スマートカーテンとは
近年、高い利便性から注目されているのが「スマート家電」です。
スマート家電とは、インターネットによりエアコンや照明などのさまざまな家電を遠隔操作できるように設定した製品を指します。
例えば、一般的にはリモコンで操作するエアコンもスマート家電を導入すれば、スマートフォンやタブレット端末での操作が可能です。スマートフォン1台でさまざまな家電を操作できるだけでなく、外出先から家電製品を操作できるのも大きな魅力と言えます。
さまざまな家電製品が発売されている中でも、便利と話題になっている製品が「スマートカーテン」です。
スマートカーテンとは、カーテンレールにユニットを取り付けることで、カーテンの自動開閉やスマートフォンでの開閉操作ができるデバイスを指します。防犯対策や時間短縮の効果などさまざまなメリットが得られるため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、スマートカーテンの魅力について詳しく解説していきます。スマートカーテンを導入するメリット・デメリットからおすすめの製品まで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スマートカーテンで何ができる?
スマートカーテンを導入すれば、生活の中で意外と面倒になるカーテンの開閉を遠隔操作で行えます。
スマートフォンアプリと連動・設定しておけば、スマートフォンによって外出先からの操作も可能です。帰りが遅くなってしまった場合や、長期間に渡って家を留守にする場合に防犯対策としてカーテンの開閉が行えるのも助かります。
また、スマートカーテンはタイマー機能がついているため、決まった時刻に自動でカーテンの開閉が可能です。例えば、起床時間に自動でカーテンが開く設定にしておけば、朝日による天然の目覚ましとしても活用できます。
加えて、照明と連携することも可能で、日の出・日の入りに合わせてカーテンが開閉するとともに、照明が点いたり消えたりする設定も可能です。
スマートカーテンは便利な機能によって、より快適な暮らしを実現できるデバイスと言えます。
スマートカーテンのメリット
スマートカーテンを最近知った方の中には「あれば便利なんだろうけどそこまで必要なものかな?」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか。
もちろん、どうしても必要というわけではありませんが、導入することでメリットが得られるのは確実です。
そこで、スマートカーテンを導入することで得られるメリットを紹介するので、購入を検討する際の判断材料として活用してみてください。
自動で動くので時間を節約できる
毎日の暮らしの中で、カーテンの開閉は意外と面倒に感じることがあります。
とくに、部屋や窓が多い家にお住まいの方だと、カーテンの開閉作業に時間が取られる場合もあります。加えて3階建ての住宅など階段の登り降りが多い場合、必要な労力はさらに上がります。
そんな方にとって、スマートカーテンはうってつけの製品です。スマートフォンによる遠隔操作や、タイマーによるカーテンの自動開閉によって、毎日、朝と夕方にかかっていた時間や労力を軽減できます。
自分の好きなことに使える時間が増えるため、日常のストレス軽減にも繋がる便利なデバイスがスマートカーテンです。
スマートフォンで簡単に操作ができる
スマートカーテンのメリットとして、操作が非常に簡単な点も挙げられます。
普段使っているスマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールし、スマートカーテンのデバイスと連携することで、簡単に操作が可能です。使い慣れている端末をリモコン代わりに使用できるのも、非常に扱いやすいポイントと言えます。
また「スマートスピーカー」と連携することで、音声入力によるカーテンの開閉が可能です。寝起きのベットから一言指示するだけでカーテンを開けてくれる夢のような生活が送れます。
この点もスマートカーテンを活用している方にとって、大きなメリットと言えます。
スマートカーテンのデメリット
どんなに便利な製品であっても、メリットがあればデメリットもあります。メリットだけでなくデメリットも把握しておかないと、購入後に後悔する可能性もあるため注意が必要です。
そこで、考えられるスマートカーテンのデメリットを紹介するので、頭に入れておきます。
初期費用がかかる
スマートカーテンのデメリットとして最初に挙げられるのは「初期費用の高さ」です。スマートカーテンのユニットは1万円を超える製品も多く、決して安いとは言えません。
また、1つのカーテンに1ユニットが必要になるため、両開きのカーテンの場合、1つのレールに2ユニット必要です。家中のカーテンをスマート化するのであれば、高額の設置費用がかかります。
どうしても生活に必要な設備でもないため「だったら無理に自動化しなくてもいい」と考える方もいるようです。
しかし、費用をかけることで生活の質は間違いなく向上します。幸い、取り付け工事費用などはかからない製品が多いので、ユニットさえ購入すれば、スマートカーテンは導入可能です。
費用が心配という方は、まずはお試しで1番開閉する頻度が高い箇所だけでも、導入してみると良いかもしれません。
取り外しが難しいものもある
スマートカーテンのユニットは、設置するのに大掛かりな工事は必要ありません。
そのため一般的には、購入者がカーテンレールに取り付けます。ユニットの取り付けは基本的にどの製品も簡単です。しかし、中にはレールに取り付けるためのフックが硬くて外れない製品もあるようです。
