機能付きワイヤレスイヤホンを2つ紹介するので、気になる方は参考にしてください。

  • SONY LinkBuds WF-L900HM
  • YAMAHA TW-E3BH

1つずつ紹介します。

SONY LinkBuds WF-L900HM

SONYのLinkBuds WF-L900HMは、AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーによって、ノイズリダクションシステムが周囲のノイズを抑え、クリアな声のみを抽出してくれるので、相手に聞き取りやすい音声を届けられます。

音質に関しては、SONY独自の技術である「DSEE」を搭載しているので、音声データを圧縮したときに失われがちな高音域の音まで送信してくれるため、よりCDに近い音を楽しめるワイヤレスイヤホンです。

YAMAHA TW-E3BH

YAMAHAのTW-E3BHは、マイク機能を使ってボイスアシスタント機能も利用できる完全ワイヤレスイヤホンです。

ハンズフリー通話だけでなく、ボイスアシスタント機能で曲の情報やニュースを聞いたり、音楽再生の基本操作を声で行えたりします。

イヤホン本体の最大再生時間は6時間と少し短めですが、ケースで18時間分の充電ができるので、最長24時間の使用が可能です。

声やイヤホンのボタン以外にも、専用のアプリを使って、オートパワーオフの設定やバッテリー残量の確認などができます。

マイク機能付きのイヤホンを探している方や楽器メーカーならではのこだわりのチューニングを体感したい方は、購入を検討してみてください。

ワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホンはどちらがいい?

音楽などを楽しむ際は、ワイヤレスイヤホンの他にワイヤレスヘッドホンという選択肢もあります。

ワイヤレスイヤホンの方が多数派ではありますが、ワイヤレスヘッドホンが気になっている方へ向けて、ワイヤレスヘッドホンのメリットやデメリットを確認するので、ぜひ参考にしてください。

ワイヤレスヘッドホンのメリット

ワイヤレスヘッドホンのメリットは、ケーブルの煩わしさからの解放だけです。

ワイヤレスイヤホンと同じく、ワイヤレスヘッドホンもケーブルがついていないので、ケーブルが絡まったり断線したりする心配はありません。

しかし、ワイヤレスイヤホンのようにコンパクトでもありませんし、運動時にも向いていないので、ケーブルがない以外のメリットを感じるのは難しいです。

ワイヤレスヘッドホンのデメリット

ワイヤレスヘッドフォンのデメリットは次のとおりです。

  • 音飛びや遅延のリスク
  • 充電がないと使用不可
  • 重いため長時間の使用は大変
  • 大きいため持ち運びに不便

ワイヤレスイヤホンと同じく、ワイヤレスヘッドフォンも充電がないと使えなかったり、電波が干渉する場所では音飛びや遅延のリスクがあったりします。

それに加えて、ワイヤレスヘッドフォンは大きさがあるため、長時間利用するとなると疲れを感じやすかったり、持ち運びに不便だったりするので注意してください。

まとめ

今回は、ワイヤレスイヤホンのメリットやデメリット、おすすめのワイヤレスイヤホンなどをお伝えしてきました。

これからワイヤレスヘッドフォンを購入する方は、次のポイントに沿って選んでみてください。

  • 価格帯を設定
  • 充電バッテリーの最大持続時間
  • スポーツをする方なら防水性能
  • 音質や遅延
  • 通話や会話するならマイク機能
  • 本体の装着感
  • 安心のブランド・メーカー

ワイヤレスイヤホンは、さまざまなブランドやメーカーから販売されているので、どれを購入しようか悩んでしまいます。

上記のポイントに沿って選ぶと自身に最適なワイヤレスイヤホンを選べるので、是非参考にしてみてください。

※この情報は2022年3月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

<参考サイト>
AVIOT公式サイト
Anker公式サイト
Bose公式サイト

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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