また、取り付け時だけでなく取り外しの際も同様にフックを外さなくてはなりません。
スマートカーテンのユニットは充電式や電池式など、さまざまなタイプの製品が販売されていますが、どちらのタイプも充電が切れたら取り外す必要があります。
素手では難しいほど固いという意見もあるため、ドライバーや10円を使って取り外すのが無難です。
スマートカーテンを選ぶ3つのポイント
一口にスマートカーテンといっても、さまざまな製品が発売されているため「どれを買うべきかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
たしかにスマートカーテンは見た目から性能の違いを把握しづらいため、製品の比較が難しいかもしれません。スペックを確認しても使ってみなければわからない点が多いため、判断しづらいと言えます。
そこで、購入を検討している方のために、スマートカーテンを選ぶ際に基準にすべき3つのポイントを紹介します。
カーテンの数や取り付けるレールのタイプなど、自宅の設置環境と合わせて検討してみてください。
価格から選ぶ
スマートカーテンを選ぶうえで価格は重要なポイントです。
とくに、取り付け箇所や両開きのカーテンが多い住宅にお住まいの方の場合、ユニット1個の値段が高いと設置費用が予想以上に高くなってしまいます。
スマートカーテンの価格相場は約7,000〜50,000円程度と、製品によって大きな価格差があるため、価格をしっかり確認すべきです。
また、スマートカーテンには「カーテンロボットタイプ」と「巻き取りモータータイプ」の2種類が存在します。2種類の製品の違いについては後述しますので、そちらも合わせて確認してみてください。
なお価格という面では、カーテンロボットタイプの方がリーズナブルな傾向があります。ロボットタイプの価格相場が約7,000〜15,000円程度なのに対し、巻き取りモータータイプの場合、約15,000〜45,000円程度が相場です。
もちろん機能面での違いはありますが、価格のみで判断するならロボットタイプの方がおすすめとなります。
機械のタイプで選ぶ
前述したとおり、一般的にスマートカーテンの仕組みは次の2タイプに別れています。
- カーテンレールに取り付けるタイプ(カーテンロボットタイプ)
- カーテンそのものを巻き取るタイプ(巻き取りモータータイプ)
タイプごとに設置方法やカーテンを開閉する仕組みが違うため、既存のカーテンレールによっては取り付けできない可能性もあります。
購入前にそれぞれのタイプの特徴をしっかり把握しておきます。
カーテンレールに取り付けるタイプ
カーテンレールに直接取り付けるタイプのスマートカーテンが「カーテンロボットタイプ」です。
既存のカーテンに後付けできるのが特徴で、内部にモーターが組み込まれた小型ロボットのような見た目をしています。カーテン開閉の仕組みは非常に単純で、レールに取り付けられたロボットが水平に移動することでカーテンを押したり、引っ張ったりします。
つまり、レール上にあるロボットの動作によって物理的にカーテンを開閉します。
カーテンロボットタイプのメリットとしては、取り付けが非常に簡単な点が挙げられます。カーテンレールにユニットのフックをはめるだけで設置できるため、1分以内の取り付けが可能です。
また、対応しているカーテンレールが多いことによる、高い汎用性も魅力と言えます。
一方、デメリットとしては、ロボットの動作音がうるさい点が挙げられます。小型の機器で大きなカーテンを動かすためモーターに負荷がかかりやすく、動作音がうるさいと感じてしまう方も多いようです。
カーテンそのものを巻き取るタイプ
カーテンロボットタイプに対して、カーテンそのものを巻き取る製品が「巻き取りモータータイプ」です。
巻き取りモータータイプはカーテンレールの端、またはレール内部にモーターが設置されているのが特徴で、モーターが直接カーテンランナーを動かす仕組みとなります。
したがって、カーテンレールの端にモーターを設置する製品の場合、既存のカーテンレールにアダプターの設置をしなければなりません。
また、レール内部にモーターが入っている製品の場合、レールごと交換する必要があります。そのため、カーテンロボットタイプに比べて取り付けの手間がかかるという点は把握しておくべきです。
取り付けが難しいというデメリットこそありますが、巻き取りモータータイプには動作が滑らかで静音性が高いというメリットも存在します。
販売されている製品が少ないため選択肢はあまり多くありませんが、作動音が気になるという方にはおすすめです。
日本製か海外製で選ぶ
家電製品を購入するとき、製造元を気にする方も多いのではないでしょうか。安全性を重視して「少々、値段が高くても信頼できる日本製にしたい」という意見も多く存在します。
しかし、スマートカーテンの中でも人気の高い製品は中国製の「SwitchBotシリーズ」です。あまりいいイメージがない中国製ですが、SwitchBotシリーズは高い機能性と取り付けの簡単さ、リーズナブルな値段から高い評価を獲得しています。
初期費用も比較的抑えられるので「どうしても国内メーカーがいい」というこだわりがない方は、使用してみるのもおすすめです。
SwitchBotについての詳しい解説は次項で詳しく解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
【人気】取り付けが簡単なSwitchBotのスマートカーテンがおすすめ!
さまざまな製品が販売されているスマートカーテンの中でも「SwitchBotシリーズ」はとくにおすすめの製品と言えます。
SwitchBotシリーズのスマートカーテンを提供しているのは、中国のスマートホームデバイスメーカー「Wonderlabs社」です。
カーテン以外にも、さまざまなスマートホームデバイスを販売しており、優れた品質とリーズナブルな価格から多くのユーザーに親しまれています。中でもSwitchBotのスマートカーテンは、日本国内で流通しているスマートカーテンの種類が少ないこともあり、非常に人気のデバイスです。
そんなSwitchBotのスマートカーテンの特徴について詳しく確認していきます。
SwitchBotの特徴
SwitchBotのスマートカーテンのおもな機能やスペックは次のとおりです。
価格 | 8,989円 |
タイプ | カーテンロボットタイプ |
通信方式 | Bluetooth |
電源 | 電池式(USB充電、別売ソーラー充電) |
バッテリー稼働時間 | 最大8ヶ月 |
センサー | 照度センサー |
スマートスピーカー連動 | 可能(SwitchBotハブ) |
取り付け可能カーテンレール | U型、I型、ポール |
両開き対応 | 2ユニット必要 |
リモコン | 別売 |
表から分かるように、SwitchBotのスマートカーテンは他製品と比べて安価でありながら、幅広いカーテンレールに対応できる汎用性を持ち合わせています。
取り付けも非常に簡単なため、スマートカーテンをはじめて使う方でも安心して設置可能です。さらに、別売のソーラーパネルを取り付ければ、太陽光から充電できる点も本製品ならではの魅力と言えます。
また、SwitchBotシリーズはカーテン以外にも、次のようなスマートホームデバイスを展開しています。
- ハブ
- スイッチ
- センサー
- リモコン
- コンセント
- 照明
- 加湿器
さまざまなデバイスを連携することで家の中全体のスマートホーム化も可能です。スマートスピーカーと連動することで音声操作にも対応できます。
SwitchBotシリーズのスマートカーテンは、手軽な値段でありながら欲しい機能を搭載したコストパフォーマンスに優れた製品と言えます。
SwitchBotの口コミ・評判
SwitchBotのスマートカーテンを実際に利用している方の口コミや評判は次のとおりです。
AlexaとSwitchBotでスマートホーム化しているため、購入しました。
引用:Amazon
わずか数十秒で設置でき、アプリを追加するだけなので簡単でした。
ただ、アラームセットしなくても作動音で目が覚めるくらい音が大きい。
多少、音が大きくてもカーテンの開け閉めしなくて済むようになったのは便利です。
個人的には買ってよかったと思える製品。
設置自体は簡単。ただ、外すのが大変。
引用:Amazon
10円玉で取り外す方法を紹介されたが、傷がつきそうで怖い。
アプリ上でカーテンの動作を細かく調整できるのは満足。
たまに片側が開かなかったり、逆方向に開いたりと不具合があるので、動作の安定性は微妙。
とはいえ、カーテンを動かすという点では既存のものの中では1番マシ。
ただ、ベストな製品とは思えないため、改善に期待。
やはり、設置のしやすさを評価しているユーザーが多い中、取り外しが大変という意見が多く見られました。
スマートカーテンとしての機能自体はおおむね良い評価が多いですが、作動音が気になるや光センサーがうまく作動しないなどの不具合もあるようです。
また、カーテンレールによっては、途中で止まってしまったり、うまく動作しなかったりというような苦情も見受けられました。
とはいえ製品自体の品質は高いため、使用環境が適している場合は高いパフォーマンスを期待できると言えます。
【安心】日本製スマートカーテンのおすすめ3選
ユーザーの中には、「家電は安心できる日本製品が欲しい」という意見も多いようです。
そんなニーズもある中、数は多くないものの日本製のスマートカーテンも数点発売されています。
中でも、人気の高い製品を3つピックアップしたので、選択肢の1つとして検討してみてください。
mornin’ plus「スマホ連動型カーテン自動開閉機 新機種 MN-C02」
日本のベンチャー企業「robit」が販売しているスマートカーテンが「mornin’ plus(モーニンプラス)」です。
mornin’ plusは、既存のカーテンレールへ簡単に取り付けできるカーテンロボットタイプの製品となります。スマートリモコンである「Nature Remo3」と連携することで、タイマーやセンサー機能に加えて音声操作も可能です。
スマートカーテンとして必要な機能を抑えながら、7,000円代という低価格を実現しているのはユーザーにとって非常に嬉しいポイントと言えます。
とくに、低価格の日本製スマートカーテンをお探しの方には最適な製品です。
価格 | 7,180円 |
タイプ | カーテンロボットタイプ |
通信方式 | Bluetooth |
電源 | 電池式(単三電池3本) |
バッテリー稼働時間 | 最大6ヶ月 |
センサー | 有(Nature Remo3) |
スマートスピーカー連動 | 可能(Nature Remo3) |
取り付け可能カーテンレール | U型 |
両開き対応 | 2ユニット必要 |
リモコン | 無 |
+Style「Amazon Alexa Google Home 対応カーテン」
国産スマートホームメーカーとして有名な「+Style(プラススタイル)」から販売されているスマートカーテンが本製品です。
+Styleのスマートカーテンは、取り付けが簡単なカーテンロボットタイプを採用しています。
また、同メーカーから販売されているスマートホームデバイスとの連携が非常に便利で、照明やセンサーと連動した動作も可能です。+Styleシリーズのスマートスピーカーと合わせて活用することで、音声認識で家中の家電を操作できる、利便性の高い生活空間を作れます。
+Styleのスマートカーテンとともに、連携しやすい同メーカーの製品を活用して、ご自宅をスマートホーム化してみませんか。
価格 | 14,801円 |
タイプ | カーテンロボットタイプ |
通信方式 | Bluetooth |
電源 | 電池式(単三電池3本) |
バッテリー稼働時間 | 最大8ヶ月(1日1開閉の場合) |
センサー | 有(+Styleシリーズ) |
スマートスピーカー連動 | 可能 |
取り付け可能カーテンレール | U型、I型、ポール |
両開き対応 | 2ユニット必要 |
リモコン | 別売 |
LinkJapan「eCurtain」
国内のスマートホームデバイスメーカー「株式会社リンクジャパン」が提供しているスマートカーテンが「eCurtain」です。
本製品は巻き取りモータータイプのスマートカーテンでありながら、カーテンレールの交換や面倒な工事は不要という独自性を持っています。
バトンサイズのモーターをカーテンレールの端に取り付けるだけで、電動式カーテンと変わらないスムーズな動作と静音性の高さを実現しています。
価格が高価なのがネックですが、品質や機能性は非常に高い製品なので、購入後の後悔が少ないスマートカーテンといえます。
価格 | 43,980円 |
タイプ | 巻き取りモータータイプ |
通信方式 | Wi-Fi (2.4GHz) |
電源 | 電源式 |
センサー | 有(GPSセンサー) |
スマートスピーカー連動 | 可能 |
取り付け可能カーテンレール | U型 |
両開き対応 | 可能 |
リモコン | 無 |
【お手頃】海外製スマートカーテンのおすすめ3選
スマートカーテンは海外製の製品も多く販売されています。
中でも、手頃な値段で機能性が高い製品を3つピックアップしたので、参考にしてみてください。
IKEA「FYRTUR」
家具メーカーとして知名度の高い「IKEA」から販売されているスマートブラインドの1つが「FYRTUR(フィルトゥール)」です。
FYRTURは遮光カーテンタイプのブラインドで、スタイリッシュな見た目が特徴と言えます。付属のリモコンでの操作はもちろん、IKEA Home smartアプリを活用することでスマートホームデバイスの1つとして活用することも可能です。
カーテンレール自体を交換する巻き取りモータータイプの製品なので、取り付けが面倒というデメリットはありますが、見た目にこだわる方は採用してみてもよいかもしれません。
価格 | 17,990円〜 |
タイプ | 巻き取りモータータイプ |
通信方式 | Zigbee |
電源 | 電池式(USB充電) |
バッテリー稼働時間 | 非公表 |
センサー | 有(Homekit) |
スマートスピーカー連動 | 可能(トロードフリGW) |
サイズ | ・100×195cm ・120×195cm ・140×195cm ・60×195cm ・80×195cm |
リモコン | 有 |
IKEA「KADRIJI」
「IKEA」から販売されているもう1種類のスマートブラインドが「KADRIJ (カドリリ)」です。
製品としてのスペックはFYRTURとほぼ同じですが、ブラインド部分の性能が異なりますFYRTURは遮光カーテンタイプの製品に対し、KADRIJIは透光タイプのブラインドです。
カーテンの種類だけでなく5サイズの中から最適なサイズを選択できるので、設置箇所や用途に合わせて活用してみてください。
価格 | 14,990円〜 |
タイプ | 巻き取りモータータイプ |
通信方式 | Zigbee |
電源 | 電池式(USB充電) |
バッテリー稼働時間 | 非公表 |
センサー | 有(Homekit) |
スマートスピーカー連動 | 可能(トロードフリGW) |
サイズ | ・100×195cm ・120×195cm ・140×195cm ・60×195cm ・80×195cm |
リモコン | 有 |
Olide「スマート電動カーテンレール」
「Olide スマート電動カーテンレール」は、中国の企業「Olide Automatic Door社」が提供している巻き取りモータータイプの製品です。
おもに、電動ドア等のオフィス向け電動機器を提供している会社なので、製品の品質はしっかりしています。
しかし、壁や天井に穴を開けて取り付けるため賃貸で設置しづらかったり、設置に手間がかかったりというデメリットもあるようです。
設置環境を選びますが、他のデバイスとの連携や音声操作などスマートカーテンとして必要な機能は十分なので、採用してみるのもよいかもしれません。
価格 | 18,927円 |
タイプ | 巻き取りモータータイプ |
通信方式 | Wi-Fi (2.4GHz ) |
電源 | 電源式 |
センサー | 有(SmartLife) |
スマートスピーカー連動 | 可能 |
取り付け可能カーテンレール | U型 |
両開き対応 | 可能 |
リモコン | 有 |
スマートカーテンを利用する際の注意点
日常生活の質を向上できるスマートカーテンですが、使用上の注意点も存在します。
誤解している方も多いポイントなので、購入前にしっかり把握しておきます。
機械の動作音が気になる
スマートカーテンは、動作音がうるさい製品も存在します。とくに、現在のスマートカーテンにおける主流であるカーテンロボットタイプは動作音が大きいデメリットもあるようです。
比較的安価で取り付けも簡単なので便利なデバイスですが、どうしても音が気になるという方は静音性の高い巻き取りモータータイプの製品を選択しましょう。
ただし、巻き取りモータータイプは価格が高いため手が出づらいのは確かです。
価格がネックになる場合、寝室や音が気になる空間のみ巻き取りモータータイプを導入する等の工夫をするとよいかもしれません。
カーテン分の個数を購入する必要がある
基本的に、スマートカーテンのデバイスはカーテンレールに対して1つではなく、カーテン1枚に対して1つ必要です。
したがって、両開きのカーテンの場合、デバイスは2つ必要になるため注意しましょう。
ただし、カーテンの枚数に対してデバイスが必要なのは、カーテンロボットタイプの製品となります。巻き取りモータータイプの場合、レール1箇所に対して1つの製品で使用可能です。
スマートカーテンの設置箇所や用途に応じて、最適な製品を選択しましょう。
まとめ
自由時間の確保や日常生活の手間を省ける「スマートカーテン」。
スマートカーテン単体の使用でも十分便利な製品ですが、その他のスマートホームデバイスと組み合わせることでさらなる利便性を発揮できます。
また音声操作による快適なカーテン開閉やタイマーによる太陽光の目覚ましなど、魅力的な機能も満載です。
憧れのスマートホームへの第一歩として、スマートカーテンから活用してみるのもよいかもしれません。
※本記事で記載している情報は2022年3月時点の情報です。
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